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2010年4月

2010年4月30日 (金)

「バナナマンのバナナムーンPodcast」 プレイリスト(2009年1-6月)

 「JUNK ZERO バナナマンのバナナムーンPodcast」(現「JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD Podcast」)の、2009年1~6月のプレイリストです

 各話のタイトルは、自分で勝手に付けています(なのでセンスはないです)

 内容を細かく書いてしまうと、これから聴く方の楽しみを奪ってしまうことになるので、話に出てくる主なキーワードを並べるだけにしてみました


 / 収録日 / 収録時間 / “タイトル” / 「キーワード」 /

 2013年7月1日から、「JUNK」のPodcastの
 更新期間(保存期間)が6か月となったので
 この時期に配信されたPodcast回は
 現在ダウンロードできません

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【 2009年 1~6月 】


01/05 0:40:26 “島田の手相占い2009”

  ゲスト:島田秀平

 「手相占い結果回顧」「小山とオークラの手相を占う」「運気上が
 る話」「離れてく後輩について相談」「島田自身を占う」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01/12 0:31:48 “正月旅行(バリ&ハワイ)”

 「旅行先の食事」「バカステーキ」「食べない永井」「お笑い芸人
 正月番組出演本数ランキング」「今後の計画」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01/19 0:40:43 “ラリゴが日村の運転手を続けるかを決断”

  ゲスト:藤崎賢嗣 (ランチランチ *当時/現在はピン芸人・ラリゴ

 「二人のエピソード」「ラリゴを掘り下げ」「二人の馴れ初め」「日村
 といるとキツイ理由」「及川時代」「日村の釈明」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01/26 0:37:40 “井戸田離婚の真相を追究”

  ゲスト:スピードワゴン

 「言葉野球」「写真週刊誌」「ポイズン」「事務所の対応」「小沢性
 欲減少」「家にデリヘル」「怒りの勃起」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

02/02 0:36:43 “日村はなぜ嫌われるのかを取材検証”

 「借りパク日村」「座った椅子がじめじめ」「リアルエロ日村」「エピ
 ソード泥棒」「ずぼらまさる」「変態日村」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

02/09 0:23:38 “日村の好きなところを取材”

 「変態日村」「エアセックス実演」「ハイテンション口喧嘩」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

02/16 0:27:50 “日村の好感度アップ試験のおさらい”

 「ドッキリテイストの試験」「不味いチョコ」「母親の声」「歌ツッコミ」
 「女性の電話」「日村の言い訳」「面白く締める日村」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

02/23 0:14:13 “超有名人との会話をシミュレーション”

 「始まるタイミングにいない日村」「もろきゅう理論」「Wii問題」
 「イチローと会話」「松井秀喜」「ウィノナ・ライダー」「ハイテンシ
 ョン口喧嘩」「ファック!ファック!」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

03/02 0:32:42 “もろきゅう理論を徹底検証”

 「納豆と味噌」「ヨーグルトと味噌」「フリスクと味噌」「日村のエロ
 いい話(子役母の家に若手俳優と泊まったら)」「設楽のエロいい
 話(高校時代の突然家に来る女の子話)」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

03/09 0:30:21 “日村が「潜在異色」で一人コントに挑戦”

 「一人コントと二人コントの違い」「ネタ作り初挑戦」「観客の反応」
 「ダ~メおばさん」「100年後も使える“あるあるネタ”」「ヘキサゴ
 ン」「未来の家電や機械」「欲しいドラえもんの道具」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

03/16 0:49:42 “日村が及川&永井に激怒”

 「日村が3時間待たせた事件」「逆ギレ日村」「永井のチクリに激
 怒」「ソーキ問題再燃」「及川・永井の釈明」「隠してたエピソード」
 「バリの電話代問題」「直接言ってもらえない日村」「ビンタ決着」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

03/23 0:29:37 “設楽のついてない日など”

 「いきなりデザートの店」「店でレンジ音」「サムから始まる言葉」
 「さっき言ったよ!」「バカリズムのR-1」「友達のジャンル分け」
 「オークラのリアクション」「アナバンでの変態発言」「フジテレビ
 出禁」「貴さんの“シダラ”」「東京マラソン」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

03/30 0:42:16 “あれ?試されているのか?”

 「ファーストキスの年齢」「設楽のファーストキス」「エロなぞなぞ」
 「コンビニの募金」「目覚ましビンタ」「○○といえば××ゲーム」
 「お釣り間違い」「高速料金」「聴く音楽」「ムカついてくる質問」

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04/06 0:21:48 “自分流の応急処置”

 「トイレの音」「眠気覚まし」「昨日の晩飯」「オールスター感謝祭」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

04/13 0:20:03 “ブラマヨとお金の話”

  ゲスト:ブラックマヨネーズ

 「M-1の影響」「給料」「ぼったくりバー」「風俗店でキレる日村」
 「初対面の印象」「日村と吉田のどちらが飲み代を払うのか」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

04/20 0:01:42 “おぎやはぎとの2夜連続コラボ企画第2弾(1)”

  おぎやはぎとコラボ

 「2日目(本編)のさわりだけ紹介」「小木の"鉄棒ブルース"」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

04/21 0:18:03 “おぎやはぎとの2夜連続コラボ企画第2弾(2)”
           * 『おぎやはぎのメガネびいき』枠での配信

  おぎやはぎとコラボ

 「学生時代の作文紹介」「設楽のは...」「矢作の大雪作文」「日村
 の中学校卒業文集」「小木の小学校卒業文集」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

04/27 0:29:17 “普通のメール紹介”

 「もろきゅう」「思い込みで痛い目」「SPW小沢の不愉快な態度」
 「小沢の気持ち悪さ」「恋の早合点」「様子見の自転車プレゼント」

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05/04 0:43:35 “「裸で運転」はカッコイイのか”

 「車中の便意・尿意」「生まれてきて一番話さなくてもよかった話」
 「日村が親を連れて行くのに適した飯屋」「大戸屋」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

05/11 0:38:45 “第37回 日村モンスター勇紀 生誕祭”

  ゲスト:イマニヤスヒサ

 「本編(誕生日祝い)のおさらい&反省会」「日村の不満」「母の
 メッセージ」「設楽のチンコ」「日村男好き疑惑」「Wii」「男塾」「ファ
 ック!ファック!」「悪日村」「クレイマー日村」「チキンの解釈」
 「正しいリアクション」「日村への裏ばらし&リアルダメ出し」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

05/18 0:40:49 “設楽の「MR.BRAIN」出演によるコンビ間の影響”

 「バナナマンの漫才」「綾瀬はるかの可愛い&天然エピソード」
 「設楽のピン活動に寂しさを感じる日村」「木村の後 日村」「“処
 女の定義”についての真面目な質問メール」「経験人数」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

05/25 0:32:58 “こういう女に憧れてます”

 「『MR.BRAIN』撮影裏話」「黒髪長身の女性」「東京03」「小山」
 「マネージャーとの食事」「オークラ罰ゲーム」

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06/01 0:36:11 “来週のブサイク会議に向けての話”

 「日村のブサイクに陰り」「自惚れ設楽」「日村の今後の不安」「ラ
 ンチランチが飛び入り寸前」「日村の包茎オナニー談義」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

06/08 0:46:56 “アンガールズと第1回ブサイク会議”

  ゲスト:アンガールズ

 「山根はヘビーリスナー」「芸人になったキッカケ」「田中のいじめ
 克服」「バナナマンのイメージ」「品と華が重要」「田中の貯金額」
 「ネタの主旨ブレ問題」「真面目な妖怪たち」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2009年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

06/15 0:26:39 “「MR.BRAIN」撮影裏話”

 「みじめな神田(設楽の役)」「撮影苦労話」「ファック!ファック!」「休
 憩中に生歌」「綾瀬はるか」「星座」「日村のウンコ比較」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

06/22 0:18:34 “日村の父についての話”

 「連れていく食事の店」「父親になってほしくない芸能人1位」「父
 に相談のシミュレーション」「ファック! ファック!」「オレは暗い」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

06/29 0:16:59 “日村のダメダメな食行動”

 「夜中のナポリタン」「カレー食いたくない?」「ハンバーグ」

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 【2009年の「バナナマンのバナナムーン」関連記事】

  > Podcast おすすめ回リスト(2009-2010年) (12.7.30)

  > Podcast ゲスト出演回リスト(2009年) (10.6.23)

  > Podcast 簡易版プレイリスト(2009年) (11.8.23)

  > Podcast プレイリスト(2009年1-6月) (10.4.30)
  > Podcast プレイリスト(2009年7-12月) (10.5.28)


 その他の年の「バナナムーン」関連当ブログ記事は、こちらからどうぞ!
               ↓↓↓
 >>> 「バナナマンのバナナムーン」関連記事リスト <<<


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2010年4月28日 (水)

『私の家では何も起こらない』 恩田陸 > 「このミス」完全読破 No.317

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.317

 『私の家では何も起こらない』 恩田陸

   「このミス」2011年版 : 109位

   受賞(候補) :

   総合ランキング : 「怪談短篇オールタイムベスト(国内編)」
                71位作品 『奴らは夜に這ってくる』 収録

   年度ランキング :

