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2010年6月22日 (火)

『更年期少女(みんな邪魔)』 真梨幸子 > 「このミス」完全読破 No.329

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.329

 『更年期少女』 真梨幸子

   * 文庫化の際に『みんな邪魔』に改題

   「このミス」2011年版 : 79位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.5.23 ~ 読終:2010.5.29

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年3月>

みんな邪魔 (幻冬舎文庫)みんな邪魔 (幻冬舎文庫)
真梨 幸子

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 真梨幸子作品は、本文を読む前、タイトルや表紙装丁を見るだけで楽しませてもらえることが多いのですが、本作のタイトルと表紙はいつも以上のインパクトがありますね(後日追記:タイトルも表紙もハードカバー版のことです→)。

 ちなみに、表紙の絵は可愛らしい感じなのですが、裏表紙側はタイトルを如実に表しているような絵で、受ける衝撃が何倍にも膨れ上がることでしょう。

 そして内容の方も、読んでいてかなりイヤ~な気分になる“イヤミス”の第一人者であることを改めて実感してしまうような、ホントに心底イヤ~な気持ちにさせられる毒々しいイヤミス作品でした。

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 熱狂的なブームと衝撃的な幕切れにより、連載終了から何十年も経つ現在でも多くのファンを抱える伝説的少女漫画「青い瞳のジャンヌ」。

 この漫画のファンサークルの幹部会が舞台となるのですが、少女時代にこの漫画に感銘を受けた現在中年女性である幹部の方々の話がそれぞれ順番に描かれていくので、連作集的な構成となっています。

 そのそれぞれの話というのが、夢(漫画)の世界とのギャップが激しすぎるほどに現実的な世界でして、重く圧し掛かってくるかのように鬱積した感情がうごめく話の数々、そしてそんな現実を抱える登場人物達によるドロドロネチネチとしたやり取りには、誰もがイヤ~な気持ちにさせられてしまうことでしょう。

 自分もいつもの3倍速くらいで読み進めずにはいられないくらいだったのですが、でもやはり中途半端ではなく徹底的にイヤ~な話をこれでもかとぶちまけてくれるので、いつしかこのとてつもなくイヤ~な世界が癖になってしまうのですよね。

 ミステリ成分は今回はそれほど多くない感じですが、作者の持ち味であるイヤさと狂気を存分に味わえる作品なので、怖いもの(というかイヤなもの)見たさで読んでみてはいかがでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “真梨幸子”関連記事 】

  > No.329 「更年期少女(みんな邪魔)」
  > No.201 「ふたり狂い」
  > No.158 「殺人鬼フジコの衝動」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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