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2011年8月17日 (水)

『オーダーメイド殺人クラブ』 辻村深月 > 「このミス」完全読破 No.472

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.472

 『オーダーメイド殺人クラブ』 辻村深月

   「このミス」2012年版 : 19位

   受賞(候補) : (「直木三十五賞」候補)
            (「山本周五郎賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 8位
              「週刊文春ミステリーベスト10」 15位

   読始:2011.8.10 ~ 読終:2011.8.11

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年5月>

オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)
辻村 深月

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 主人公は、中学2年生の女子。

 学校や家庭に関する悩みを抱えるものの、まあごく普通の中学生なのですが、実は“中二病”といわれるこの時期特有の思考を持ち、それを自覚しているのです。

 表向きの自分と生身の自分とのギャップや、段々と精神を切り裂いていく学校&家庭における状況、そして中二病を刺激するような場面との遭遇。

 これらを経たことにより主人公は、「私を、殺してくれない?」と同級生にお願いするのでした。

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 これまで多くの青春ミステリを発表してきた辻村深月ですが、本作は青春小説としてはド真ん中ド直球な作品となっています。

 しかもテーマが“中二病”ということで、青春期特有の痛々しさや閉塞感や残酷さが全開に振り絞られているのですよね。

 そんな世界観の中で物語は進んでいくのですが、タイトルの印象とは違ってミステリ要素はほどんどなく、だからといってサスペンスというわけでもないので、これまでの“青春ミステリ”から“ミステリ”を取り除いた、まさしく“青春小説”となっていました。

 ただそれでも、物語の中で“死”というテーマが浸食していくにつれ、ミステリ小説やサスペンス小説を読んで得られるのと同じような、いやそれ以上の刺激と興奮が、作中から放たれてくるのですね。

 なので、今回は青春ミステリではないけれど、ミステリ要素を外したことで逆に刺激をより増すことになり、それによって青春小説としてのレベルもより増したのではないかと思うので、間違いなく現時点での作者の代表作といえるのではないでしょうか(まあ辻村作品を読むのはまだ3作目なので、自信満々には言えませんが)。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★    人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “辻村深月” 関連記事 】

  > No.674 「島はぼくらと」

  > No.603 「水底フェスタ」
  > No.572 「鍵のない夢を見る」
  > No.472 「オーダーメイド殺人クラブ」
  > No.256 「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」
  > No.219 「太陽の坐る場所」


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