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2009年4月

2009年4月29日 (水)

週刊少年ジャンプ読切! 「BLUST!」 村田雄介

 2009年22・23合併号に掲載された読切作品が、村田雄介の「BLUST!」(ブラスト)です。

 村田雄介といえば、言うまでもなく現在連載中の「アイシールド21」の作画担当なのですが、別に「アイシル」が休載というわけでもないのにカラーで51Pの掲載ということで、これはかなりの働きっぷりですね。

 その「アイシル」の方は、過去に対戦したライバル達が結集したワールドカップ編も決勝のアメリカ戦真っ只中で、連載終了も近いような感じなので、新たな連載に向けたデモンストレーションか?と勘繰ってしまいます。


 それで内容の方ですが、闇の人材派遣組織に所属している主人公の話です。

 この主人公は、かつて敵組織に捕まった際に施された実験手術により特殊能力が備わっているのですが、これを武器に危険を伴う依頼に挑んでいく、といったものです。

 やはり絵が「アイシル」とほとんど変わらないだけに、その絵で設定が全く違う話を読むというのは、とても新鮮な感じがして面白かったですね。

 そして内容的にも、読切用に作られたというよりは、連載を想定して作られたような感じなので、近いうちに新連載作品としてジャンプに帰ってくるかもしれませんね。


 ちなみに、扉絵に付けられている煽り文は、

波間の過去も 雲間の未来も 光の掌で掴み取れ!!

☆カレーな男が華麗に決める!?
     アルティメットアクション 特別読切Cカラー 51P!!

こっちも見逃すな! 『アイシールド21』も327Pから驚愕の同時掲載!!

というものでした。

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 【「村田雄介」関連記事】

  > 「ワンパンマン 少年ジャンプ出張版」 ONE 村田雄介
                        > 週刊少年ジャンプ読切! (13.11.11)

  > 「マインズ」 村田雄介 > 週刊少年ジャンプ読切! (10.6.14)

  > 「BLUST!」 村田雄介 > 週刊少年ジャンプ読切! (09.4.29)


 【「2009年の読切」関連記事】

  > 「SWOT」 杉田尚 (09.11.21)

 < 第5回 金未来杯 >
  > 「明治百機八匣譚DENGI」 芝田優作 (09.7.27)
  > 「CROWN!」 稲吉慶 小林ツトム (09.8.3)
  > 「north island」 安藤英 (09.8.10)
  > 「世直し伝説!!世奈押郎」 根田啓史 (09.8.24)
  > 「メタリカメタルカ」 水野輝昭 (09.8.31)
  > 「第5回 金未来杯」エントリー作品の中で
           一番面白かった作品を決める投票を実施中です (09.9.2)

 < JG1読切祭 >
  > 「ねこわっぱ!」 松本直也 (09.6.1)
  > 「詭弁学派、四ッ谷先生の怪談」 古舘春一 (09.6.8)
  > 「黒蜜様 参る!」 岩本直輝 (09.6.15)
  > 「ULTIMATE CHASER」 春日真 (09.6.22)
  > 「LOCK ON!」 土田健太 (09.6.29)

  > 「BLUST!」 村田雄介 (09.4.29)

  > 「血風学級怪」 三代川将 (09.4.20)

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  >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

『ジョニー・ザ・ラビット』 東山彰良 > 「このミス」完全読破 No.176

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.176

 『ジョニー・ザ・ラビット』 東山彰良

   「このミス」2010年版 : 13位

   受賞(候補) : (「世界バカミス☆アワード」最終候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 11位

   読始:2009.4.17 ~ 読終:2009.4.20

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年12月>

ジョニー・ザ・ラビット (双葉文庫)ジョニー・ザ・ラビット (双葉文庫)
東山 彰良

双葉社 2011-06-16
売り上げランキング : 256619

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 「タード・オン・ザ・ラン(改題「逃亡作法 TURD ON THE RUN」)」で「このミステリーがすごい!」大賞の記念すべき第1回大賞(銀賞)を受賞した東山彰良の、2008年2作目となる作品です(ちなみにこの受賞時には“東山魚良”という名前でした)。

