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2011年8月18日 (木)

『おさがしの本は』 門井慶喜 > 「このミス」完全読破 No.468

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.468

 『おさがしの本は』 門井慶喜

   「このミス」2010年版 : 23位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2011.8.1 ~ 読終:2011.8.2

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本 <2009年7月>

おさがしの本は (光文社文庫)おさがしの本は (光文社文庫)
門井 慶喜

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 主人公は、市立図書館の調査相談課で働く図書館司書(男)。

 調査相談課とはいわゆるレファレンス係なのですが、やはり仕事柄、主人公の元には本探しの依頼が持ち込まれます。

 本作は、そんな本探しにまつわる5つの短編から成る、連作短編集です。

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 こういった設定だと、人情的な話を絡めた日常の謎系ライトミステリなのではないかと思われそうですが、そこは“美術探偵シリーズ”の門井慶喜だけに、そんな単純なものには仕上がっていません。

 探す本のタイプは結構専門的ですし、それゆえに目的の本に辿り着くまでにも専門的な知識や情報が必要となってくるのです。

 なので、ライトミステリだと思って軽い気持ちで読み始めると、思っていたのとは違って拍子抜けしてしまうかもしれませんが、やはり「このミス」でランクイン一歩手前となるほどに票を集めただけあって、ミステリとしての読み応えは充分にあるでしょう。

 そして本作は、そんな本探しミステリ以外にも、“公共事業としての図書館の存在意義”の問題についても語られていて、この部分が連作としての大きな柱となっています。

 この部分にも“図書館ミステリ”ならではの魅力があるのですが、最近話題となっている“図書館の新刊貸出問題(詳しくはNo.444「雑司ヶ谷R.I.P.」樋口毅宏参照)についてはわずかに触れられている程度で、その中で主人公(=作者?)は完全否定派のようだったので、こちらの問題について深く掘り下げた作品もぜひとも書いてほしいですね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★    鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★
   熱アクション度  : ★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “門井慶喜” 関連記事 】

  > No.482 「小説あります」
  > No.468 「おさがしの本は」
  > No.286 「天才までの距離」
  > No.203 「パラドックス実践 雄弁学園の教師たち」


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