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2011年2月 9日 (水)

『竜の柩』 高橋克彦 > 「このミス」完全読破 No.411

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.411

 『竜の柩』 高橋克彦

   「このミス」1989年 : 11位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.12.20 ~ 読終:2010.12.28

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本(上・下) <1989年4月>

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 「新・竜の柩」「霊の柩」へと続く、“竜の柩シリーズ”の1作目です。

 本作は文庫版で全6巻という大作なのですが、実はこの文庫版は、シリーズ3作品をまとめたものなのですね。

 つまり、ハードカバー版「竜の柩」に相当するのは、文庫版「竜の柩」の1・2巻部分のみで、3・4巻部分はハードカバー版「新・竜の柩」、5・6巻部分はハードカバー版「霊の柩」に相当するわけなのです。

 なので、ハードカバー版「竜の柩」部分を読みたい場合は1・2巻のみを読めばいいのですが、シリーズ全体を1つの作品としてまとめることが出来てしまうことからもわかるように、ストーリー的にも繋がっていますし、そのとんでもない展開からして3巻へと自然に手が伸びてしまうのではないでしょうかね。

 それで一応この記事では「このミス」基準なので、シリーズの中で唯一ランクインしているハードカバー版「竜の柩」(文庫版では1・2巻部分のみ)の内容について書いていきます。

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 タイトルにもある“竜”の謎について、テレビ撮影スタッフである登場人物たちが探っていく話です。

 実際に竜伝説が残されている地に出向いて調査を行うのですが、この行動の中で一番の原動力となっているのが、主人公であるテレビディレクターが持つ“仮説”の数々。

 これがたくさんの古文書や伝説・神話などから複合的に導き出されたもので、答えだけを聞けばバカバカしく思えてしまうほどにトンデモSF的な内容なのですが、主人公の口からたたみ掛けるように発せられる蘊蓄の嵐に身を委ねてしまうと、ホントにありえそうに思えてしまうのだから不思議です。

 しかもそんな主人公のトンデモ仮説に導かれてこの調査の旅を追っていくと、そのとんでもなさにどんどんと拍車がかかってきて、自分の想像力の範囲をぶち破ってしまうくらいに様々な面でスケールが膨れ上がっていき、もう読んでいて唖然となるしかないのですよね。

 そんなトンデモ仮説部分や、話が進むにつれて爆発的にデカくなっていくスケール感やストーリー展開、そして謎の敵対組織との激しい攻防戦が繰り広げられたりと、エンタメ作品としてとても楽しむことができるのですが、蘊蓄の嵐が巻き起こっている時には、小説を読んでいるというよりも強制的に勉強させられているような感じで、かなり辛くもありました.....。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度  : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★★   気軽に読める度 : ★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “高橋克彦” 関連記事 】

  > No.712 「ジャーニー・ボーイ」
  > No.650 「ツリー」
  > No.430 「パンドラ・ケース よみがえる殺人」
  > No.411 「竜の柩」


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