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2010年11月26日 (金)

『撃てない警官』 安東能明 > 「このミス」完全読破 No.392

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.392

 『撃てない警官』 安東能明

   「このミス」2011年版 : 投票数0

   受賞(候補) : 「日本推理作家協会賞(短編部門)」
                受賞作 『随監』 収録

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.11.1 ~ 読終:2010.11.1

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年10月>

撃てない警官 (新潮文庫)撃てない警官 (新潮文庫)
安東 能明

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 “第63回日本推理作家協会賞 短編部門”受賞作の「随監」を収録した、連作集です。

 まあタイトルからわかるように警察小説なのですが、いわゆる刑事が主人公ではありません。

 刑事以外の警察官をメインとした警察小説は、今ではすっかり馴染みのものとなっているわけですが、それでは本作の主人公はどういった役職に就いているのかといいますと、主に事務的な仕事をこなす管理部(のエリート)なのですね。

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 管理部なので殺人事件などの捜査に加わることはないのですが、警察内部で起きた事件だったり、刑事が担当するまでもないような事件などについて、調査したり解決に導いたりするのです。

 そういった役職だからこその、他の警察小説とはまた違った、警察内部の人間ドラマや捜査ミステリが繰り広げられるところが、本作の読み所なのではないでしょうか。

 それと、1話目において主人公の身に良くない出来事が起きるのですが、それが原因でその後の主人公の行動に正義感溢れる部分とそれとは正反対ともいえる部分が両立してくるので、主人公のそんな矛盾した精神状態によって物語により味わい深さが出ていましたね。

 ただ個人的には、ほとんどの作品で早い段階から真相がわかってしまったので、ミステリ的な部分では少し物足りなくも感じました。“日本推理作家協会賞短編部門受賞作収録作品”ということでちょっと期待値を上げすぎてしまったのかも。

 それでもその受賞作は、登場する人物が一体どちら側の人間なのか最後までわからない構成が上手くて、他の話とはレベルが違く、さすが受賞作だなと納得してしまいましたね。

 あと、主人公の物語としては本作で完結まで至っていない感じなので、続編の発売が期待できそうです。


  > 個人的評価 : ★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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