 内容は、うさぎが主人公のハードボイルド探偵小説。

 こういった動物が主人公の小説といえば、動物たちが人間のように生活している架空の世界を舞台としているもの、あるいは現実的な世界を舞台にした上で動物たちを少々擬人化して描いているものと、大きく2つに分かれると思うのですが、この作品はちょうどその中間に位置するのではないでしょうか。

 うさぎを始めとした動物たちが人間のように生活しているものの、それでも人間たちとの関係というのは現実と同様なので、そこのバランスにより面白味が出ていましたね。

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 そしてこの作品の一番の魅力といえば、何と言っても主人公であるうさぎ探偵のキャラクターでしょう。

 古風なまでにハードボイルドな探偵なのですが、これがまたクールで、渋くて、気高くて、キザで、一本気で、情熱的で、哀愁漂っていて、うさぎとは思えないくらいにカッコ良いのです。

 そんなうさぎ探偵が、人間や動物たちの裏の世界を飛び跳ねながら、依頼された謎、そして自らが抱える闇の真実へと導かれていくこの作品自体も、やはりクールで渋くて気高くてキザで一本気で情熱的で哀愁漂っていて、シビレルくらいにカッコ良いのですねェ。

 かなり男臭い(オス臭い?)ハードボイルドということもあって好みは分かれそうですが、「このミス」大賞出身作家初の「このミス」ランクインも狙えるんじゃないかと思うくらいに素晴らしい作品でした(後日追記:13位にランクインしました)。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★    感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★    気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 ”東山彰良” 関連記事 】

  > No.889 「罪の終わり」
  > No.829 「流」

  > No.689 「ブラックライダー」
  > No.545 「ミスター・グッド・ドクターをさがして」
  > No.496 「ファミリー・レストラン」
  > No.283 「ライフ・ゴーズ・オン」
  > No.176 「ジョニー・ザ・ラビット」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「黒と赤の潮流」 福田和代

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月26日 (日)

『暴雪圏』 佐々木譲 > 「このミス」完全読破 No.175

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.175

 『暴雪圏』 佐々木譲

   「このミス」2010年版 : 8位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 18位

   読始:2009.4.14 ~ 読終:2009.4.16

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年2月>

暴雪圏 (新潮文庫)暴雪圏 (新潮文庫)
佐々木 譲

新潮社 2011-11-28
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 この作品はNo.48「制服捜査」に続く、「駐在警官川久保篤シリーズ」の第2弾です。

 シリーズ2作目といっても、前作とは異なる部分がいくつかありまして、まずは前作が連作短編集だったのに対し、今作は長編作品となっています。

 そして前作は、駐在所警官である主人公が、捜査権がないなど事件に対する権限が限られている中で、自分の出来る範囲のことを全力で行っていくという、等身大のヒーロー的な魅力が溢れている作品でした。

 しかし、今作にもこれと同じような面白さを期待して読んでしまうと、少々ガッカリしてしまうかもしれません。

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 というのもこの作品は、いくつかの無関係な出来事が同時進行して、話が進むにつれてそれらが徐々に絡みだしていく、といった構成なのですが、主人公である川久保巡査部長は、一応作品全体の主役的存在ではあるものの、あくまで並行して語られる話の中の一つの登場人物でしかないのです。

 なので、この作品のあらすじなどを見ても、川久保巡査部長が話の中心となって大活躍をするような印象を持ち、前作のような魅力を期待してしまうのですが、実際には脇役的と思えるほどの活躍度なのですよね。

 とはいえ、これは前作の魅力とは少し趣きが異なるというだけで、魅力が全くないというわけではもちろんありません。

 いくつかの並行する話が見事に集約していくという構成は、No.151「警察庁から来た男」No.152「警官の紋章」などでもみられ、佐々木譲の近年の作品の特徴でもあるわけですが、それだけに“さすが真骨頂!”といった巧みさで読ませてくれるのです。

 やはり個人的にも、川久保巡査部長の八面六臂の大活躍を期待していたので、その点で拍子抜けしてしまったのは確かですが、でも前作とは違った魅力で楽しませてもらえたこともまた事実なのですよね。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★         おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★    感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気楽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “佐々木譲” 関連記事 】

