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2009年7月10日 (金)

<JC1巻買い> 「フープメン」 川口幸範

フープメン 1 (ジャンプコミックス)フープメン 1 (ジャンプコミックス)

集英社 2009-07-03
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 2009年7月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の2冊目が、「フープメン」です。

 前クールから始まった「黒子のバスケ」に続くバスケ漫画ということで注目が集まった本作ですが、早々から低い掲載順となり、最初の改編期は何とか生き延び突き抜けは回避したものの、この1巻が発売された週にあえなく打ち切りとなってしまいました。

 その「黒子のバスケ」との比較でいえば、「黒子」が最初から出し惜しみなく見せ場の連続で盛り上げたのに対し、この「フープメン」の方は、それほど盛り上がりのないまま話が進んでいたし、主人公の特徴(能力)である“通訳”も第1話以降は効果的な使われ方がされていなかったし、全体的に地味な印象となっていたので、早期打ち切りも仕方ないかな、といった感じでしょうか。

 とはいえ、この「フープメン」「黒子」のように見せ場の連続で盛り上げていればスタートダッシュに成功していたか、というと、それでもどちらにしろ逆効果になったのではないでしょうかね。

 この作品は、バスケ漫画ではあるけれど、どちらかといえばバスケを題材にした主人公の成長物語がメインとして描かれていました。

 その描き方というのも、主人公の独り語りが効果的に使われていたし、メインラインから外れたエピソードなどにも力を入れていたし、なにより主人公のひょうひょうとした性格がこの作品の味でもあったため、見せ場の連続で描いていたとしても、この作品(=この作者?)の味を殺すだけだったでしょうから。

 そんなことから考えても、これはこれでこの作品的にはベストの描き方だったのではないかと個人的には思うのですけどね。これで人気が獲れないならしょうがないな、って感じで。

 だから作品自体はなかなか面白くて、ラストの締め方なんかも打ち切り漫画とは思えないくらいにしっかりしたものだと感じたので、やはり“週刊少年ジャンプ的な作品”ではなかった、ってことなのでしょう。

 なので、次作を発表するにしても、他誌に掲載した方がまだ人気を得る可能性が高そうですが、ただ設定や主人公のキャラクターなど何か掴みの一発さえあれば、この作風でも充分ジャンプで人気を得ることができると思いますし、他のジャンプの漫画家とは一線を画する個性的な作風だと思うので、あくまでジャンプでの再挑戦に期待したいですけどね。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「部活勧誘の理由は・・・「英語がしゃべれる」こと! 通訳から始めるバスケストーリー!!」と書かれていて、その横には「「アイシールド21」の村田先生のおまけイラストもあるよ!!」と書き加えられています。

 裏帯の方は、佐藤雄歩、ジョシュア・久慈・グリフィンJr.、小牟田鐘、小金井麻央の絵付き登場人物紹介と、2巻が9月4日に発売されることが書かれています。

 カバーを外した部分は、カバーと全く同じ絵ですね。


 中身の方ですが、ページの合間には自虐的な香りのする裏話的な一コマ漫画が全5ページ。

 そして、帯にも書いてあるように、作者の師匠である村田雄介が描いたカット絵(バスケのリングの中に雄歩・ジョシュ・鐘・麻央が描かれた絵)が掲載されています。

 最終ページには、STAFFとして、川口幸範・竹内良輔・樫田千恵子・杉江翼・佐藤奈緒・田辺洋一郎の自画像らしきものも載っています。

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