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2010年9月13日 (月)

週刊少年ジャンプ新連載! 「әnígmә【エニグマ】」 榊健滋

週刊少年ジャンプ 2010年9月27日号 NO.41週刊少年ジャンプ 2010年9月27日号 NO.41
佐々木尚

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 2010年9月に投入された新連載の第1弾が、41号(9月13日発売)から始まった「әnígmә【エニグマ】」です。

 作者の榊健滋(さかき・けんじ)は、“赤マルジャンプ2003SPRING”に「SECOND SWIMMER」が掲載されてデビュー(当時のペンネームは後藤真)。

 その後は、“赤マルジャンプ2005SPRING”に「ビーチ・ボム」、“ジャンプ the REVOLUTION!2006”に「大正警察活劇 百獣夜行」が掲載されて、本作にて本誌デビュー&初連載となりました。


 それで内容の方ですが、学校を舞台とした能力系サスペンス漫画です。

 無意識に未来に起こることを日記に書いているという予知能力(夢日記)を持つ高校生・灰葉スミオが主人公。

 この日記に書かれた運命を変えるために日夜行動しているスミオでしたが、ある日謎のエニグマ・マークを目にし、その直後には予知通りに母親が消失。

 母親を探し出すことを誓うスミオ。しかしその日の夜、幼なじみの女子高生・来宮しげるを含む生徒6人と共に、なぜか出口が封鎖された校舎で目覚め、エニグマによって脱出ゲーム・e-testに参加させられることに.....。


 というわけで、ジャンプでは珍しいサスペンス物となっています。

 第1話の段階で明らかなサスペンス的展開だった作品としては、2007年12月スタートの「PSYREN-サイレン-」(岩代俊明)以来約3年ぶりで、その「サイレン」はすぐに異世界に行ってしまったため、現代の日本を中心としたサスペンスでいうと、2003年12月スタートの「DEATH NOTE」(大場つぐみ・小畑健)以来約7年ぶりとなるのではないでしょうか。

 その「DEATH NOTE」の原作&作画コンビによる「バクマン。」の作中に出てきそうなタイプの作品でもあるので、「バクマン。」の作中作に対して“実際に読んでみたいな~”と思っていた読者に向けてかなりのアピールとなりそうですね。

 そしてストーリー展開としましては、前半では主人公の能力が絡んだ日常場面から、エニグマとの初接触、そして母親の失踪まで流れるように進んでいって、後半では主人公を含む7人が突如校舎内で目覚め、エニグマに課せられたe-testが開始されたところで第1話終了。

 といった感じで、第1話内でも興味を引き立て続け、第2話への期待感をも高める終わり方だったので、新連載第1話としては読者の心を上手く掴めたのではないでしょうか。

 あとは、第2話以降にも興味を湧かせる展開を見せられるかどうかが重要となってくるわけですが、最近の新連載がことごとく短期打ち切りになっている(=既存の連載作品がいずれも固定ファンを掴み打ち切られにくくなっている)ので、数年後にも“あの場面は凄かったな~”と語られるようなインパクトある展開や衝撃を4~5話くらいまでに出しておきたいところですね。

 それに、設定や演出・展開・キャラクター等が「未来日記」「ペルソナ」などの同系先行作品と似ていたり、主人公の決め台詞である「メーデー(緊急事態)」やそれを説明する部分がB'zの『Mayday!』の歌詞そのままだったりと、パクリ的な指摘もされているようなので、第2話以降ではオリジナルの面白さをドカンと出して、“ジャンプのサスペンス漫画”として成功してくれると嬉しいものです。


  

  投票受付期間:2010.9.13~9.20


  

  投票受付期間:2010.9.18~10.2

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