  > No.840 「砂の街路図」

  > No.685 「代官山コールドケース」
  > No.615 「人質」
  > No.563 「回廊封鎖」
  > No.522 「地層捜査」
  > No.505 「密売人」

  > No.485 「警官の条件」
  > No.424 「婢伝五稜郭」
  > No.423 「五稜郭残党伝」
  > No.401 「エトロフ発緊急電」
  > No.344 「ベルリン飛行指令」

  > No.298 「北帰行」
  > No.282 「巡査の休日」
  > No.230 「廃墟に乞う」
  > No.200 「警官の血」
  > No.175 「暴雪圏」

  > No.152 「警官の紋章」
  > No.151 「警察庁から来た男」
  > No.138 「うたう警官 (笑う警官)」
  > No.048 「制服捜査」
  > No.024 「ストックホルムの密使」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「ジョニー・ザ・ラビット」 東山彰良

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月22日 (水)

『英雄の書』 宮部みゆき > 「このミス」完全読破 No174

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.174

 『英雄の書』 宮部みゆき

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.4.6 ~ 読終:2009.4.13

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本(上・下) <2009年2月>

英雄の書(上) (新潮文庫)英雄の書(上) (新潮文庫)
宮部 みゆき

新潮社 2012-06-27
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 宮部みゆきの新作は、上下巻の異世界ファンタジーです(後日追記:ノベルス版は一巻組です)。

 なので、物語の冒頭から異世界設定で話が進んでいくと思っていたのですが、最初はバリバリの現代劇で、ファンタジー作品だと知らずに読んでいたなら、完全なる現代社会を舞台とした話だと確信して疑わなかっただろうと思うくらいでした。

 でもその後でファンタジー的な世界に突入して、“さあこれから異世界ファンタジーの開幕か!?”とワクワクしながら読み進めるのですが、またまた現実に即した社会問題的な方向に戻って行ったので、ちょっと拍子抜けというか、予想を裏切られる感じでしたね。

 そんな過程を経て、自分が読む前に思い浮かべていた異世界ファンタジーな世界へといよいよ突入していくのです。

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 というわけで、異世界ファンタジーといえども、王道ではなく異色のファンタジー作品でしたね。

 これはストーリー的な部分だけでなくて、作品全体を通して軸として語られているのが、哲学的というか思想的なこと、つまりは行動よりも思想の方に重きを置いているようにも感じられるのです。

 そのため、そういった部分でのやり取りや、作品世界の説明などにも結構なページが使われていたりするので、RPGゲームのようなファンタジー作品のイメージやストーリー面を期待していると、そのギャップに驚いてしまうはずです。

 そんな、ファンタジーでありながらも純粋なるファンタジーというわけでもない、といった感じなので、あくまで“「このミス」にランクインするかどうか?」といったことを最大の観点として読むと、様々な要素が混じり合っていて、そのうちのどれか一つに絞ってとことん書いてくれたらな~って思って、全体的には中途半端な印象となってしまいました。

 ただ、「このミス」に入るかどうかを気にしないのであれば、その混在とした部分がかえって魅力的となって、充分に楽しめたのですけどね。
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  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “宮部みゆき” 関連記事 】

  > No.715 「ペテロの葬列」

  > No.638 「桜ほうさら」
  > No.589 「ソロモンの偽証」
  > No.500 「魔術はささやく」
  > No.356 「小暮写眞館」
  > No.174 「英雄の書」

  > No.100 「火車」
  > No.083 「名もなき毒」
  > No.077 「誰か」
  > No.035 「龍は眠る」
  > No.001 「模倣犯」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「暴雪圏」 佐々木譲

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月20日 (月)

週刊少年ジャンプ読切! 「血風学級怪」 三代川将

 このブログでは、週刊少年ジャンプの新連載と単行本1巻の感想をシリーズ化して書いていますが、ここでちょっと新企画的な感じで、ジャンプの読切作品の感想をテスト的に書いてみたいと思います。

 ただ、先の2シリーズはだんだんと中身が長くなってしまっているので、この読切感想は簡潔に書いてみましょう。


 というわけで一発目は、2009年21号に掲載された、これがジャンプ本誌初登場となる三代川将の読切作品「血風学級怪」です。

 世の中に流れる怪談的な噂話(都市伝説)が現実化する世界で、その現実化した怪異な存在に中学生である主人公が立ち向かうという、学園漫画です。

 ギャグ的な要素があったり、主人公が能天気だったりと、結構コミカルな部分も多いのですが、基本はやはりホラー的な感じですかね。ただホラーテイストな部分は、ストーリーや演出などより、絵的な描写が一番強い感じです。

