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2010年4月20日 (火)

『兇弾(禿鷹V)』 逢坂剛 > 「このミス」完全読破 No.314

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.314

 『兇弾』 逢坂剛

   * 文庫化の際の『兇弾 禿鷹V(5)』に改題

   「このミス」2011年版 : 40位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.4.8 ~ 読終:2010.4.9

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年1月>

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逢坂 剛

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 No.33「禿鷹の夜」 「無防備都市」「銀弾の森」「禿鷹狩り」に続く、“禿鷹シリーズ”の第5弾です。

 ただ前作でシリーズは一応完結していたので、“シリーズ第5弾”というよりは“外伝”とか“新章突入”と言った方が合っているのかもしれませんね。

 それで“前作で一応完結”ということで、一度はこのシリーズの幕が降りているわけですが、それを踏まえた上で本作は成り立っているのです。

 つまり、本作の簡単なあらすじ(帯の説明なども含めて)を目にしただけで、これまでのシリーズ(特に4作目)のネタバレとなってしまいます。

 それに、この下で書く説明や感想でもそのことに触れないわけにはいかないので、「これまでのシリーズ作品を読むつもりがない方」「それまでのシリーズ作品の内容(結末)を知ってもかまわない方」「これまでのシリーズ作品をすでに読んだ&だいたいの内容(結末)を知っている方」以外の方は、これより下はシリーズ前4作を読んでから目にしてください。

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 ちなみに自分は、まだシリーズ1作目の「禿鷹の夜」しか読んでいないのですが、すでに前作の結末を知ってしまっていたので、途中をすっ飛ばして本作を読んでしまいました。

 それで前作では主人公であるハゲタカが死ぬという衝撃的なラストだったことから、このシリーズもついに完結と誰もが思う中、こうしてシリーズを復活させてしまったので、予期せぬだけに衝撃は大きかったですね。

 まあ復活といってもハゲタカが生き返ったというわけではないのですが、それでも遺された個性溢れる面々がハゲタカ亡き後の世界を自我を曝け出しながら暴れまくっているので、ハゲタカがいなくともこのシリーズの魅力は出ていたと思います(とはいえ1作目しか読んでいないのでそれほど自信はないですが)。

 それに、ハゲタカ自身はいなくとも、登場人物のやり取りや行動・思考などから自然とハゲタカの存在が浮かび上がってくるし、一筋縄ではいかない登場人物たちがすでに死んでいるハゲタカに翻弄されていくのですよね。

 ハゲタカは出て来ないのに“ハゲタカ健在”と思わせるという、ハゲタカがいないからこそ出来る、いないことを最大限に利用したこの演出が、もうホントに素晴らしかったです。

 まあこういった設定なのでシリーズ愛読者であっても好き嫌いが分かれそうですが、クライマックスにおけるハチャメチャな展開などエンタメ度も高いので、自分的には最高でしたね。

 ちなみに、これまでの作品を手にせずいきなり本作を読み終えて、“死んでまでこれほど影響を与えるハゲタカとはいったいどういった人物なのだろう.....?”と思いつつ生きたハゲタカが暴れまくるシリーズ1作目から読むのも楽しそうなので、シリーズ未読の人がいきなり本作から読み始めるのもかえって面白いかも。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “逢坂剛” 関連記事 】

  > No.540 「平蔵の首」

  > No.414 「十字路に立つ女」
  > No.314 「兇弾」
  > No.279 「さまよえる脳髄」
  > No.033 「禿鷹の夜」
  > No.005 「燃える地の果てに」


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