   読始:2010.4.16 ~ 読終:2010.4.16

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年1月>

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 怪談専門誌「幽」で連載された、ホラーの連作短編集です。

 ただ怪談やホラーといっても、日本的なおどろおどろしくじっとりとしたものでもなく、サイコやスプラッターなどの鬼畜系でもありません(それに近いような話もなくはないですが)。

 “ゴーストストーリー”と称されているように、一昔前の欧米の幽霊話といった感じの、どこか御伽噺的な雰囲気のあるホラー作品です。

 なので、ホラーは苦手だという方でも比較的読みやすいのではないでしょうか。ページ数も少ないですし。

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 そして収録作は、丘の上に立つある屋敷を舞台としていて、その屋敷にまつわる様々な幽霊話(主に幽霊となるまでの過程)が語られていきます。

 それぞれの話はその屋敷の代々の持ち主のエピソードといった感じなので、各話に直接的な(同時代的な)繋がりはないのですが、読んでいくうちにこの幽霊屋敷の存在が大きくなっていき、だんだんと生き物のように感じられてくるのが面白いところですね。

 それにそれぞれの話のパターンがなかなかバラエティーに富んでいて、中にはミステリ的な演出で恐怖を煽る演出が施された作品があったりと、連作としても短編集としても存分に楽しむことが出来ると思います。

 あと最後の方には、それまでの話の総括的な内容で、それでいてそれまでの話とは全く趣向が異なる作品が出てくるのですが、この作品の存在によって自分的にはかなりこの本自体に対するポイントがアップしましたねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “恩田陸” 関連記事 】

  > No.953 「七月に流れる花」

  > No.814 「EPITAPH東京」
  > No.719 「雪月花黙示録」
  > No.635 「夜の底は柔らかな幻」
  > No.508 「夢違」
  > No.317 「私の家では何も起こらない」

  > No.209 「訪問者」
  > No.161 「ブラザー・サン シスター・ムーン」
  > No.131 「きのうの世界」
  > No.065 「中庭の出来事」
  > No.064 「Q&A」


 「W―二つの夏」永嶋恵美 <<< PREV/NEXT >>> 「扼殺のロンド」小島正樹

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月27日 (火)

『W―二つの夏(擬態)』 永嶋恵美 > 「このミス」完全読破 No.316

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.316

 『W―二つの夏』 永嶋恵美

   * 文庫化の際に『擬態』に改題

   「このミス」2011年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.4.15 ~ 読終:2010.4.15

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年2月>

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 真面目な大学生と元ヤンという対称的な女性二人が主人公です。

 この二人は小学生時代からの友達なのですが、片方がその小学生時代に転校して以来、一度も会っていないのです。

 ただ会っていないとはいえメールのやり取りだけは欠かしていないのですが、その内容はおざなり的で文章も短く、それでも気が付けば自然と送っている、といった関係性なのですね。

 そんな二人のそれぞれの生活が、(片方に比重が置かれているとはいえ)交互に語られていきます。

 と、このように書いた時点で、この作品がどういったタイプなのかわかってしまう方も多いのではないでしょうか。

 どういったタイプなのかわからない、というような方は、わからないままに読んだ方がより楽しむことができるでしょうね(そしてこれより下も目にせずにまずはこの作品自体を読んでしまうことをオススメします)。


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 そんなわけで、二人の人物の話それぞれが交互に語られていき、次第に両話に繋がりが出来てきて.....、といったタイプの作品です。

 なので、クライマックスではどんでん返しが炸裂するわけですが、こういったタイプの作品を何冊も読んでいる人ならば、驚くよりも“なるほどそういうことね....”といった少々冷静な感想になるのではないでしょうか。

 とはいえ、そのクライマックスに向けてなかなか上手く作り上げられていますし、真実が明らかになる直前の謎めいた感じも良かったので、どんでん返しに過剰な期待を寄せることなく読んだ方が、この作品の面白さや驚きを味わうことができるのでは。

 あと、登場人物のほとんどが女性で、恋愛や友情や家族などの関係についての物語となっているので、どちらかといえば女性向けの作品といえそうです。まあ男の自分が読んでも楽しめましたけどね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★      おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


 「蝦蟇倉市事件2」秋月涼介.北山猛邦.越谷オサム.桜坂洋.村崎友.米澤穂信 <<< PREV
 NEXT >>> 「私の家では何も起こらない」恩田陸

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月26日 (月)

週刊少年ジャンプ読切! 「ボクのアイドル」 河下水希

週刊少年ジャンプ No.21.22週刊少年ジャンプ 2010年5月10.17日号 No.21.22
集英社

2010
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 週刊少年ジャンプの2010年21・22合併号に掲載された読切作品が、この「ボクのアイドル」です。

 作者の河下水希(かわした・みずき)は、「りりむキッス」(2000-2001年)、「いちご100%」(2002-2005)、「初恋限定。-ハツコイ リミテッド-」(2007-2008)に続く4度目の連載作品「あねどきっ」が昨年(2009年7月)に始まったものの、約半年で打ち切りとなってしまいました。

 そして本作が、連載終了後に掲載される最初の(読切)作品ということになるのですね。

 ちなみに、同じ週に発売の「少年ジャンプNEXT! 2010 SPRING」には、本作のスピンオフである「アタシのアイドル」が掲載されています(週刊少年ジャンプ増刊! 「ジャンプNEXT! 2010SPRING」参照)。

 さらにちなみに、5月19日発売の「SQ.19」には、読切作品「(G)(ジーマル)えでぃしょん」が掲載されています(「~のアイドル」とは関係ない作品です)。


 内容の方は、校内でアイドルをスカウトしようと奮闘する、学園アイドルラブコメ作品です。

 生徒会副書記長の平野晴史(高校2年)は、生徒会での投票によって“アイドル委員”に就任することに。

 この“アイドル委員”というのは、文化祭の企画のために、校内女子をスカウトしてオリジナルのアイドルユニットを作り、アイドルオンステージを開催するという役割なのです。

 内気で弱気な性格もあって乗り気ではないものの、友人の協力もありスカウト活動に精を出すのですが、ことごとく断られ一人も決まらない状況に....。

 そんな中で、隣に住むドジで内気な幼なじみ・相沢桃花にアイドルの素質が眠っていることに気がついて.....。


 というわけで、実に河下水希らしい学園ラブコメ作品となっています。

 ただ、ヒロインのキャラクターや性格が前作「あねどきっ」とは正反対といってもいいほどなので、その比較により新鮮な感じがありますかね。

 なお、本作は主に春史がメインの話なのですが、「ワタシのアイドル」では本作の続きが桃花をメインにして描かれています。


 ちなみに、扉絵に付けられている煽り文は、

ドジでキュートな キミにお願い―

☆歌って踊れるアイドル募集!? 学園祭のスターはキミだ!!
       新感覚アイドルスカウトラブコメ読切C(センター)カラー45P!!

というものでした。

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 【「河下水希」関連記事】

  > 「いちご100% EAST SIDE STORY」 河下水希
     > ジャンプGIGA2017 新連載! (17.3.27)

  > 「僕らは雑には学ばない」 西尾維新 河下水希 > 週刊少年ジャンプ読切! (14.12.15)

  > 「てとくち」 大崎知仁 河下水希 > 週刊少年ジャンプ読切! (13.4.26)

  > 「アタシのアイドル」(ジャンプNEXT! 2010SPRING) (10.5.1)
  > 「ボクのアイドル」 河下水希 > 週刊少年ジャンプ読切! (10.4.26)

  > 「あねどきっ」 河下水希 <JC1巻買い> (09.12.5)
  > 「あねどきっ」 河下水希 > 週刊少年ジャンプ新連載! (09.7.6)

  > 「初恋限定。-ハツコイ リミテッド-」 河下水希 <JC1巻買い> (08.2.25)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2010年4月23日 (金)

『蝦蟇倉市事件 2(街角で謎が待っている がまくら市事件)』 秋月涼介・北山猛邦・越谷オサム・桜坂洋・村崎友・米澤穂信 > 「このミス」完全読破 No.315

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.315

 『蝦蟇倉市事件 2』 秋月涼介・北山猛邦・越谷オサム・桜坂洋・村崎友・米澤穂信

   * 文庫化の際に『街角で謎が待っている がまくら市事件』に改題

   「このミス」2011年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.4.12 ~ 読終:2010.4.15

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年2月>

街角で謎が待っている がまくら市事件 (創元推理文庫)街角で謎が待っている がまくら市事件 (創元推理文庫)
秋月 涼介 北山 猛邦 越谷 オサム 桜坂 洋 村崎 友 米澤 穂信

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 No.312「蝦蟇倉市事件 1」に続く、蝦蟇倉市を舞台としたアンソロジーの2巻目です。

 このアンソロジーについての説明は「~ 1」の方にも書いたのですが、わざわざそちらまで見ていただくのは申し訳ないので、説明に関する部分だけ同じ文章をこちらにも書いてみたいと思います(まあ大した説明ではないのですが)。