 その絵的な描写でも、今回主人公の敵となった怪異な存在の方はなかなか迫力があってインパクトも申し分ないのですが、主人公とコンビを組む怪異的なものの方が、ちょっと絵的にも能力的にもわかりにくかったので、そこがちょっともったいなかったかな~なんて思ってしまいました。

 そんなホラー系の作品なのですが、奇しくも、同じ号で「魔人探偵脳噛ネウロ」が最終回を迎え、翌週には「ぼっけさん」が早くも打ち切りとなってしまうなど、ジャンプの中ではホラー系な部類に入る2作品が一気に終わってしまいました。

 なので、この「血風学級怪」は、これらの後釜的な期待や狙いもあっての掲載だったするのでしょうかねェ。


 ちなみに、扉絵に付けられている煽り文は、

風の噂に流されて アイツが!アイツがやってくる!!

★怪奇!?赤いアイツの活躍を追え!!
      コワオモシロさ都市伝説級読切Cカラー49P!!

というものでした。

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 【「ミヨカワ将(三代川将)」関連記事】

  > 「返信願望!」 西尾維新×ミヨカワ将 > 週刊少年ジャンプ読切! (14.8.4)

  > 「EGG KNOCKER」(ジャンプVS -バーサス-) (13.3.22)

  > 「ST&RS -スターズ-」 竹内良輔 ミヨカワ将 > 週刊少年ジャンプ新連載! (11.7.3)
  > 「ST&RS -スターズ-」 竹内良輔 ミヨカワ将 <JC1巻買い>  (12.1.30)

  > 「血風学級怪」 三代川将 > 週刊少年ジャンプ読切! (09.4.20)


 【「2009年の読切」関連記事】

  > 「SWOT」 杉田尚 (09.11.21)

 < 第5回 金未来杯 >
  > 「明治百機八匣譚DENGI」 芝田優作 (09.7.27)
  > 「CROWN!」 稲吉慶 小林ツトム (09.8.3)
  > 「north island」 安藤英 (09.8.10)
  > 「世直し伝説!!世奈押郎」 根田啓史 (09.8.24)
  > 「メタリカメタルカ」 水野輝昭 (09.8.31)
  > 「第5回 金未来杯」エントリー作品の中で
           一番面白かった作品を決める投票を実施中です (09.9.2)

 < JG1読切祭 >
  > 「ねこわっぱ!」 松本直也 (09.6.1)
  > 「詭弁学派、四ッ谷先生の怪談」 古舘春一 (09.6.8)
  > 「黒蜜様 参る!」 岩本直輝 (09.6.15)
  > 「ULTIMATE CHASER」 春日真 (09.6.22)
  > 「LOCK ON!」 土田健太 (09.6.29)

  > 「BLUST!」 村田雄介 (09.4.29)

  > 「血風学級怪」 三代川将 (09.4.20)

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  >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

『土井徹先生の診療事件簿』 五十嵐貴久 > 「このミス」完全読破 No173

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.173

 『土井徹先生の診療事件簿』 五十嵐貴久

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.4.1 ~ 読終:2009.4.2

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

土井徹先生の診療事件簿 (幻冬舎文庫)土井徹先生の診療事件簿 (幻冬舎文庫)
五十嵐 貴久

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 本人の意思とは関係なく、いつのまにやら警察のキャリア組となってしまった、大学を卒業したばかりの女性が主人公です。

 まず最初に就くことになったのが、やはりキャリア組なだけあって、いきなりの副署長。

 しかし、雲の上の存在であるキャリア組であることや、女性であること、そしてもう一つの大きな理由のために、署内ではお飾り的な扱いとなっているので、事件や事故など少しでも危険が伴いそうなものからは遠ざけられてしまっているのです。

