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2010年2月18日 (木)

『迷路館の殺人(十角館の殺人)』 綾辻行人 > 「このミス」完全読破 No.284

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.284

 『迷路館の殺人』 綾辻行人

   「このミス」1988年 : 7位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2010.1.18 ~ 読終:2010.1.21

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <1992年9月>

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 2010年版3位となったNo.252「Another」が“新たなる代表作”という評価を受けたわけですが、それでもやはり“綾辻行人一番の代表作”といえば、デビュー作でもある「十角館の殺人」で変わらないでしょうね。

 ただこの作品が発表されたのは1987年で、「このミス」創刊の前年だったのです。

 そのため「このミス」に最初にランクインしたのは同じ“館シリーズ”第3作の「迷路館の殺人」なので、“「このミス」完全読破”としてはこの「迷路館」から読んでいくことになるわけです。

 ただ、綾辻行人の代名詞でもある「十角館」を“「このミス」以前”という理由で読まないというのももったいない話だし、読んだとしても「このミス」完全読破 年版別チェックリストにどうまとめるかで悩んでしまうし.....。

 とまあ自分以外の人にはどうでもいいことで考え込んでいたのですが、結局は「迷路館」のオマケ的な感じで一緒に「十角館」の感想も書いてしまうことにしました。

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 というわけで、まずはデビュー作の「十角館の殺人」から。

 80年代後半から始まった“新本格ブーム”の先陣を切る歴史的な作品でもあるため、心して読んでみました。

 “十角館”という奇妙な舞台設定も楽しめたし、終盤のどんでん返しも驚いたのですが、ただ読む前の期待ほどの衝撃やインパクトは残念ながら感じられなかったのですよね。

 まあ、読み終えてから内容を思い返してみたら、一行でそれまでの世界がガラリと変わってしまうトリックの上手さに改めて唸らされたのですが。

 ただ衝撃を受けるほどではなかった理由もちゃんとありまして、この作品が発表された頃の日本では、こういった叙述トリックが使われた小説はほとんどなかったばかりか、“孤島もの”自体も一般的ではなかったそうなのです。

 それが、この作品や他の“新本格”作品などの影響もあって、そういったミステリ作品が多く発表されるようになるわけですが、自分も後発作品でこういったタイプのトリックを先に味わって免疫ができていたため、この作品ではそれほど衝撃や驚きを受けなかったのではないでしょうか。

 なので、そのことを考えれば、発表当時に読んだ人がとても衝撃を受けたであろうことは容易に想像できますね。

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 続いて「迷路館の殺人」ですが、両作を読む前に期待していた衝撃&驚愕は、この作品で味わうことができました。

 舞台となるのが文字通りに家の中が迷路となっている館で、そこで謎めいた連続殺人事件が起こるのですから、このぶっ飛んだ設定だけで自分的にはもう大満足でしたね。

 そこにさらに作中作という設定が組み合わさっていて、しかもラストでは唖然としてしまうようなどんでん返しが炸裂するので、もうホントに期待以上の面白さでした。

 ただ、殺人事件のトリックも驚きのトリックも(もちろん迷路館という設定自体も)バカミス的なので、好き嫌いが分かれそうでもありますけどね。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆ (「迷路館」のみの評価<項目別も>)


   本格ミステリ度 : ★★★★★    鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★★    おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★★   気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 ”綾辻行人” 関連記事 】

  > No.680 「Another エピソードS」
  > No.630 「霧越邸殺人事件」
  > No.517 「奇面館の殺人」
  > No.284 「迷路館の殺人(十角館の殺人)」
  > No.252 「Another」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「カッコウの卵は誰のもの」 東野圭吾

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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