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2009年11月10日 (火)

『智天使の不思議』 二階堂黎人 > 「このミス」完全読破 No.245

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.245

 『智天使(ケルビム)の不思議』 二階堂黎人

   「このミス」2010年版 : 83位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 24位

   読始:2009.10.27 ~ 読終:2009.10.27

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年6月>

智天使の不思議 (光文社文庫)智天使の不思議 (光文社文庫)
二階堂 黎人

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 作者の代名詞的な“二階堂蘭子シリーズ”と並ぶ人気シリーズである“水乃サトルシリーズ”の一作ですが、その“大学生編”としては「奇跡島の不思議」「宇宙神の不思議」「稀覯人の不思議」に続く4作目となります。

 シリーズ物とはいえ、事件自体は独立したものなので、シリーズ前作を読んでいなくても問題なく楽しむことができるのではないでしょうか。

 自分はこのシリーズどころか二階堂作品自体も初めてだったのですが、この表紙にこのタイトルなので(後日追記:ハードカバー版のことです)、読む前はダークファンタジー・ミステリーなのかな~と思っていました。

 ただ読んでみたら、化け物も悪魔も出てこない、現実的な作品世界でしたね。ただ、戦後すぐに起きた殺人事件の謎を数十年後の現代にて解く、といった形式からか、異なる世界観の雰囲気が出ていましたけど。

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 この作品は、物語の冒頭に犯人とその犯行が書かれ、それを探偵役がどう解いていくのかを楽しむ、倒叙形式のミステリーです。

 なので、真相がわかった上で読んでいくことになるのですが、そのうちの一部分が隠されていたことが明らかになり、それゆえに本当の真相がわからなくなってくるので、ただの倒叙ミステリではない捻りの効いた作品でしたね。

 そしてやはり二階堂黎人といえば、No.45「容疑者Xの献身」東野圭吾を巡る“本格論争”において否定派の急先鋒だったわけですが、実はこの作品、その「容疑者Xの献身」をかなり意識した作品でもあるのです。

 なので、両者を比較しつつ読むのも面白そうですが、ただそれによって読む前の時点からある程度の偏見を持ってしまうよりは、まっさらな心持ちで読んだ方が楽しめるのではないかとも思いますけどね。

 ちなみに、「東京ブギウギ」(笠置シヅ子)を一度も聴いたことがないというような方は、本作を読む前にまずこの歌を聴いておいた方が良いですよ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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