 そのために、この副署長の元に持ち込まれる仕事というのは、事件性のない、しかし面倒くさくて誰もやりたがらないようなものばかり。

 ただそれらには奥深い所に謎めいた秘密が隠れていまして、それを見事なまでに推理してしまうのが、副署長のアドバイザー的存在であり、この作品のタイトルにもなっている、土井徹先生その人なのです。

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 この先生は、「動物と会話が出来る」と噂されるほどに腕のある獣医なので、やはり謎解きにも、様々な動物が関わってきます。

 なので、“日常の謎系”のようにも思われるのですが、一応警察官の仕事なので事件的な部分もあるので、ちょっとそこら辺は曖昧な感じでしょうか。ただ全体的にほのぼのとしているので、雰囲気としては“日常の謎系”に近いですかね。

 それでこの作品は連作短編集なのですが、最後の話だけは、それまでの流れから急に変わって、ちょっと重くシリアスな感じになったので驚きました。

 作品全体の雰囲気やバランスからいったら、最後までほのぼのとした感じで終えた方が良かったようにも思えましたが、でも自分的にはこの予定調和でない流れの方が好きですかね。

 ただそれも、続編が書かれるのではないかと期待してのものなので、この本のみでこのシリーズが終わってしまうのだとしたら、この最後の話のイメージだけが残ってしまうので、この終わり方はやっぱり寂しい感じがしてしまいますけどねェ。
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  > 個人的評価 : ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★
   熱アクション度 : ★         主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★         人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「英雄の書」 宮部みゆき

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月18日 (土)

House☆Disney (CD)

House☆DisneyHouse☆Disney
Fantastic Plastic Machine

エイベックス・エンタテインメント 2009-01-28
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 以前に、ジブリの歌をハウスミュージックにアレンジした「the ジブリ set / DAISHI DANCE」を紹介しました。

 日本のアニメの最高峰がジブリならば、世界のアニメの最高峰といえば、やはりなんといってもディズニーでしょう。

 というわけで、タイトルからも分かるように、ディズニーの名曲をハウスにアレンジしたアルバムです。

 ジブリの時にも似たようなことを書きましたが、ユーロビートにアレンジしたものに比べると、思い切った変化や迫力ある音などで見劣るものの、ハウスなアレンジの方が、元曲を良さを最大限に活かしていて、ディズニーや各作品の世界感を壊すことなくハウスとして新たに作り上がっているので、違和感なく、しかし斬新な気持ちで楽しむことができるので良いですね。

 そしてこのCDを聴いていると、ディズニーランドに行きたくなること間違いなしです。なので、好きな人にこのCDをプレゼントして、その後にタイミング良くディズニーランドに誘えば、成功率がかなり上がるかも?

 ちなみに自分的に一番気に入ったのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の曲ですね。他の曲とはちょっと異質な感じの雰囲気な一曲なのですが、これがまた迫力あるのです。プロレスの入場テーマに使ったらカッコ良すぎでしょうねェ。まあ有名すぎるので、実際に使えはしないだろうけど(海賊キャラならOKかも?)。

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 【「ハウス・アレンジCD」関連記事】

  > House☆Disney (CD) (09.4.18)
  > the ジブリ set / DAISHI DANCE (CD) (08.9.3)

2009年4月16日 (木)

>>MDB的コンピCD-16<< 「花の歌」

>> MDB的コンピCD << とは?

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 「花の歌」

  * 曲名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです


  01 : 世界に一つだけの花 / SMAP  (2003年)

  02 : 花 -Memento-Mori- / Mr.Children  (1996年)

  03 : スミレ / ゆ ず  (2003年)

  04 : さくら(独唱) / 森山直太朗  (2003年)

  05 : Moments / 浜崎あゆみ  (2004年)

  06 : ここにしか咲かない花 / コブクロ  (2005年)

  07 : CHU-LIP / 大塚愛  (2007年)

  08 : ハナミズキ / 一青窈  (2004年)

  09 : フラワー / KinKi Kids  (1999年)

  10 : 花の名 / BUMP OF CHICKEN  (2007年)

  11 : サボテンの花~“ひとつ屋根の下”より~ / 財津和夫  (1993年)

  12 : 蒲公英-たんぽぽ- / 19  (2002年)

  13 : flower / L’Arc~en~Ciel  (1996年)

  14 : / 石嶺聡子  (1995年)

