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2009年11月 6日 (金)

『少女たちの羅針盤』 水生大海 > 「このミス」完全読破 No.242

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.242

 『少女たちの羅針盤』 水生大海

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) : 「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(優秀作)」受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 24位

   読始:2009.10.22 ~ 読終:2009.10.22

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年7月>

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水生 大海

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 「第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の優秀賞を受賞した作品です。

 ちなみに、この時に大賞(的なもの)を受賞したのがNo.179「玻璃の家」松本寛大だったのですが、その「玻璃の家」が海外を舞台にした硬派な本格ミステリ作品だったのとは対称的に、本作は女子高生たちが主人公の青春ミステリ作品となっています。

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 冒頭で、あるアイドル女優が、かつて知る人ぞ知る伝説的な人気を誇った女子高生自主制作劇団のメンバーだったことがわかるのですが、実はその今は無き劇団内で、人知れず殺人事件が起こっていたのです。

 その犯人というのがこのアイドル女優だということも冒頭から提示されているのですが、一体この犯人というのは劇団内の誰なのか?そして殺されたのは?どのような流れ(理由)でそんな事態になっちゃったの?といった謎が、アイドル女優が真相を知っているのであろう何者かにおびえる現在の話と、女子高生自主制作劇団の活動を追う過去の話によって、次第に真相へと導かれていきます。

 こういった、最初に謎がわかりやすい形で提示され、その謎の真相が披露されるのを今か今かと待ち焦がれながら読んでいく、といった構成からして、もう面白くならないわけがないって感じですね。

 しかもその焦らしっぷりが心憎いほどで、現在の話でこれでもかと謎について煽ってくるのに、それに直接的に関わってくるのであろう過去の話では、謎の存在などないかのように、それでいて密かに匂わすように話が進んでいくのですから。

 まあ、話の中心となるのは女子高生たちの青春物語でして、そういったミステリとは離れた部分を楽しむことができるかどうかでこの作品に対する評価も変わってくるのではないかと思うのですが、ただそんな青春物語を楽しめるならば、本格ミステリ作品としてもかなり楽しむことができるのではないでしょうか。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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