 複数の作家が競作するアンソロジー作品というのは、収録作品に共通したテーマがあるわけですが、この「蝦蟇倉市事件」にも核となるテーマが2つほどあります。

 まず一つ目は、架空の町である“蝦蟇倉市”を舞台としていることです。

 声を出して読んでみればかわるように“鎌倉市”がモデルとなっているのですが、“名前を少し変えただけでほどんど鎌倉と変わりがない”というパロディ的なものではなくて、“海と山に囲まれた風光明媚で歴史ある街”というイメージ的な部分でモデルにしている感じでしょうか。

 そしてもう一つのテーマというか共通点というのが、参加している作者がいずれも1970年代生まれのミステリ作家ということなのですね。

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 というわけでこの2巻では、収録順でいくと北山猛邦・桜坂洋・村崎友・越谷オサム・秋月涼介・米澤穂信という6作家の作品が収録されています。

 この蝦蟇倉市というのは、不可能犯罪が年平均15件も発生するという特徴があるので、収録作のいずれにも不可能犯罪が登場するのですが、1巻と比べるとこの2巻の方が本格ミステリ度は高いように感じましたかね。

 それに、各話には“蝦蟇倉市”という舞台以外にもリンクする部分があるのですが、これもやはり2巻にもなると繋がりの度合いも増してくるので、連作としての面白さもアップしていました。

 そんな収録作品の中でも、米澤穂信の作品が、1巻も含めた他作家の作品とは作風もテーマも雰囲気も違う異色の内容で、それでいて“蝦蟇倉市”だからこその作品となっていたので、このアンソロジーのラストを飾るだけはあるなって感じでしたね(ちなみに、No.817「さよなら妖精」と同じシリーズ作品でもあります)。

 あと越谷オサム作品が、少し前に読んだNo.303「空色メモリ」とのギャップが激しすぎるような問題作だったので、かなり衝撃を受けてしまいました.....。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★   感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “蝦蟇倉市事件” 関連記事 】

  > No.315 「蝦蟇倉市事件 2」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」


  【 “北山猛邦” 関連記事 】

  > No.799 「オルゴーリェンヌ」
  > No.758 「少年検閲官」

  > No.688 「猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条」
  > No.530 「猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数」
  > No.451 「私たちが星座を盗んだ理由」
  > No.315 「蝦蟇倉市事件 2」
  > No.141 「踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿」


  【 “越谷オサム” 関連記事 】

  > No.315 「蝦蟇倉市事件 2」
  > No.303 「空色メモリ」


  【 “米澤穂信” 関連記事 】

  > No.942 「いまさら翼といわれても」
  > No.872 「真実の10メートル手前」
  > No.828 「王とサーカス」

  > No.817 「さよなら妖精」
  > No.777 「ミステリマガジン700 【国内篇】」
  > No.748 「満願」
  > No.622 「リカーシブル」
  > No.402 「折れた竜骨」

  > No.366 「ふたりの距離の概算」
  > No.365 「遠まわりする雛」
  > No.315 「蝦蟇倉市事件2(街角で謎が待っている)」
  > No.250 「秋期限定栗きんとん事件」
  > No.227 「追想五断章」

  > No.140 「儚い羊たちの祝宴」
  > No.076 「インシテミル」
  > No.044 「ボトルネック」
  > No.040 「夏期限定トロピカルパフェ事件」
  > No.039 「春期限定いちごタルト事件」


 「兇 弾」逢坂剛 <<< PREV/NEXT >>> 「W―二つの夏」永嶋恵美

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月21日 (水)

「探偵!!セレクション」 > 「このミス」完全読破・300冊突破記念企画

「このミス」完全読破 300冊突破記念企画 第4弾

   >> 「 探偵!!セレクション」 <<


 “「このミス」完全読破・100冊突破ごとの記念企画”のリストは、「このミス」完全読破 説明&読破本リストをご覧ください。

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 ”「このミス」完全読破”で感想を書いた作品がとうとう300冊を突破したということで、100&200冊を突破した時と同様に、記念企画を実施していきたいと思います。

 そして今回は、「○○!!セレクション」と題しまして、項目ごとに個人的な好みで10作以内選んで、ランキングではなく順不同で紹介してみましょう。

 なお、対象となるのは、“「このミス」完全読破”のNo.1~300の300作品です(その300冊の内訳に関しては、「このミス」完全読破 説明&読破本リストをご覧ください)。


 第4弾は、「探偵!!セレクション」。

 まあミステリ小説には“探偵役”が欠かせないわけですが、ここではいわゆる“素人探偵”は除外して、探偵を職業としている人物が主人公の作品、および本業は別にあるもののほとんど探偵活動がメインとなり“名探偵”と呼ばれている人物が主人公の作品の中から、10作品を独断と偏見で選んでみました。

 なお、シリーズものに関しては、一シリーズで1枠としています。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです

 * 作品ごとの簡単な説明は後ほど書き加えるので、それまでは<<当ブログ感想記事はこちら!>>のリンク先で内容をお確かめください。

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  生首に聞いてみろ / 法月綸太郎  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 法月 綸太郎 (本業は小説家)


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  名探偵の掟 / 東野圭吾  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 天下一 大五郎


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  そして夜は甦る / 原 尞  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  私が殺した少女 / 原 尞  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  天使たちの探偵 / 原 尞  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 沢 崎


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  首無の如き祟るもの / 三津田信三  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  山魔の如き嗤うもの / 三津田信三  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  密室の如き籠るもの / 三津田信三  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  水魑の如き沈むもの / 三津田信三  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 刀城 言耶 (本業は作家)


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  翼ある闇 / 麻耶雄嵩  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 木更津 悠也、メルカトル 鮎


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  ディスコ探偵水曜日 / 舞城王太郎  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : ディスコ・ウェンズデイ、その他多数


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  黒い仏 / 殊能将之  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  鏡の中は日曜日 / 殊能将之  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 石動 戯作


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  ジョニー・ザ・ラビット / 東山彰良  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : ジョニー・ラビット


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  異邦の騎士 / 島田荘司  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 御手洗 潔


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  十角館の殺人 / 綾辻行人  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  迷路館の殺人 / 綾辻行人  <<当ブログ感想記事はこちら!>>

 探偵 : 島田 潔


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  【 “300冊突破記念企画” 関連記事 】

  > 驚いた!!セレクション (10.3.24)
  > 警察!!セレクション (10.3.28)
  > 青春!!セレクション (10.4.11)
  > 探偵!!セレクション (10.4.21)
  > とんでもねぇ!!セレクション Part.1 (10.5.21)
  > とんでもねぇ!!セレクション Part.2 (10.5.26)

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月20日 (火)

『兇弾(禿鷹V)』 逢坂剛 > 「このミス」完全読破 No.314

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.314

 『兇弾』 逢坂剛

   * 文庫化の際の『兇弾 禿鷹V(5)』に改題

   「このミス」2011年版 : 40位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.4.8 ~ 読終:2010.4.9

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年1月>

兇弾 禿鷹ⅴ (文春文庫)兇弾 禿鷹ⅴ (文春文庫)
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 No.33「禿鷹の夜」 「無防備都市」「銀弾の森」「禿鷹狩り」に続く、“禿鷹シリーズ”の第5弾です。

 ただ前作でシリーズは一応完結していたので、“シリーズ第5弾”というよりは“外伝”とか“新章突入”と言った方が合っているのかもしれませんね。

 それで“前作で一応完結”ということで、一度はこのシリーズの幕が降りているわけですが、それを踏まえた上で本作は成り立っているのです。

 つまり、本作の簡単なあらすじ(帯の説明なども含めて)を目にしただけで、これまでのシリーズ(特に4作目)のネタバレとなってしまいます。

 それに、この下で書く説明や感想でもそのことに触れないわけにはいかないので、「これまでのシリーズ作品を読むつもりがない方」「それまでのシリーズ作品の内容(結末)を知ってもかまわない方」「これまでのシリーズ作品をすでに読んだ&だいたいの内容(結末)を知っている方」以外の方は、これより下はシリーズ前4作を読んでから目にしてください。

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 ちなみに自分は、まだシリーズ1作目の「禿鷹の夜」しか読んでいないのですが、すでに前作の結末を知ってしまっていたので、途中をすっ飛ばして本作を読んでしまいました。

 それで前作では主人公であるハゲタカが死ぬという衝撃的なラストだったことから、このシリーズもついに完結と誰もが思う中、こうしてシリーズを復活させてしまったので、予期せぬだけに衝撃は大きかったですね。

 まあ復活といってもハゲタカが生き返ったというわけではないのですが、それでも遺された個性溢れる面々がハゲタカ亡き後の世界を自我を曝け出しながら暴れまくっているので、ハゲタカがいなくともこのシリーズの魅力は出ていたと思います(とはいえ1作目しか読んでいないのでそれほど自信はないですが)。

 それに、ハゲタカ自身はいなくとも、登場人物のやり取りや行動・思考などから自然とハゲタカの存在が浮かび上がってくるし、一筋縄ではいかない登場人物たちがすでに死んでいるハゲタカに翻弄されていくのですよね。