  15 : さくら / ケツメイシ  (2005年)

  16 : / ORANGE RANGE  (2004年)

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 4月に入ってから、ポカポカ陽気の過ごしやすい気候になり、本格的に春を迎えたようですね。

 そんな4月の一大イベントといえば、なんといっても桜の花見ですが、これを書いている時点ではもうすっかり葉桜へと姿を変えてしまいました.....。

 しかし、春に咲く花はなにも桜ばかりではなくて、道を歩けばあちらこちらに綺麗な花が微笑みかけるように咲いているのを見つけることが出来るはずです。

 というわけで今回は、花の歌を集めてみました。

 花の歌というのは昔から数多く歌われてきましたが、今回は、1991年以降に発売された歌というのはもちろん、シングルとして発売されヒットした歌のみという縛りでこの16曲を選んだのです。

 ただ、桜を歌った名曲は数多くあって、これまでに桜の歌コンピを2記事も書いたわけですが、この「花の歌」にたくさん入れてしまうと「桜」コンピと変わらなくなってしまうので、ここでは桜の歌は2曲のみを激選してみました。

 こうして並べて聞いてみますと、名曲ばかりというのはもちろんですが、穏やかでゆったりとした歌がほとんどですね。

 そして、花を人や人生に例えた歌詞の歌がとても多いのが特徴のようです。

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 【「“花の歌”コンピCD」関連記事】

  > 「桜・さくら・サクラ -2009-」 (09.2.18)
  > 「桜・さくら・サクラ -1998~2007-」 (08.3.28)

2009年4月14日 (火)

『虎と月』 柳広司 > 「このミス」完全読破 No.172

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.172

 『虎と月』 柳広司

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.3.31 ~ 読終:2009.3.31

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年2月>

虎と月 (文春文庫)虎と月 (文春文庫)
柳 広司

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 この作品は、中島敦の「山月記」(Amazon.co.jp)をベースにして、それをミステリ小説に仕立て上げたという、一風変わった作品です。

 ただ、別に「山月記」の方を読んでいなくても、この「虎と月」だけで何の問題もなく楽しむことができるでしょう。

 しかし、読み終えてから考えてみますと、この作品の一番の楽しみ所というのは、「山月記」を元にどれだけ新たな小説として作り変えられているのか?、といった部分だと思うので、「山月記」を事前に読んでいた方がより楽しめるのは間違いないでしょう。

 それに、この原作的な存在である「山月記」というのは、文庫本では9ページのみとかなり短くアッと言う間に読み終えてしまえるし、図書館などでもこの「山月記」が収録されている本は複数所蔵していそうなので、前菜的な感じで軽く読んでしまうことができますからね。

 ちなみに自分は、「山月記」を事前に読まずに「虎と月」に手を付けたのですが、それでも十分に楽しめたものの、後で「山月記」を読んでみたら、「この話をあそこまでパワーアップさせてしまうとは!」と恐れ入ってしまいました。やはり「山月記」を読んだからこそ、この「虎と月」の本当の意味での面白さを実感できたのです。

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 内容の方は、中国を舞台としたおとぎ話的な感じでして、やはり学生向けの「ミステリーYA!」の作品だけあって、とても読みやすい文章で書かれています。

 なので、昨年発売され「このミス」でも2位という高順位にランクインした大人向けスパイ・ミステリ小説であるNo.162「ジョーカー・ゲーム」とは全くタイプの違う作品ですね。

 だけど最後まで読んでみると、ミステリ的な狙いや構成的なものが似たように感じられました。なので、タイプが全く違うとはいえ、「ジョーカー・ゲーム」が面白かったという方でも同じように楽しめるのではないでしょうか。

 ただ、最初の方はほとんど見せ場的な盛り上がりがあまりなく、淡々と進んでいく感じなので、「ジョーカー・ゲーム」的なものを期待していると、前半部分はちょっと退屈してしまうかも。

 しかし、その部分こそが「山月記」と大きくリンクする部分であり、その相違点を楽しむ部分でもあるので、やはり事前に「山月記」を読んでおくべきでしょうね。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “柳広司” 関連記事 】

