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2011年8月20日 (土)

『ばらばら死体の夜』 桜庭一樹 > 「このミス」完全読破 No.473

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.473

 『ばらばら死体の夜』 桜庭一樹

   「このミス」2012年版 : 40位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2011.8.16 ~ 読終:2011.8.18

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年5月>

ばらばら死体の夜 (集英社文庫 さ 54-1)ばらばら死体の夜 (集英社文庫 さ 54-1)
桜庭 一樹

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 2011年5月には、本作(「ばらばら死体の夜」)に、No.472「オーダーメイド殺人クラブ」(辻村深月)No.474「鬼畜の家」(深木章子)と、偶然にも女性作家による物騒なタイトルの作品が立て続けに発売されました。

 そのうち本作と「オーダーメイド殺人クラブ」は、ミステリ的なタイトルであるにも関わらず、ミステリ度は高くないという共通点もあります。

 そんなわけで本作は、ミステリというよりもサスペンスに分類されるであろう作品です。

 ってまあ、これまでの桜庭作品自体、「このミス」で複数作ランクインしてはいても、はっきりとミステリに分類されそうな作品はないのですけどね。

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 本作の主人公は、古書店の2階に下宿している謎の美女と、かつてこの部屋に住んでいた既婚男。

 情事を重ねる中で、女が男に300万円を要求したことから、物語は不穏な方向へと進んでいくのです。

 しかしそこからは、既婚男の普段の生活だったり、第三者の目線による話になったりで、メイン2人が絡むのであろうバラバラ殺人事件に向かって直進していくわけではないのですね。

 そのため、官能殺人サスペンスというよりも文学的な人間ドラマといった感じで、タイトルとは裏腹に多重債務をめぐる人間模様の方が中心となっていくのです。

 つまりは、作品の背骨の部分が見えにくい作品なので、サスペンス的なストーリー部分を期待してしまうとガッカリしてしまうのではないでしょうか。

 ただ、この掴みどころのない展開や、人間の闇の部分を淡々と描いていく雰囲気などにハマることが出来れば、いつの間にか作品世界に溶け込まれていくこと間違いなしです。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★    人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★    感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “桜庭一樹”関連記事 】

  > No.473 「ばらばら死体の夜」
  > No.412 「伏 贋作・里見八犬伝」
  > No.265 「製鉄天使」
  > No.150 「ファミリーポートレイト」
  > No.073 「赤朽葉家の伝説」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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