 ハゲタカは出て来ないのに“ハゲタカ健在”と思わせるという、ハゲタカがいないからこそ出来る、いないことを最大限に利用したこの演出が、もうホントに素晴らしかったです。

 まあこういった設定なのでシリーズ愛読者であっても好き嫌いが分かれそうですが、クライマックスにおけるハチャメチャな展開などエンタメ度も高いので、自分的には最高でしたね。

 ちなみに、これまでの作品を手にせずいきなり本作を読み終えて、“死んでまでこれほど影響を与えるハゲタカとはいったいどういった人物なのだろう.....?”と思いつつ生きたハゲタカが暴れまくるシリーズ1作目から読むのも楽しそうなので、シリーズ未読の人がいきなり本作から読み始めるのもかえって面白いかも。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “逢坂剛” 関連記事 】

  > No.540 「平蔵の首」

  > No.414 「十字路に立つ女」
  > No.314 「兇弾」
  > No.279 「さまよえる脳髄」
  > No.033 「禿鷹の夜」
  > No.005 「燃える地の果てに」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月19日 (月)

『ナニカアル』 桐野夏生 > 「このミス」完全読破 No.313

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.313

 『ナニカアル』 桐野夏生

   「このミス」2011年版 : 147位

   受賞(候補) : 「読売文学賞」受賞
            「島清恋愛文学賞」受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.4.6 ~ 読終:2010.4.8

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年2月>

ナニカアル (新潮文庫)ナニカアル (新潮文庫)
桐野 夏生

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 この作品は、昭和初期に活躍した女流作家・林芙美子(森光子のでんぐり返しで有名な『放浪記』や、『浮雲』『晩菊』などの著者)について描かれています。

 といっても、ノンフィクションのようにその生涯を追っているのではなく、実際に起きた出来事などを基にして桐野夏生流に膨らませ、新たな林芙美子像を生み出した小説、といった感じでしょうか。

 そして話の中心となるのは戦時中におけるアジア諸国の現地取材でして、その激動の時代・場所を生きる人々の姿、そしてなにより林芙美子自身の激情的に生きてゆく姿が、林芙美子の手記という形で綴られていくのです。

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 ただ、そういったこの時代における作家としての生き方以上に深く描かれているのが、林芙美子の女性としての恋愛ドラマなのですね。

 その内容というのが前作No.202「IN」と同様にダブル不倫でして、“実在の人物の話なのにここまで書いちゃっていいの!?”ってぐらいに、禁断の愛を濃厚に生々しく描いているのです。

 これがまた時代性もあいまって、愛に対する切実さや魂の叫びが飢えた動物のような迫力で押し寄せてくるし、林芙美子がとても個性溢れる人物像として描かれていることもあって、単なる恋愛物語に終わらず壮絶なる人間ドラマとして昇華されているので、まさに桐野夏生にしか書けない世界観がありましたね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★★    人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★   感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “桐野夏生” 関連記事 】

  > No.887 「バラカ」
  > No.313 「ナニカアル」
  > No.202 「IN」
  > No.120 「東京島」
  > No.034 「OUT」


 「蝦蟇倉市事件 1」伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 <<< PREV
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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

「バナナマンのバナナムーン」 Podcast プレイリスト(2008年7-12月)

 「JUNK 2 バナナマンのバナナムーン」「JUNK ZERO バナナマンのバナナムーン」J(現「JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」)の、2008年7~12月に更新されたPodcastのプレイリストです

 各話のタイトルは、自分で勝手に付けています(なのでセンスはないです)

 内容を細かく書いてしまうと、これから聴く方の楽しみを奪ってしまうことになるので、話に出てくる主なキーワードを並べるだけにしてみました


 / 収録日 / 収録時間 / “タイトル” / 「キーワード」 /

 2013年7月1日から、「JUNK」のPodcastの
 更新期間(保存期間)が6か月となったので
 この時期に配信されたPodcast回は
 現在ダウンロードできません

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【 2008年 7~12月 】


07/07 0:53:22 “ガレッジと“こんな機会だから話せること””

  ゲスト:ガレッジセール

 「タンナーファークルー」「沖縄の食べ物」「乳首の毛」「子供の話」
 「沖縄出身タレントとの仲」「コンビ名の由来」「上京話」「出産話」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

07/14 0:38:43 “ゴリと夏エロ話”

  ゲスト:ゴリ(ガレッジセール)

 「タンナーファークルー持参」「ムダ毛処理」「ケツ毛ファイヤー」
 「美人とブ男」「日村のデート」「舞台(ライブ)の話」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

07/21 0:56:17 “スピードワゴンと居酒屋メニュー対決”

  ゲスト:スピードワゴン

 「トンコ」「前回ゲスト時の回顧」「旅行計画」「M-1裏話」「日村の
 グルメじゃないエピソード」「焼鳥屋の注文」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

07/28 0:08:03 “設楽、風邪をひく”

 「ライブ直前」「日村が仕切り」

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08/04 0:25:41 “有吉と設楽の1万円問題”

  ゲスト:有吉弘行

 「まだ風邪の設楽」「1万円をめぐる戦い」「のらりくらり設楽」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

08/11 0:46:27 “ライブ後の怖い話”

 「控室に謎の美人」「日村への連絡ミス」「居眠り」「来年の計画」

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08/18 0:48:54 “ソーキの勘違い&責任押し付け合い”

 「これなら獲れる金メダル」「池田さん」「服のセンス」「ビンタ」

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08/25 0:28:35 “ジョイマン性格悪いんじゃないか疑惑”

 「ボッキング祭り回想」「本編ゲストの初音みのりが通りかかる」
 「ジョイマン性格悪いんじゃないか疑惑を勝手に膨らまし」「来週
 への作戦」

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09/01 0:36:49 “高木くん性格悪いんじゃないか疑惑を検証”

  ゲスト:ジョイマン

 「ジョイマンラップに挑戦」「マン同盟」「性格判断テスト」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

09/08 0:38:46 “キングオブコント決勝展望&予想”

  ゲスト:大井洋一(放送作家)

 「放送作家の目から見たバナナマン&KOC」「意気込み」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

09/15 0:33:21 “日村のデビュー秘話”

 「いいとも出演」「生“髪切った?”」「超絶賛メール」「おぎやはぎ」
 「KOCへの意気込み」「お笑いを目指したきっかけ」「ミタニくん」

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09/22 0:37:14 “最終回風メール紹介”

 「日村の声は胎教に悪い?」「加藤鷹の教え」「ひょっこりババア」

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09/29 0:19:09 “JUNK ZEROにリニューアル第1回放送”

 「ZEROに引き継ぐ企画決め会議」「ハリポタ問題」

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10/06 0:17:45 “キングオブコント決勝直後”

 「1000万円振り分け交渉計画」「使い道計画」「決勝回想」

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10/13 0:15:27 “Podcast中に電話”

 「設楽が役者仕事中の日村の仕事」「品川から電話が掛かって
 くる」

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10/20 0:17:23 “おぎやはぎとのコラボ企画(前半)”

  おぎやはぎとコラボ

 「二組の出会い」「宇田川の今後」「AチームとBチーム」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10/21 0:25:51 “おぎやはぎとのコラボ企画(後半)”
           * 『おぎやはぎのメガネびいき』枠での配信

  おぎやはぎとコラボ

 「以前作成した宇田川フリーコースターズの歌披露」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

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10/27 0:21:22 “様々な話題を取りとめもなく”

 「オークラのハゲ」「世界的金融危機」「競馬」「リーダー」「メイクの
 時間」「日村のブログ写真」「ナルシスト」

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11/03 0:20:13 “下ネタ系相談メール”

 「股間を触る上司」「人間ドッグ」「日村の健康不安」

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11/10 0:16:41 “来年の正月旅行計画”

 「コンビの解散」「偶然井森率」「今年ブレイクした芸人」

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11/17 0:18:18 “マネージャー志願者のメール”

 「オークラビンタ」「ホリプロとホリプロコムの違い」「マネージャー
 の裏事情」「マネージャークラッシャー」「社長との確執」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11/24 0:25:27 “ア~リエナイト”

 「流星の絆」「オグシオ」「草野球」「パンツとふんどし」

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12/01 0:11:38 “ジャージマンの告知など”

 「来週の予告」「日村とケンコバの仲」「2000年元旦の誓い」

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12/08 0:20:23 “バッファロー吾郎に大喜利的質問”

  ゲスト:バッファロー吾郎

 「相方の好きな所」「最強の言葉」「駅の名前」「一発ギャグ」

 * 関連する回については、ゲスト出演回リスト(2007-2008年)参照

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12/15 0:32:05 “日村とラリゴの最近微妙になってきた仲”

 「ジャージマン終了」「設楽の舞台(ドラマ)出演の影響」「日村が
 連れて来た女性との関係追及」「ラリゴのバカエピソード」「イヤ
 な感じを無意識に出す日村」「後輩が離れていく日村」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12/22 0:20:25 “日村サンタをメールで笑わせろ!”

