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2009年11月20日 (金)

『無理』 奥田英朗 > 「このミス」完全読破 No.249

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.249

 『無理』 奥田英朗

   「このミス」2010年版 : 19位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 6位

   読始:2009.10.29 ~ 読終:2009.10.29

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年9月>

無理 上 (文春文庫)無理 上 (文春文庫)
奥田 英朗

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 「最悪」 No.18「邪魔」に続く、人気の“漢字二文字シリーズ”の最新刊が、8年ぶりの登場となりました。

 まあ“漢字二文字シリーズ”といっても、正式なシリーズものというわけではないのですけどね。

 なので、ストーリーや舞台が繋がっていたりとか、登場人物が一緒などということはないので、前2作を読まずにいきなりこの作品を手に取っても、全く問題はありません。

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 この作品は、ある地方都市を舞台に、幾人もの登場人物たちの閉塞感漂う生活&悪い方へと転落していく様を描いた、群像劇サスペンスです。

 その登場人物というのが、前2作ではメインが共に3人だったのに対し、今回は倍増しているので、話が分散化されてしまっている分、この舞台となっている地方都市が抱える暗闇の部分が、嫌というほどに浮かび上がって感じられましたね。

 そして、読んでいて嫌~な気分になるんだけど面白い、というのは前2作同様なのですが、これからどこに転がっていくのか予測不能なストーリーの不安定さ&無軌道っぷりも相変わらずの魅力でした。

 それゆえ、強引すぎるほどにまとめあげてしまった感のあるラストには、不満を感じてしまう方も多いかと思いますが、この作品はそこに至るまでの“魅力的な無軌道っぷり”を楽しむものだと思うので、ラストはオマケ程度に考えてもいいのではないでしょうか。

 ただ、前作「邪魔」に比べると、溜めに溜めてきたものが限界を超えてブチ切れる爽快感がそれほどでもなかったので、ちょっと残念でもありましたかね。

 それではなぜにその「邪魔」よりこちらの方が★評価が少し高いのかと申しますと、「邪魔」の方は、後半のブチ切れっぷりは最高だったのだけれど、前半がホントに読むのが辛いくらいに嫌~な話だったので、全体的には評価を高くできなかったからなのです......。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “奥田英朗” 関連記事 】

  > No.798 「ナオミとカナコ」
  > No.450 「純平、考え直せ」
  > No.249 「無理」
  > No.154 「オリンピックの身代金」
  > No.018 「邪魔」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「秋期限定栗きんとん事件」 米澤穂信

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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