  > No.806 「ラスト・ワルツ」
  > No.787 「ナイト&シャドウ」
  > No.679 「楽園の蝶」
  > No.532 「パラダイス・ロスト」
  > No.520 「怪談」

  > No.463 「ロマンス」
  > No.339 「キング&クイーン」
  > No.243 「ダブル・ジョーカー」
  > No.172 「虎と月」
  > No.162 「ジョーカー・ゲーム」


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2009年4月11日 (土)

『無間人形 新宿鮫IV』 大沢在昌 > 「このミス」完全読破 No.171

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.171

 『無間人形 新宿鮫IV(4)』 大沢在昌

   「このミス」1994年版 : 16位

   受賞(候補) : 「直木三十五賞」受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 3位

   読始:2009.3.23 ~ 読終:2009.3.27

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <2000年5月>

無間人形 新装版: 新宿鮫4 (光文社文庫)無間人形 新装版: 新宿鮫4 (光文社文庫)
大沢 在昌

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 この作品は、新宿鮫シリーズの4作目となります。

 ここまでシリーズが続くとそろそろマンネリ化してきそうですが、この作品ではとうとう直木賞までも受賞してしまったほどで、人気は衰えを知りません。

 まあ、「このミス」的にはランクインしたものの16位とあまり高くなかったのですけどね。

 でもこれは、締め切りギリギリの10月発売だったことや、同じ対象期間内にもう一つの新宿鮫シリーズ作品(No.75「屍蘭 新宿鮫III」)が発売されていたことや、これら新宿鮫シリーズ作品を超えるほどの評価を受けた「B・D・T(掟の街)」も同じ対象期間内に発売されていたことなども影響したのでしょう。

 それよりも、これだけ不利な条件があったのにランクインしたという事実、さらには3作品が全てランクインしてしまったという事実が、この時期の新宿鮫シリーズ人気のすごさ、というよりも大沢在昌人気の凄まじさが窺い知れるのですねェ。

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 それで内容の方ですが、ある事件における黒幕的存在へと辿り着こうと鮫島刑事が奮闘する話です。大雑把に言えば。

 その黒幕へと続く道というのは、一寸先でさえ霞んでいるほどに困難で険しい道なのですが、それでも自分の信念のみにしたがって前へ進んでいく姿というのが、とても主人公らしくて相変わらずカッコいいですね。

 そして黒幕側の方でも次第に状況が複雑に変化していくので、この先の読めなさにより飽きることなく、鮫島刑事と共に事件全体に巻き込まれていくようでした。

 というわけで、もうこれで4作目ということもあり、読む前は、面白さへの信頼感がある変わりに期待感もそれなりになってしまっていたのですが、やはり読んでみたらこれまでの作品と同様に熱くなりながら楽しめました。間を空けずに続く第5作に手を伸ばしてしまいそうですね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “大沢在昌” 関連記事 】

  > No.1012 「俺はエージェント」
  > No.0945 「夜明けまで眠らない」
  > No.0781 「雨の狩人」
  > No.0628 「冬芽の人」
  > No.0553 「鮫島の貌 新宿鮫短編集」

  > No.0456 「絆回廊 新宿鮫X」
  > No.0435 「氷の森」
  > No.0426 「狼花 新宿鮫IX」
  > No.0419 「新宿鮫 風化水脈(新宿鮫VIII)」
  > No.0417 「やぶへび」

  > No.0404 「女王陛下のアルバイト探偵(アイ)」
  > No.0400 「灰夜 新宿鮫VII」
  > No.0348 「氷舞 新宿鮫VI」
  > No.0335 「ブラックチェンバー」
  > No.0292 「欧亜純白 ユーラシアホワイト」

  > No.0262 「炎蛹 新宿鮫V」
  > No.0171 「無間人形 新宿鮫IV」
  > No.0075 「屍蘭 新宿鮫III」
  > No.0043 「毒猿 新宿鮫II」
  > No.0027 「新宿鮫」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月10日 (金)

モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 5位 → 1位

 「モヤモヤさまぁ~ず2」のアイドル・大江麻理子アナウンサーの、個人的にビビビッと来たシーンを集めてランキングにしてみました。

 今回は「2008年下半期」ということで、2008年7月~12月に放送された以下の回が対象となっています(6~7月をまたいで放送された「谷根千」は、まとめて下半期の対象としました)。

