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2009年12月 8日 (火)

『無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~』 望月守宮 > 「このミス」完全読破 No.254

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.254

 『無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~』 望月守宮

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.11.5 ~ 読終:2009.11.6

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年10月>

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 第40回メフィスト賞受賞作品No.160「無貌伝 ~双児の子ら~」に続く、シリーズ2作目です。

 前作の流れを引き継いだ内容となっているのですが、事件というか出来事自体は独立したものなので、前作を読んでいなくても楽しむことができると思います。

 ただ、今回は主役2人のうちの1人が物語が始まって早々に退場してしまうし、それにやはり人と“ヒトデナシ”と呼ばれる怪異が共存しているという独特な世界設定は、事前に知っていないとそれを理解するのに苦労しそうなので、第1作目から読んだ方がより楽しむことができるでしょうね。

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 それで内容の方なのですが、屋敷内で連続殺人事件が起こるという本格ミステリの定番的な展開だった前作のイメージを持って読み始めると、あまりの作風の違いに驚愕してしまうほどのものなのです。

 シリーズ2作目なだけでなく、デビュー2作目でもあるのですが、それでここまで方向性を変えてくる攻撃的な姿勢は素晴らしいですね。

 しかもそれでも、このシリーズの世界設定もメインの登場人物も共通しているし、この物語世界だからこその設定を利用した上で、これほどの違った魅力を引き出しているのですから、その懐の大きさ的なところはまさに驚きです。

 まあ、主人公の成長物語的な部分が少々くどく感じたので、そこら辺を薄くしてよりエンターテイメントに仕上げてくれた方がもっと自分好みになったとは思いますが、でも本格ミステリの新たな領域への挑戦的な姿勢も含めて、この予測不能で目まぐるしい展開の作品を存分に味わうことができました。

 それに、来年に発売予定のシリーズ第3弾が一体どんな内容となるのか全く予想できないだけに、発売が今から楽しみでしかたないですね。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “望月守宮” 関連記事 】

  > No.254 「無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~」
  > No.160 「無貌伝 ~双児の子ら~」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「密室の如き籠るもの」 三津田信三

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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