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2010年12月19日 (日)

『電氣人閒の虞』 詠坂雄二 > 「このミス」完全読破 No.403

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.403

 『電氣人閒の虞』 詠坂雄二

   「このミス」2010年版 : 20位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 13位

   読始:2010.11.29 ~ 読終:2010.11.30

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本 <2009年9月>

電氣人閒の虞 (光文社文庫)電氣人閒の虞 (光文社文庫)
詠坂 雄二

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 最近こそおさまってきた感があるものの、ここ数年に渡って都市伝説がブームとなっていました。

 そんな中(2009年)に発売されたのが、都市伝説ミステリーである本作です。

 作中で取り扱われる都市伝説というのが、あるローカル市のみに伝わる“電気人間”。

 この電気人間の秘密を調べ始めた人が次々と不可解な死を遂げていく中、また一人電気人間の謎に迫っていく人物が.....。

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 といった感じでホラーミステリ的に進んでいくのですが、蘊蓄的会話が繰り広げられたりするので、決して読みやすいタイプではありません。

 そしてクライマックスで明かされる衝撃の真相も、呆れかえったり納得できなかったり怒り出してしまう人も少なくないかも。

 そんな異色・異形作なので好き嫌いが激しく分かれそうな作品なのですが、ただこの捻くれ具合というか常識の斜め上を突き破る感じが、好きな人にはもうたまらないくらいの快感となるのですねェ。

 それに、真相が明らかにされてから読み直してみれば、見事なまでに伏線が張られていたことがわかるので、ミステリ作品としてもかなりの素晴らしさですし。

 そして遊び心に溢れているラスト2行も思わずニヤリとしてしまうものでして、自分的にはこの2行を味わえただけでも読んだかいがあったな~って思ってしまったほどです。

 遊び心はそこでも終わらず、巻末の広告にもちょっとした仕掛けが施されているので、その部分もどうぞ読み逃しないように。

 ちなみに、前作「遠海事件」とリンクする部分もあるので、前作をあらかじめ読んでいるとより楽しめるかも。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度  : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★★   気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “詠坂雄二” 関連記事 】

  > No.770 「ナウ・ローディング」
  > No.728 「亡霊ふたり」
  > No.595 「インサート・コイン(ズ)」
  > No.403 「電氣人閒の虞」
  > No.372 「ドゥルシネーアの休日」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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