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2009年10月29日 (木)

『逃亡者』 折原一 > 「このミス」完全読破 No.231

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.231

 『逃亡者』 折原一

   「このミス」2010年版 : 138位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 30位

   読始:2009.9.24 ~ 読終:2009.9.28

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年8月>

逃亡者 (文春文庫)逃亡者 (文春文庫)
折原 一

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 折原一の“~者シリーズ”最新作です。

 シリーズといっても、別に設定や主人公やストーリーが共通しているわけではないので、いきなりこの作品を読んでも全く問題はありません。

 そして今回は、殺人事件を起こした女の長年に渡る逃亡劇が描かれています。

 というと、ある実在した事件を思い浮かべるわけですが、まさにその事件をモデルにして作られた作品なのですねェ。

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 というわけで、主人公の時効の壁を超えるべく日本中を逃げ回る姿を中心に話は進んでいきまして、逃亡中の心安らがぬ生活や、追手とのスリル溢れる駆け引きなど、サスペンス作品として楽しむことができます。

 ただやっぱり、実在した事件がモデルになっていることや、その作品内容の性質からして、行き着く先というのはだいたい予想がついてしまいます。

 そしてその通りに進んでいくのですが、そこは折原一作品だけあって、最後にはこの作者らしい驚くべき仕掛けが用意されているのです。

 なので、折原作品好きの方にとっては満足できるのではないかと思うのですが、ただそのクライマックスに至るまでの逃亡劇の部分が少々長すぎるように感じてしまうかもしれません。

 逆に、逃亡劇の部分を面白く読んでいた方なんかは、最後のどんでん返しにはちょっとひねくれすぎで蛇足的に感じてしまうかも。

 まあ、自分もそうなのですが、どちらの要素もひっくるめて楽しめる人も間違いなくいますからね。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “折原一”関連記事 】

  > No.691 「潜伏者」
  > No.512 「帝王、死すべし」

  > No.407 「追悼者」
  > No.338 「赤い森」
  > No.325 「倒錯のロンド」
  > No.231 「逃亡者」
  > No.153 「倒錯の死角」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「同期」 今野敏

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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