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2011年2月16日 (水)

『十字路に立つ女』 逢坂剛 > 「このミス」完全読破 No.414

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.414

 『十字路に立つ女』 逢坂剛

   「このミス」1989年 : 11位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2011.1.8 ~ 読終:2011.1.9

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <1992年5月>

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逢坂 剛 長谷部 史親

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 「クリヴィツキー症候群」に続き、「ハポン追跡」「あでやかな落日」「カプグラの悪夢」「牙をむく都会」「墓石の伝説」へと続いていく、“岡坂神策シリーズ”の2作目です。

 1作目の「クリヴィツキー症候群」は短編集ということもあって、いきなり本作から読み始めてもそれほど問題はないでしょう。

 ただ、この1作目に関する話題が本作の最初の方に出てきたりもするので、1作目から読んだ方がより楽しむことができるのではないでしょうかね。

 ちなみに、本作の登場人物の一人が後に発表された「斜影はるかな国」にも登場するので、本作は「斜影はるかな国」の前に読んでおきたい作品でもあります。

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 というわけで、シリーズ名にもなっている岡坂神策が主人公となる作品です。

 この主人公には、私立探偵的な仕事をしてたり、スペインに関する知識が豊富だったり、ギターを習っていたり、古本屋に入り浸っていたりと、いくつもの設定が加えられています。

 そしてそれぞれの設定ごとに出会いがあり、事件や新たな展開が起き、それらが並行して語られていくのですが、主人公の捻くれながらも純粋なハードボイルド的キャラクターもあって、どの話も面白く、そのやり取りを読んでいるだけで楽しめます。

 この主人公を中心にしていくつもに別れた話は、どれが中心になっていくのかなかなか掴めないものの、話が進むにつれて徐々に絡み合いだして、終盤では見事に一つの魅力的な物語と化してしまうのには、ホントにお見事としか言いようがない素晴らしさでしたね。

 今の時代に読むと少し“古き良きハードボイルド”な感じがしてしまいますが、それでも主人公を中心とした人間模様に、御茶ノ水や神保町など舞台となる街の雰囲気、そして各ストーリーが複雑に絡み合うミステリ的演出など、今の時代に手にしてもかなりの読み応えを感じられる作品であると思います。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★    感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “逢坂剛” 関連記事 】

  > No.540 「平蔵の首」

  > No.414 「十字路に立つ女」
  > No.314 「兇弾」
  > No.279 「さまよえる脳髄」
  > No.033 「禿鷹の夜」
  > No.005 「燃える地の果てに」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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