 「リスナーへのクリスマスプレゼント」「Wii問題」「20世紀少年」

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12/29  * この回のPodcast配信はありませんでした

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 【2008年の「バナナマンのバナナムーン」関連記事】

  > Podcast おすすめ回リスト(2007-2008年) (12.5.28)

  > Podcast ゲスト出演回リスト(2007-2008年) (10.6.18)

  > Podcast 簡易版プレイリスト(2008年) (11.8.24)

  > Podcast プレイリスト(2008年1-6月) (10.1.24)
  > Podcast プレイリスト(2008年7-12月) (10.4.19)


 その他の年の「バナナムーン」関連当ブログ記事は、こちらからどうぞ!
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 >>> 「バナナマンのバナナムーン」関連記事リスト <<<


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2010年4月17日 (土)

『蝦蟇倉市事件 1(晴れた日は謎を追って がまくら市事件)』 伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 > 「このミス」完全読破 No.312

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.312

 『蝦蟇倉市事件 1』 伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介

   * 文庫化の際に『晴れた日は謎を追って がまくら市事件』に改題

   「このミス」2011年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.4.4 ~ 読終:2010.4.5

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年1月>

晴れた日は謎を追って がまくら市事件 (創元推理文庫)晴れた日は謎を追って がまくら市事件 (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎 大山 誠一郎 伯方 雪日 福田 栄一 道尾 秀介

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 複数の作家が競作するアンソロジー作品というのは、収録作品に共通したテーマがあるわけですが、この「蝦蟇倉市事件」にも核となるテーマが2つほどあります。

 まず一つ目は、架空の町である“蝦蟇倉市”を舞台としていることです。

 声を出して読んでみればかわるように“鎌倉市”がモデルとなっているのですが、“名前を少し変えただけでほどんど鎌倉と変わりがない”というパロディ的なものではなくて、“海と山に囲まれた風光明媚で歴史ある街”というイメージ的な部分でモデルにしている感じでしょうか。

 そしてもう一つのテーマというか共通点というのが、参加している作者がいずれも1970年代生まれのミステリ作家ということなのですね。

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 というわけでこの1巻では、収録順でいくと道尾秀介・伊坂幸太郎・大山誠一郎・福田栄一・伯方雪日という5作家の作品が収録されています。

 この蝦蟇倉市というのは、不可能犯罪が年平均15件も発生するという特徴があるので、収録作のいずれにも不可能犯罪が登場します。

 そして、ミステリ的にも物語的にも違った個性を持つ様々なタイプの作品が並んでいるのですが、それでも“蝦蟇倉市”という舞台以外にもリンクする部分があったりもするので、そういった連作的な繋がりも味わいどころの一つでしょう。

 それに、冒頭にある“蝦蟇倉市地図”を見て位置関係を確認しながら読むのも楽しいので、本全体としてもなかなかの面白さでした。

 そんな収録作品の中でも、「このミス」常連でもある道尾秀介と伊坂幸太郎の作品が、ミステリと物語性の融合具合が絶妙だし、“蝦蟇倉”という舞台を自然な形でいながら象徴的にとけ込ませていたので、やはりさすがの出来でしたね。

 特に道尾作品は、ラストが謎のまま終わるのですが、巻末のヒントを元に読み直すと真相がわかる(かもしれない)ということで、読後にも楽しめるという作りがまた良かったですねェ(まあ「すっきりとした結末の方がよかった」という方の方が多そうですが)。

 ちなみに、初版本における道尾作品に誤植があったそうです。詳しくは道尾秀介@あらびき双生児でご確認を。

 さらにちなみに、特集サイト(11人の作家が描く架空の街の謎物語 蝦蟇倉市事件(1)(2) 特集サイト|東京創元社)も作られていまして、ここでは蝦蟇倉市の地図など見ることが出来ます。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “蝦蟇倉市事件” 関連記事 】

  > No.315 「蝦蟇倉市事件 2」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」


  【 “伊坂幸太郎” 関連記事 】

  > No.809 「火星に住むつもりかい?」
  > No.794 「キャプテンサンダーボルト」
  > No.732 「首折り男のための協奏曲」

  > No.695 「ガソリン生活」
  > No.672 「死神の浮力」
  > No.627 「死神の精度」
  > No.618 「残り全部バケーション」
  > No.612 「夜の国のクーパー」

  > No.528 「PK」
  > No.384 「マリアビートル」
  > No.381 「グラスホッパー」
  > No.367 「バイバイ、ブラックバード」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」

  > No.310 「オー! ファーザー」
  > No.289 「SOSの猿」
  > No.125 「ゴールデンスランバー」
  > No.084 「アヒルと鴨のコインロッカー」
  > No.021 「重力ピエロ」


  【 “大山誠一郎” 関連記事 】

  > No.597 「密室蒐集家」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」


  【 “道尾秀介” 関連記事 】

  > No.947 「サーモン・キャッチャー the Novel」
  > No.827 「透明カメレオン」
  > No.749 「貘の檻」

  > No.682 「鏡の花」
  > No.617 「笑うハーレキン」
  > No.583 「ノエル -a story of stories-」
  > No.546 「光」
  > No.498 「水の柩」

  > No.432 「カササギたちの四季」
  > No.396 「月と蟹」
  > No.340 「月の恋人~Moon Lovers~」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」
  > No.311 「光媒の花」

  > No.294 「球体の蛇」
  > No.233 「花と流れ星」
  > No.186 「龍神の雨」
  > No.169 「鬼の跫音」
  > No.121 「ラットマン」

  > No.117 「カラスの親指」
  > No.097 「ソロモンの犬」
  > No.058 「片眼の猿」
  > No.049 「シャドウ」
  > No.041 「向日葵の咲かない夏」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月16日 (金)

『光媒の花』 道尾秀介 > 「このミス」完全読破 No.311

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.311

 『光媒の花』 道尾秀介

   「このミス」2011年版 : 22位

   受賞(候補) : 「山本周五郎賞」受賞
            (「直木三十五賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 15位
              「週刊文春ミステリーベスト10」 16位

   読始:2010.4.2 ~ 読終:2010.4.4

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年3月>

光媒の花 (集英社文庫)光媒の花 (集英社文庫)
道尾 秀介

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 道尾秀介といえば、終盤でそれまでの世界観が反転するようなどんでん返しが炸裂するという、読者を騙すようなトリックが仕掛けられた作品を書く作家である、という感じですっかり定着しているのではないかと思います。

 ただ、前作のNo.294「球体の蛇」は、作者自身が「ミステリーではない」と言うほどに、それまでとは明らかに方向性の違う作風の作品だったのです。簡単に言えば“文学的”といった感じでしょうか。

 そして本作も、作風的にはこれまでの作品よりも「球体の蛇」に近いタイプと言えるでしょうね。

 なので、過去の作品のような“どんでん返し”を楽しみにしている方なんかは、「球体の蛇」も本作も期待外れな内容と感じてしまうかもしれませんが、それでも両作共にミステリ作品としても素晴らしい内容であると自分は感じましたね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 本作は6つの短編が収録されているのですが、話自体は別物であるものの、前の話に登場した人物が次の話では語り手になって.....、といった形で繋がっていきます。

 そしてこれら6つの話全体を傍観する存在があることから、短編集に近い形の連作集、といった感じでしょうか。

 とても哀しい物語ばかりなので、読んでいてとても切なくなり、心の涙を流し続けているような気持ちになりました。

 ただ、そんな哀しい物語の中には優しさに包まれた希望が静かに満ち溢れているので、様々な感情がしんみりと自分の心に染み込んでくるかのようでした。

 ミステリ的には、各話によってその比重が違うのですが、最もミステリ度が高い話でも、あくまで物語を引き立たせるためのスパイスとして使われているくらいなものでしょうか。

 だからといってミステリ作品として物足りないというわけではなくて、過去の道尾作品とはミステリの方向性が変わっただけなのだと思うのですよね。

 これまでの作品は、物語の中にミステリ的な仕掛けを紛れ込ませることで、読者に騙しの効果を与えて終盤でアッと驚かせるどんでん返しに繋がっていました。

 一方で本作や「球体の蛇」は、物語の中にミステリ的な仕掛けを紛れ込ませることで、物語の中に込められたドラマ性やテーマを効果的に浮かび上がらせる役割を果たしていたように思います。

 前者の方が、ベクトルが読者に直接向けられていることもあり、その効果がはっきりとした形で表れるわけですが、でもわかりにくいとはいえ後者における巧みな技の方が、自分としてはずっしりと心に響くほどの衝撃を受けましたし、むしろこちらの作風の方が好きなのかもしれませんねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★★☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★     感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★        気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “道尾秀介” 関連記事 】

  > No.947 「サーモン・キャッチャー the Novel」
  > No.827 「透明カメレオン」
  > No.749 「貘の檻」

  > No.682 「鏡の花」
  > No.617 「笑うハーレキン」
  > No.583 「ノエル -a story of stories-」
  > No.546 「光」
  > No.498 「水の柩」

  > No.432 「カササギたちの四季」
  > No.396 「月と蟹」
  > No.340 「月の恋人~Moon Lovers~」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」
  > No.311 「光媒の花」

  > No.294 「球体の蛇」
  > No.233 「花と流れ星」
  > No.186 「龍神の雨」
  > No.169 「鬼の跫音」
  > No.121 「ラットマン」

