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2011年7月 3日 (日)

『ジェノサイド』 高野和明 > 「このミス」完全読破 No.459

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.459

 『ジェノサイド』 高野和明

   「このミス」2012年版 : 1位

   受賞(候補) : 「日本推理作家協会賞」受賞
            「山田風太郎賞」受賞
            (「直木三十五賞」候補)
            (「吉川英治文学新人賞」候補)

   総合ランキング : 「東西ミステリーベスト100(2012年版)」 94位
               「SUGOI JAPAN Award 2015」 ノミネート

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 1位
               「本屋大賞」 2位
               「ミステリが読みたい!」 4位
               「ベストSF2011」 6位
               「AXNミステリー 闘うベストテン」 別格

   読始:2011.6.18 ~ 読終:2011.6.23

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2011年3月>

ジェノサイド 上 (角川文庫)ジェノサイド 上 (角川文庫)
高野 和明 .

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 「このミス」には江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作「13階段」でランクインしている高野和明の新作は、3月の発売直後から早くも“2011年のNo.1小説”との評価も多くされている、エンタメ超大作です。

 本作は、主に三つのストーリーから成っています。

 難病を抱え余命わずかな息子を持つアメリカ人の民間軍事兵が、高額な治療費を稼ぐために謎と危険の多い任務に参加する話。

 アメリカ大統領とその側近が、国家への脅威および全人類絶滅を招く恐れのある新種の生物がアフリカで確認されたとの機密情報を仕入れ、その対策を練り実行する話。

 そして、創薬化学を専攻している日本の大学院生が、急逝した父親(ウイルス学者)が極秘に遺していた謎の研究を引き継ぐ話。

 これらの話が並行して進んでいくのですが、第二部に入るとこの3つの話が次第に絡み合い出してきて、壮大な物語へと突入していくのですね。

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 “新種の生物”が登場することからも、全体的にSFの雰囲気が漂っているのですが、アフリカの地では激しすぎるほどのアクションシーンが迫力満点ですし、日本を舞台にしては逃亡劇的なサスペンスシーンが繰り広げられます。

 そして作品全体にいくつもの謎が散りばめられていることで、ストーリー的にも先が気になるし、真相に驚嘆したりもするので、様々なエンタメ要素でもって物語が盛り上げられているのですね。

 しかもそういった楽しく面白い要素だけでなく、これまで世界各地で実際に起きてきた、そして作中で今まさに起きている民族的な大虐殺(ジェノサイド)が話に絡んでくることで、社会的な問題提起がなされ、物語をより深く壮絶に仕立て上げているのです。

 まあとにかくスケールの大きい作品でして、ストーリーが進むごとにその作品的規模が広がっていくものの、最後には見事にまとめ上げて大満足なエンディングを迎えたのには驚きました。

 全編に渡って化学の専門用語が使われた会話や思考が出てくるので、決して読みやすいということはありませんし、細かい部分まで粗捜しすればツッコミ所もあると思います。

 しかし、とにかく単純に楽しめ圧倒させられるエンタメ作品ですし、約600ページの厚さにも関わらず終盤では“もっと読みたい”と思わされてしまったほどなので、ガッツリとした読み応えがありつつ素直に興奮し楽しめる作品を求めるならば、この作品が最適でしょうね。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★       鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★         おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★★★★   主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★        気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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