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2010年10月 6日 (水)

『熱愛』 香納諒一 > 「このミス」完全読破 No.371

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.371

 『熱愛』 香納諒一

   「このミス」2011年版 : 51位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.9.25 ~ 読終:2010.9.28

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年9月>

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香納 諒一

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 まるで恋愛小説のようなタイトルです。

 がしかし、車内で銃が暴発して同乗者の頭を撃ち抜き、その死体と血まみれの車の処理に困って掃除屋を呼ぶ、というタランティーノ映画で観たことのあるようなドギツイ場面から始まるので、恋愛小説とは正反対といってもいいくらいの内容なのですけどね。

 まあ作者名を見れば、そして香納作品を読んだことがあるならば、こんなタイトルであっても中身はハードボイルドな世界であることが容易に想像できると思いますが。

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 主人公は元刑事で、ヤクザからの依頼を受け探偵と化して人探しを行うことになります。

 その探す相手というのが“ミスター”と呼ばれる伝説の殺し屋でして、この人物を探る過程で、過去の因縁や現在進行形の抗争・愛憎劇に巻き込まれながら、クライマックスへと突き進んでいきます。

 というわけでこんなタイトルではあるもののかなり男くさいハードボイルド作品なのですが、香納作品らしい渋かっこいい魅力がありますし、ストーリー的にも様々な要素が段々と集約していって最後には二転三転するなど、なかなか凝った作りでもあるので、こういった作品世界が好きな人なら読み応え充分なのではないでしょうか。

 そしてそれ以上に、心に闇を持つ主人公自身の物語や、行動を共にすることになる落ちこぼれヤクザ兄弟との次第に深まっていく心の交流などが、この作品の渋かっこ良さをさらに高めていますし、とても胸を打つ感動物語にもなっているのですよね。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★       鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★         人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “香納諒一” 関連記事 】

  > No.1027 「完全犯罪の死角 刑事花房京子」
  > No.0819 「刑事群像」
  > No.0750 「無縁旅人」
  > No.0639 「幸 SACHI」

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  > No.0371 「熱愛」
  > No.0309 「虚国(蒼ざめた眠り)」
  > No.0108 「ステップ」
  > No.0059 「贄の夜会」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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