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2010年7月25日 (日)

週刊少年ジャンプ読切! 「奇怪とんち噺 花咲一休」 小宮山健太 河田悠也

週刊少年ジャンプ NO.34週刊少年ジャンプ 2010年8月9日号 NO.34
佐々木尚

集英社 2010
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 * 連載版の「奇怪噺 花咲一休」に関しては週刊少年ジャンプ新連載! 「奇怪噺 花咲一休」 小宮山健太 河田悠冶(11.5.15)の方をご覧ください。

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 “第6回 金未来杯(ゴールドフューチャーカップ)”のエントリーNo.1として週刊少年ジャンプの2010年34号(7月26日発売)に掲載された読切作品が、「奇怪とんち噺 花咲一休(きかいとんちばなし・はなさかいっきゅう)です。

 原作の小宮山健太(こみやま・けんた)は、“JUMPトレジャー新人漫画賞”や“ストキン炎(ネーム部門)”で最終候補が続いた後、“赤マルジャンプ2010WINTER”に漫画:河田悠也とのコンビによる「奇怪とんち噺 花咲一休」が掲載されて原作者としてデビュー(週刊少年ジャンプ増刊! 「赤マルジャンプ2010WINTER」参照)。

 そして、その同名リニューアル版である本作にて本誌デビューとなりました。

 漫画(作画)の河田悠也(かわだ・ゆうや)は、「KUMA」で“ストキン炎(2009年上半期)”ガリョキンプリンス部門の準プリンスを受賞し(この時のペンネームは元海星)、“赤マルジャンプ2010WINTER”に原作:小宮山健太とのコンビによる「奇怪とんち噺 花咲一休」が掲載されてデビュー(週刊少年ジャンプ増刊! 「赤マルジャンプ2010WINTER」参照)。

 そして、その同名リニューアル版である本作にて本誌デビューとなりました。


 内容の方は、とんち小僧と妖怪の問答漫画です。

 意地の悪い「お題」を出し、その問いに愚答した人の魂を喰う“物の怪”・カルマ。

 逆に「とんち」の効いた答えを返せた人にはどんな願い事でも一つだけ叶えてくれるのですが、このカルマの問いに対し連戦連勝で願いを叶え続けているのが、とんちの天才“頓才坊主”の花咲一休。

 カルマは一休に勝ち魂を喰うために、一休は「願いの力」で人助けをするために、常に行動を共にしてとんち問答に明け暮れる日々。

 そんな旅のある時、掛け軸の神・赤神様、そして病弱の少年・五郎と出会ったのをキッカケに、この2人を助けるためのとんち問答が繰り広げられることに.....。


 というわけで、主人公のキャラクターや作品設定など赤マル版と変わりはないので、リニューアル版というよりは新エピソードといった感じですね。

 とんち問答を中心にじっくりと読ませる作風ですが、そのとんち問答に持っていくまでの流れの作り方も自然でありつつ惹き付けられるので、本誌初掲載作家とは思えないくらいにとても良質な読切作品でした。

 そして時代ものではあるけれど古臭さを感じさせない絵も、上手さと見やすさを併せ持っているので、この原作と作画の相性は抜群なのではないでしょうか。

 まあ、とんちというのは一種の屁理屈なので、その屁理屈に対して白けたり屁理屈で返したりせず素直に楽しむことが出来るかどうかで、この作品に対する評価も変わってきそうですかね。

 あと、前半は一休とカルマの喧嘩友達のようなコミカルなやり取りで盛り上げ、後半はこの両者の真剣なとんち問答勝負が繰り広げられるという、仲間のようでありながら敵であるという奇妙な関係性が上手く話のメリハリに生かされていたように思います。

 ただ、これは多くの方が思ったことでしょうが、読切作品としてはいいものの、いざ連載となった場合にこのレベルを保ちネタが続くのか、といったところが問題点として挙げられるでしょう。

 でも、原作・作画の分業システムというのは利点だし、1話完結だけでなく中編や長編も出来そうだし、とんち問答に至るまでの物語を面白く膨らませればいいわけなので、最初の2,3クールくらいを乗り切ることができれば心配はないのではないでしょうかね。

 ってまあこれはあくまで“連載となったならば”の話ですが。


 ちなみに、扉絵に付けられている煽り文は、

行き行くは 救世の花咲く とんち道!!

☆奇天烈事件も当意即妙! 三千世界、とんちで救世!
         奇々怪々とんち読切C(センター)カラー47P!!

というものでした。


 
  投票受付期間:2010.7.26~8.16

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  投票受付期間:2010.8.30~9.20

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