  > No.117 「カラスの親指」
  > No.097 「ソロモンの犬」
  > No.058 「片眼の猿」
  > No.049 「シャドウ」
  > No.041 「向日葵の咲かない夏」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月14日 (水)

『オー! ファーザー』 伊坂幸太郎 > 「このミス」完全読破 No.310

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.310

 『オー!ファーザー』 伊坂幸太郎

   「このミス」2011年版 : 26位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.3.30 ~ 読終:2010.4.1

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年3月>

オー!ファーザー (新潮文庫)オー!ファーザー (新潮文庫)
伊坂 幸太郎

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 この作品の内容や感想を(物凄く簡単にとはいえ)書く前に、本作が発売されるまでに至る状況について少し説明したいと思います。

 まあ巻末の<あとがき>に書いてあることなのでそちらを読んでもらえばよいのですけどね。

 作者本人によりますと、これまでの伊坂作品は“第1期”と“第2期”とに分かれて、「このミス2009年版」で1位にも輝いたNo.125「ゴールデンスランバー」より前が第1期、それ以後(「ゴールデンスランバー」から)が第2期となります。

 両者の違いというのはホントに作者の気持ち的なもののようで、第2期ではそれまでとは違うタイプの作品を意識して作っているのだそうです。

 そしてそれは、第2期に当たる前作No.289「SOSの猿」を読んでみたら、一目瞭然に感じることができましたね。

 それで本作なのですが、単行本の発売時期(2010年3月)としては第2期の真っ最中なのですが、地方新聞で連載されていたのは今から3年前の2006~2007年、つまりは結果的に第1期の最後を飾ることになった作品なのです。

 それでは何故に3年も単行本化されなかったのか、そして何故に今になって単行本化されたのか、ということについては、<あとがき>にてご確認ください。

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 というわけで本作は、ここ最近の作品とは少し違って、“これぞ伊坂幸太郎!”といった感じの直球エンタメ作品となっています。

 高校生である主人公の家は6人家族なのですが、他の家族と違っているのは、父親が4人もいるということなのです。

 そんな奇妙な家族関係を中心に、軽快なリズムで話が展開していき、終盤ではそれまでの何気ない伏線が見事に繋がっていくのですね。

 まあ、話が動き出すまでに結構時間が掛かるし、伏線が見事に繋がるといってもミステリ度が高いというほどでもない感じなので、それまでの伊坂節とも呼ばれる軽妙で洒落た会話ややり取りなどを楽しめるかどうかで、この作品に対する評価も変わってくるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “伊坂幸太郎” 関連記事 】

  > No.809 「火星に住むつもりかい?」
  > No.794 「キャプテンサンダーボルト」
  > No.732 「首折り男のための協奏曲」

  > No.695 「ガソリン生活」
  > No.672 「死神の浮力」
  > No.627 「死神の精度」
  > No.618 「残り全部バケーション」
  > No.612 「夜の国のクーパー」

  > No.528 「P K」
  > No.384 「マリアビートル」
  > No.381 「グラスホッパー」
  > No.367 「バイバイ、ブラックバード」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」

  > No.310 「オー! ファーザー」
  > No.289 「SOSの猿」
  > No.125 「ゴールデンスランバー」
  > No.084 「アヒルと鴨のコインロッカー」
  > No.021 「重力ピエロ」


 「虚国」香納諒一 <<< PREV/NEXT >>> 「光媒の花」道尾秀介

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月13日 (火)

『虚国(蒼ざめた眠り)』 香納諒一 > 「このミス」完全読破 No.309

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.309

 『虚国』 香納諒一

   * 文庫化の際に『蒼ざめた眠り』に改題

   「このミス」2011年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.3.25 ~ 読終:2010.3.28

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年3月>

蒼ざめた眠り (小学館文庫)蒼ざめた眠り (小学館文庫)
香納 諒一

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 「春になれば君は(文庫化の際に「無限遠」に改題)」に続く、シリーズ2作目です。

 そのシリーズ前作は長編デビューの翌年(1993年)に発表された作品なので、なんと17年ぶりの続編ということなのですね。

 それゆえか、前作を読んでいなくても問題ないような作りになっているため、いきなり本作から読んでも大丈夫だと思います(自分も前作を読んでいないので確かなことは言えませんが)。

 ちなみに、前作における主人公の肩書きは“元カメラマンの探偵”でしたが、本作では“元探偵のカメラマン(復職)”と変わっているところが面白いですねェ。

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 そんな主人公が廃墟の写真を撮っていると、そこで死体を発見したことから、事件に巻き込まれつつ探偵として行動することになります。

 そしてこの事件を探ることにより、寂れた田舎町において複雑に絡み合う人間関係や因縁浅からぬ人間ドラマが徐々に浮かび上がってくるのです。

 その過程を派手さはないのだけれどじっくりと濃密に重厚に描いているので、とても読み応えがあってじわりと心に染み入ってくるようなハードボイルド・サスペンス作品でした。

 それに、主人公がいわば傍観者的に関わるこの事件が主人公自身のドラマに姿を変えた途端に、なんとも哀愁漂う物語となるので、この切なさがまたたまらなかったですねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★        気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “香納諒一” 関連記事 】

  > No.1027 「完全犯罪の死角 刑事花房京子」
  > No.0819 「刑事群像」
  > No.0750 「無縁旅人」
  > No.0639 「幸 SACHI」

  > No.0504 「心に雹の降りしきる」
  > No.0371 「熱愛」
  > No.0309 「虚国(蒼ざめた眠り)」
  > No.0108 「ステップ」
  > No.0059 「贄の夜会」


「挑発 越境捜査2」笹本稜平 <<< PREV/NEXT >>> 「オー!ファーザー」伊坂幸太郎

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月12日 (月)

週刊少年ジャンプ読切! 「メルヘン王子グリム(2010年19号版)」 渡邉築

週刊少年ジャンプ No.19週刊少年ジャンプ 2010年4月26日号 No.19


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 * 連載版の「メルヘン王子グリム」に関しては週刊少年ジャンプ新連載! 「メルヘン王子グリム」 渡邉築(11.2.20)の方をご覧ください。

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 週刊少年ジャンプ2010年19号に掲載された読切作品が、この「メルヘン王子グリム」です。

 作者の渡邉築(わたなべ・きずく)は、赤塚賞(2009年下半期)の佳作を「重装思春機兵ティーンエイザー」で受賞し、本作にていきなりの本誌デビューとなりました。


 内容の方は、高校を舞台としたメルヘンギャグ漫画です。

 暴力が支配する荒みきった竜宮高校に転校してきたのが、白馬に乗った王子様。

 メルヘン王国第7王子を名乗るグリムは、不思議なメルヘンの力を使って、極悪不良どもに立ち向かっていくのでした.....。

 ギャグのタイプとしては、シュールなバカバカしさを勢いで押していく感じから、「ボボボーボ・ボーボボ」に近いのではないでしょうか。

 そして、ギャグのほとんどがメルヘン童話のパロディ的なものだったので、それにより他のギャグ漫画とは違った魅力が生み出されていたように感じました。

 ただ、絵柄がメルヘンとは真逆に近い作風だったのですよね。

 主人公が出ているコマのみ絵柄が変わるなど、明らかにメルヘンタッチな絵柄を部分的に挿入していたら、よりメルヘン的ギャグが映えていたのではないかと思うし、パラパラ見の人にも読んでみようかと思わせるようなインパクトにもなったと思うのですけどね。

 あと、最近の読切作品では珍しくセンターカラーではなかったのに少々驚きました。代原(締切に間に合わなかった連載作品の代わりに載せる新人漫画家の読切作品)というわけでもないのに....。


 ちなみに、扉絵に付けられている煽り文は、

☆ギャグ世界の遅れてきたルーキー突然登場!!
  唯一無二の童話ギャグ読切!!

