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2010年12月 3日 (金)

『琅邪の鬼』 丸山天寿 > 「このミス」完全読破 No.395

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.395

 『琅邪の鬼』 丸山天寿

   「このミス」2011年版 : 投票数0

   受賞(候補) : 「メフィスト賞」受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.11.5 ~ 読終:2010.11.6

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : ノベルス <2010年6月>

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丸山 天寿

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 第44回メフィスト賞を受賞した作品です。

 舞台となるのは、始皇帝時代の中国。

 というわけで歴史物で、しかも中国の話なので、先入観から堅苦しかったり小難しく思って、手を伸ばしにくく感じでしまう人も多くいるのではないでしょうか(自分もそんな感じでした)。

 しかし、読み始めてみればわかることなのですが、ワクワクドキドキしながら楽しめるエンタメ作品なのですね。

 そして、読み応え充分な本格ミステリ作品でもあるのです。

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 そのミステリ部分では、帯に書かれているのを抜粋してみますと、“甦って走る死体” “一夜にして消失する屋敷” “柩の中で成長する美女” などなど、とても魅力的でインパクトある謎が次から次へと登場してきます。

 そんなミステリ的な謎が、この時代の中国における市井の民たちの熱く活き活きとした物語の中で起きていくのです。

 そしてクライマックスでは、それらのド派手な謎たちが怒涛のように解決するのですが、その部分なんかもかなりの迫力ですし、真相が明らかにされることでこれまでの物語の様相が大きく変わってしまうところもなかなかの面白さでした。

 ただ、そんな魅力的な謎の数々も、実際に起きた場面を作中で読んでいると、“甦って走る死体”などの言葉で見たインパクトに比べるとそれほど印象に残らないので、そういった魅せ方の部分ではやはりデビュー作かな、とも思ってしまいました。

 しかしその点をこれから作品を書いていく中で磨き上げていったならば、物語部分の味わいや個性的なキャラクターなどはすでに充分魅力的なので、かなりの傑作を生み出してしまうかもしれませんね。

 なので今後の作品も大注目なのですが、ちょうどこの記事を書いている2010年12月に本作の続編となるNo.416「琅邪の虎」が発売されるので、これはホントに今から読むのが楽しみです。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


 【 “丸山天寿”関連記事 】

 > No.416 「琅邪の虎」
 > No.395 「琅邪の鬼」


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