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2011年9月22日 (木)

『引擎 ENGINE』 矢作俊彦 > 「このミス」完全読破 No.476

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.476

 『引擎 ENGINE』 矢作俊彦

   「このミス」2012年版 : 16位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 14位

   読始:2011.8.29 ~ 読終:2011.8.31

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年5月>

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矢作 俊彦

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 矢作俊彦は、ここ数年はNo.382「犬なら普通のこと」(2010年版5位)を始めとした司城志朗との共著作品を数多く発表しています。

 なので、単独名義による作品は、2008年の「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」以来3年ぶりとなるのです。

 ちなみに本作は、月刊自動車雑誌「ENGINE」で連載されていたのですが、それもあってか、車に関する描写やカーアクションなどにかなり力が入っていましたね。

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 主人公は刑事で、高級車窃盗団に関するタレこみ情報を元に、次のターゲットと思われる車を仲間と共に張り込んでいたところ、謎の金髪美女が突如出現。

 この女は、現場のすぐそばにある高級宝石店のショーウィンドを破壊し、ダイヤのピアスを奪って逃走。

 この騒動に気を取られている隙に、見張っていた車がいつの間にか姿を消していたばかりか、張り込んでいた車内で同僚が殺されていて.....。

 そこからは主人公がこの事件の真相と謎の女の正体を探っていくのですが、まるで一匹狼のごとく、そして破滅へと自ら向かっていくかのように、狂気を携えながらの捜査となるので、警察小説(刑事小説)というよりもハードボイルドタイプの作品です。

 とにかく圧巻なのがその文章でして、“読者が読みやすい(わかりやすい)ように”というサービス精神など端から放棄して、逆に読者を突き放しているように感じてしまうほどで、“読みたい奴だけ読め”と言わんばかりの筆力で作品世界を描いているのですね。

 なので、読む人をかなり選んでしまうと思うのですが、ただそんな作風を受け入れられる人には、他の作家の作品にはない魅力を存分に味わうことができるのは間違いないので、媚のない超絶硬派なハードボイルド作品を読みたい時には本作がお薦めです。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★★★  主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★    人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★  感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★    気軽に読める度 : ★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “矢作俊彦” 関連記事 】

  > No.802 「フィルムノワール/黒色影片」

  > No.800 「THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ」
  > No.476 「引擎 engine」
  > No.470 「ARAKURE あらくれ」
  > No.399 「百発百中 狼は走れ豚は食え、人は昼から夢を見ろ」
  > No.382 「犬なら普通のこと」


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