というものでした。


 ↓↓ この読切作品が収録されている単行本はこちら! ↓↓
 

メルヘン王子グリム 2 (ジャンプコミックス)メルヘン王子グリム 2 (ジャンプコミックス)
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  投票受付期間:2010.4.12~5.3

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 【「渡邉築」関連記事】

  > 「殺せんせーQ(2016年16号出張版)」 松井優征/渡邉築/青戸成
     > 週刊少年ジャンプ読切! (16.3.14)
  > 「殺せんせーQ(2016年10号出張版)」 松井優征/渡邉築/青戸成
     > 週刊少年ジャンプ読切! (16.2.2)
  > 「殺せんせーQ(2016年01号出張版)」 松井優征/渡邉築/青戸成
     > 週刊少年ジャンプ読切! (15.12.5)

  > 「放課後・オブ・ザ・デッド」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ読切! (14.1.20)

  > 「恋するエジソン」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ新連載! (13.2.1)
  > 「恋するエジソン」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ読切! (12.3.31)

  > 「重装思春機兵ティーンエイザー」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ読切! (10.11.21)

  > 「メルヘン王子グリム」 渡邉築 <JC1巻買い>  (11.7.6)
  > 「メルヘン王子グリム」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ新連載! (11.2.20)
  > 「メルヘン王子グリム(41号版)」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ読切! (10.9.13)
  > 「メルヘン王子グリム(19号版)」 渡邉築 > 週刊少年ジャンプ読切! (10.4.12)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2010年4月11日 (日)

「青春!!セレクション」 > 「このミス」完全読破・300冊突破記念企画

「このミス」完全読破 300冊突破記念企画 第3弾

   >> 「 青春!!セレクション」 <<


 “「このミス」完全読破・100冊突破ごとの記念企画”のリストは、「このミス」完全読破 説明&読破本リストをご覧ください。

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 ”「このミス」完全読破”で感想を書いた作品がとうとう300冊を突破したということで、100&200冊を突破した時と同様に、記念企画を実施していきたいと思います。

 そして今回は、「○○!!セレクション」と題しまして、項目ごとに個人的な好みで10作以内選んで、ランキングではなく順不同で紹介してみましょう。

 なお、対象となるのは、“「このミス」完全読破”のNo.1~300の300作品です(その300冊の内訳に関しては、「このミス」完全読破 説明&読破本リストをご覧ください)。


 第3弾は、「青春!!セレクション」です。

 中高生が主な登場人物で、友情や恋愛などを絡めながら青春ドラマを描いたミステリ作品の中から、選りすぐりの10作品を集めてみました。

 なお、シリーズものに関しては、一シリーズで1枠としています。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです

 * 作品ごとの簡単な説明は後ほど書き加えるので、それまでは<<当ブログ感想記事はこちら!>>のリンク先で内容をお確かめください。

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  GOTH リストカット事件(夜の章、僕の章) / 乙 一  <<感想記事はこちら!>>


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  春期限定いちごタルト事件 / 米澤穂信  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  夏期限定トロピカルパフェ事件 / 米澤穂信  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  秋期限定栗きんとん事件 / 米澤穂信  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  少女ノイズ / 三雲岳斗  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  黒百合 / 多島斗志之  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  太陽の坐る場所 / 辻村深月  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  少女たちの羅針盤 / 水生大海  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  Another / 綾辻行人  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  ぼくと、ぼくらの夏 / 樋口有介  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  退出ゲーム / 初野晴  <<当ブログ感想記事はこちら!>>
  初恋ソムリエ / 初野晴  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  密閉教室 / 法月綸太郎  <<当ブログ感想記事はこちら!>>


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  【 “300冊突破記念企画” 関連記事 】

  > 驚いた!!セレクション (10.3.24)
  > 警察!!セレクション (10.3.28)
  > 青春!!セレクション (10.4.11)
  > 探偵!!セレクション (10.4.21)
  > とんでもねぇ!!セレクション Part.1 (10.5.21)
  > とんでもねぇ!!セレクション Part.2 (10.5.26)

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月10日 (土)

「このミス2011年版」月別ランクイン候補作品(2010年4月)

 昨年(2010年版)から始めたこの“月別ランクイン候補作品”ですが、「このミステリーがすごい!2011年版」対象作品についても引き続き実施していこうと思います。

 この“月別ランクイン候補作品”とは、自分は日頃から“どんな作品が「このミス」にランクインしそうかな?”と色々とチェックしているので、どうせならそれを発売された月別にまとめてしまおう!ということで始めた企画です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、“作者の過去実績”や“なんとなくの前評判”を元に、推測されるランクインの可能性ごとに3段階に分けて並べています。

 ちなみに、これを書いている時点では作品をまだ読んでいない状況になると思うので、この3段階の分類は、作品を読んだ上で決めたものではありませんので、その点ご了承ください。

 なお、読んだ上でのランクイン予想に関しましては、「このミス2011年版」上半期のランクイン作品予想の方をご覧ください。 

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 >> 2010年4月発売の最有力候補っぽい作品 <<


 【 魔法使いの弟子たち / 井上夢人 】

魔法使いの弟子たち魔法使いの弟子たち

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  > 山梨県内で発生した致死率100%近い新興感染症。
  > ワクチンが作られたものの、
  > 発生当初の「竜脳炎」感染者で意識が戻ったのは3名だけ。
  > 彼らは「後遺症」として、不思議な能力を身につけていた…。
  > 『小説現代』連載を書籍化。


 岡嶋二人時代も含めれば5作品が「このミス」にランクインしている井上夢人ですが、新作は9年ぶりということで、この“○年ぶり”というのは「このミス」では大きな武器となるようなので、内容次第ではランクインの可能性も大きいのでは。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
       >> No.333 『魔法使いの弟子たち』 井上夢人


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「ダレカガナカニイル…」  1993年版 6位
   > 「プラスティック」  1995年版 11位
   > 「オルファトグラム」  2001年版 4位

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 >> 2010年4月発売の有力候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


   綺想宮殺人事件 / 芦辺拓 (5作)  <感想記事はこちら>
   攪乱者 / 石持浅海 (4作)  <感想記事はこちら>
   オーディンの鴉 / 福田和代 (1作)  <感想記事はこちら>

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 >> 2010年4月発売の候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


   赤い森 / 折原一 (6作)  <感想記事はこちら>
   ボーダー ヒートアイランド4 / 垣根涼介 (2作)  <感想記事はこちら>
   MUSIC / 古川日出男 (2作)
   道徳という名の少年 / 桜庭一樹 (2作)
   今宵、バーで謎解きを / 鯨統一郎 (1作)
   和菓子のアン / 坂木司
   日本のセックス / 樋口毅宏
   早春の化石 / 柴田哲孝
   緑金書房午睡譚 / 篠田真由美
   炎たる沼 / 池田美代子
   ファディダディ・ストーカーズ / 芹澤桂
   オール・マイ・ラビング / 小路幸也
   Dカラーバケーション(インディゴの夜) / 加藤実秋
   痺れる / 沼田まほかる
   翔騎号事件 / 太田忠司
   魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV / 越前魔太郎
   魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW / 越前魔太郎
   想い火 / 中野順一
   すれ違う背中を / 乃南アサ
   暁英 贋説・鹿鳴館 / 北森鴻
   白と黒が出会うとき / 新堂冬樹
   書物法廷 / 赤城毅
   1Q84 BOOK 3 / 村上春樹  <感想記事はこちら>

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  「このミス2011年版」月別ランクイン候補作品(2010年3月) <<<

  >>> 「このミス2011年版」月別ランクイン候補作品(2010年5月)


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月 9日 (金)

『挑発 越境捜査2』 笹本稜平 > 「このミス」完全読破 No.308

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.308

 『挑発 越境捜査2』 笹本稜平

   「このミス」2011年版 : 91位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.3.23 ~ 読終:2010.3.24

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年2月>

挑発―越境捜査― (双葉文庫)挑発―越境捜査― (双葉文庫)
笹本 稜平

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 No.301「越境捜査」に続く、シリーズ第2作目です。

 前作のメインキャラクターの多くが今回も登場して大暴れするわけですが、その様々な境を越えた関係性を把握するには、前作を読んでいないと少し厳しいのではないかと思われます。

 それに、事件自体は別物となっているものの、前作を踏まえた流れや会話がたくさん出てくるので、やはり本作をより楽しむには前作を事前に読んでおくことが前提となるのではないでしょうかね。

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 というわけで本作も、個性溢れるメインキャラクター達が、犬猿の仲である警視庁と神奈川県警という境を越えつつ、さらに険しく巨大な境を超えるべく奮闘していきます。

 ただ、前作はド派手な展開や激しいアクションシーンなどのエンタメ性が溢れていたのに対し、本作はどちらかというと捜査ミステリに力を入れているように感じました。

 なので、前作と比べると堅いというか捜査過程をじっくりと読ませる作品といった印象なのですが、メインキャラクター達が前作にも増して息の合ったコミカルなやり取りを繰り広げるので、そんな硬派と軟派のバランスが絶妙でしたね。

 それに、話の冒頭で捜査の着地点が提示されているものの、そこに至るまでの道程にかなり危険な障害がいくつも待ち受けていることがわかるので、それをいかにして乗り越えかいくぐっていくのか、というところがなかなかの読み応えでした。

 ちなみに、物語の中で重要な場面に登場する施設が、自分が子供の頃から馴染みの場所だったので(といってももちろん中に入ったことはなくて、横の道をよく通っていたってだけなのですが)、その場面だけかなりリアルに頭の中に映像が浮かんできてしまいましたねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★          人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “笹本稜平” 関連記事 】

  > No.775 「失踪都市 所轄魂」
  > No.535 「所轄魂」
  > No.308 「挑発 越境捜査2」
  > No.301 「越境捜査」
  > No.272 「未踏峰」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「虚国」 香納諒一

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月 7日 (水)

『五声のリチェルカーレ』 深水黎一郎 > 「このミス」完全読破 No.307

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.307

 『五声のリチェルカーレ』 深水黎一郎

   「このミス」2011年版 : 27位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 22位

   読始:2010.3.19 ~ 読終:2010.3.19

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 文庫本 <2010年1月>

五声のリチェルカーレ (創元推理文庫)五声のリチェルカーレ (創元推理文庫)

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 深水黎一郎は、メフィスト賞を受賞したデビュー作「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」以後はNo.104「エコール・ド・パリ殺人事件」、「トスカの接吻」、No.251「花窗玻璃」と“芸術探偵シリーズ”を発表してきました。

 そして本作は、デビュー作以来となるノンシリーズ物なのです。

 とはいえ、専門的な知識を薀蓄的に語り、それを作品テーマに上手く絡み合わせるという深水作品らしい特徴などは変わりないのですけどね。

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 内容の方ですが、同級生を殺害した中学生の少年が、警察で取調べを受けている場面から始まります。

 その少年が事件について全く口を開かないため、少年の心を開かせ真相を語らせようと、担当刑事が少年や事件について調べていきます。

 それに並行して、イジメられッ子であったこの少年が事件を起こすまでの話が語られていくのです。

 そしてラストには驚くべき真相が明かされるわけですが、それほど衝撃的だったり独創的だったりするほどの驚きではないのです。

 ただ、読み終えた後に「それならあの場面は何だったの?」「それにあの時も.....」と振り返ってみると、見事なまでに伏線や仕掛けが施されていたことに気付くので、読んでいる時よりも読み終えた後で衝撃的な驚きが沸き起こってくるのですねェ。

 なので、読後には検証サイトを探して確認したくなることは間違いないと思うので、そういったところからもNo.68「イニシエーション・ラブ」乾くるみNo.190「黒百合」多島斗志之に近いタイプの作品と言えるのではないでしょうか。

 ちなみに、真相が明らかにされた後で回想シーン的な話が始まったものの、それまでの話と繋がりがないままいきなり終わったのできょとんとしてしまったのですが(そして自分が全く気付かなかった真相があったのかとも思ったのですが)、本編とは関係ない短編が最後に収録されていたのですね。すっかり騙されてしまいました.....。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  > No.973 「ストラディヴァリウスを上手に盗む方法」
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  > No.673 「美人薄命」

  > No.564 「言霊たちの夜」
  > No.488 「人間の尊厳と八〇〇メートル」
  > No.307 「五声のリチェルカーレ」
  > No.251 「花窗玻璃 シャガールの黙示」
  > No.104 「エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「挑発 越境捜査2」 笹本稜平

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2010年4月 6日 (火)

『Nのために』 湊かなえ > 「このミス」完全読破 No.306

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.306

 『Nのために』 湊かなえ

   「このミス」2011年版 : 109位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR」
                 (文庫ランキング) 9位

   読始:2010.3.17 ~ 読終:2010.3.19

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2010年1月>

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湊 かなえ

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 湊かなえといえば、デビュー作No.127「告白」を始め、No.165「少女」No.211「贖罪」と漢字二文字のタイトルが続いていました。

 しかし4作目となる本作では、とうとう著者初の漢字二文字ではないタイトルとなったのです。

 とはいえ、複数の登場人物の一人語りによって物語が紡がれていくという形式などの基本部分は、それまでに発表した3作品と変わらないのですけどね。

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 そして本作は、ある殺人事件の真相が、当事者それぞれの語りによって次第に浮かび上がってくる、といった内容です。

 ただ事件の真相が明らかになるということよりも、その事件に至るまでの各人の人間ドラマ(それも生い立ちから始まるようなもの)の方に重点がおかれている感じですかね。

 なので、一人一人が語っていくごとに、その事件のドラマ的様相が徐々に立体化していくように厚みを持っていくので、この構成はなかなか面白かったです。

 あと、湊作品において欠かせないワードである“イヤミス”の面でも本領を発揮していました。

 今回読んでみて思ったのですが、湊作品の読んでいてイヤ~な部分って、読んでいるこっちまで落ち込むくらいに陰湿なイヤさではなくて、もしろすっきりするようなイヤさなのです。

 それは、イヤな目に合う人物には秘められた狂気が潜んでいて、少々のことではへこたれないパワーを感じるので、そんな人物に感情移入することにより読んでいるこっちまで復讐心を抱いてメラメラと熱くさせられてしまうからなのかもしれませんね。

 というわけで、本作は過去の作品と比べると、ミステリ的な面でも物語的な面でも少々薄めかな~とも思いますが、それでも湊作品の魅力が充分に詰まっていたので、“イヤミス”好きの方なんかは特に満足できるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “湊かなえ” 関連記事 】

  > No.833 「リバース」
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  > No.438 「花の鎖」

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  > No.306 「Nのために」
  > No.211 「贖罪」
  > No.165 「少女」
  > No.127 「告白」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「五声のリチェルカーレ」 深水黎一郎

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2010年4月 3日 (土)

『天地明察』 冲方丁 > 「このミス」完全読破 No.305

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.305

 『天地明察』 冲方丁

   「このミス」2011年版 : 91位

   受賞(候補) : 「吉川英治文学新人賞」受賞
            (「直木三十五賞」候補)

   総合ランキング : 「SUGOI JAPAN Award 2015」 4位

   年度ランキング : 「本屋大賞」 1位
              「大学読書人大賞」 大賞(1位)
              「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR」
                 (文庫ランキング) 2位

   読始:2010.3.15 ~ 読終:2010.3.16

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年11月>

天地明察(上) (角川文庫)天地明察(上) (角川文庫)
冲方 丁

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 ここ最近、稀に見る時代小説ブームとなっていまして、書店に行っても以前と比べてかなりのスペースが時代小説のために作られていますし、次々に注目の新刊が発売されています。

 その盛り上がりの要因の一つとして、他ジャンルで活躍していた作家が次々と時代小説に挑戦してきていることが挙げられるのではないでしょうか。

 そして今回紹介する冲方丁もそんな新規参戦組の一人でして、それまではシリーズ2作品ともに「このミス」にランクインしている“マルドゥック・シリーズ”を始めとしたSFファンタジー系の作品を発表していました。

 それが全くの対極と言ってしまってもいいようなジャンルに挑戦するというのですから、これはもう興味や期待が高まってしまいますね。

 ちなみに、明らかに非ミステリ作品なので「このミス」的には対象外になるのではないかとも思ったのですが、“「このミス」ランクイン経験作家の非ミステリ時代小説”としてはNo.124「テンペスト」池上永一の例もあるので、果たして「このミス」の対象となり得るのか、といった興味も持ちつつ読んでみました。

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 この作品の大きな特徴といえば、あまり時代小説らしくないところでしょう。

 主人公は、刀こそ持ち歩いているものの、仕事も趣味も全く侍らしくないものですし、性格もひょうひょうとした感じだし、周りの人々とのやり取りや会話もくだけた感じでとても現代的です。

 それに、時代小説といえばみなぎる力とあふれ出る熱気とでもって成り上がっていくイメージがありますが、本作の主人公はとにかく挫折と苦悩の連続で、その姿は現代の一般人のようでもあります。

 それでもこの作品がとても面白く、しかもあくまで時代小説としての面白さも持ち合わせているのは、この“時代小説の主人公らしくない”というキャラクターがあってのものなのですね。

 優しく真面目なんだけど少し抜けたところがあって好感が持てますし、自分の信念を持ちその困難な道をひたむきな努力と秘めた情熱でもって進んでいく姿、そして成長していく姿に、共感と尊敬の念を感じること間違いなしです。

 そんな主人公の周りに集ってくる人物達もいずれも魅力的なキャラクターでして、誰でも知っている歴史上の人物が意外なキャラで出てきたりと、思わずニヤリとしてしてしまうような面白さもあったりします。

 なので、時代小説ファンの方はもちろんですが、時代小説に苦手意識がある方ほど“面白い!!”と感じるのではないかと思うので、ジャンルを超えてオススメしたいですね。

 ちなみに「このミス」的な読み方についてですが、「テンペスト」と比べるとエンタメ性でも知略戦の面でも薄味だったので(というか「テンペスト」が凄過ぎなだけですが)、ランクインするようなタイプではなかったですかねェ.....(後日追記:結果はやはり1票入ったのみでした)。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “冲方丁” 関連記事 】

  > No.455 「マルドゥック・フラグメンツ」
  > No.415 「マルドゥック・ヴェロシティ」
  > No.336 「マルドゥック・スクランブル」
  > No.305 「天地明察」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「Nのために」 湊かなえ

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2010年4月 1日 (木)

Punk Rock Dream / Ken Yokoyama (PV)

FourFour
Ken Yokoyama

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 舞台は空港。

 これから一人旅立たんとする女(臼田あさ美)。

 それを止めようとしているらしき男(横山健)。

 そして空港における定番的なドラマが展開されていくのかと思いきや、途中から意外な方向に展開していくのですねェ。

 SSTVをBGM変わりに流していた時に臼田あさ美(の唇)が気になってついつい見入ってしまったのですが、この途中からの展開にはホントに驚かされてしまいました.....。

 まあ、そんなに特別に意外性があったり独創的であったりするわけではないのですけどね。

 でも、真相(というほどのものではないけど)が明らかにされる瞬間のインパクトが強烈だったし、その後のメンバーの演技も“わかる人にはわかる”的なもので結構上手かったので、思わずニヤリとしてしまうほどに面白いPVでしたねェ。


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