 > 「谷根千」 「ハワイ2」 「日暮里・舎人ライナー」 「幡ヶ谷・初台リベンジ」
 > 「モヤモヤ抽選会」 「都立大学・祐天寺」 「経堂・千歳船橋」
 > 「板橋区大山・常盤台」 「重大発表&未公開特集」 「ミニモヤさま」 「北海道」
 > 「蒲田」 「六本木」 「クリスマス大抽選会」


  なお、今回のランキング決定の際に候補となった大江アナの名場面の一覧は、「大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 候補リスト」をご覧ください。

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★5位 : 子供用のスーパーマンスーツを着用する大江アナ
                         【幡ヶ谷・初台リベンジ(2)】


 90歳のおばあさんが経営する雑貨店で見つけたのが、子供用のスーパーマンスーツ。

 これは、着用して空気を入れると誰でもスーパーマンになれるというスーツなのですが、なんとこれを大江アナが着ることに。

 スレンダーな大江アナといえどもさすがに子供用は小さく、これは無理かな?と思うも、3人がかりでなんとか頑張って着てみたら、これがサイズ的に驚くほどピッタリと合うのでした。

 しかもこれが似合うこと似合うこと。こんなスーツを着ても可愛く見えてしまうのは凄すぎですね。コスプレイヤーとしての才能もかなりのものがあるようです。

 ちなみに、悪者と対決するコント的なこともしていたのですが、空気を入れる前にポーズをとってしまったり、しかもなぜかそれがウルトラマンのポーズだったりと、お茶目な部分でも楽しませてくれました。

 さらにちなみに、スーツを脱ぐ場面でもかなりヒドイ姿を見せてしまったのですが、その果敢に挑戦する姿にさまぁ~ずの2人も「大江はエライ」「大したもんだ」と絶賛していましたね。

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★4位 : ノリノリで「伊勢佐木町ブルース」を歌う大江アナ
                    【日暮里・舎人ライナー(60分SP)】


 月9での放送となった「日暮里・舎人ライナー」だったのですが、大江アナの見せ場は驚くほどありませんでした。.....しかし、最後の最後でドデカイのが待っていたのですねェ。

 番組締めの舞台となる喫茶店を探していた一行は、カラオケ喫茶を発見。一応喫茶店だからということで立ち寄ることに。

 ただやはりカラオケ喫茶なので、せっかくだからってことで大江アナが歌うことになりました。ロケ中に青江三奈の物まね芸人である青江二奈のポスターをいくつも見かけたこともあって、選曲は「伊勢佐木町ブルース」に即決定。

 一応さまぁ~ず的には、イントロや間奏部分に出てくる色っぽい「ア~ン」の部分を大江アナに言わせるのが目的でもあったのですが、それを知ってか知らずか大江アナは、その部分をイントロでは「ホ~ウ!ホ~ウ!」と奇声を発するように、そしてアウトロではまるでお祭りのように手のひらを上に掲げ体を左右に揺らしながら「え~い!え~い!」と楽しそうに歌うのです。この意外性はさすが大江アナですね。

 あとはやっぱり、あんまり上手くないんだけど、こぶしを回しまくりで溜め効かせまくりの歌い方がなんとも味があっていいのですねェ。こういう歌い方って、実はかなり自分好みなのです。ホントに大江アナの歌の回は外れがないですね(自分的に)。

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★3位 : 打ち上げ時のカジュアルな普段着の大江アナ 【ハワイ2(90分SP)】


 2年連続となった「ハワイ」も、恒例のホテルでのタイアップロケが終わり、締めに入るのかと思いきや、今回はなんと打ち上げ会場でのタイアップロケも行うことに。

 なのでその会場である中華料理店に向かったのですが、その時の大江アナの服装というのがTシャツに裾まくりジーンズで、しかも短めの髪を後ろで束ねるという、見るからにオフモードな服装だったのです。

 普段の大江アナは、この「モヤさま」でも他の番組でも大人な感じのきっちりとした服がほとんどなので(まあ「モヤさま」以外はほとんど観てないのでちょっと適当ですが)、それだけに、このカジュアルで普段着のような服装は、ホントに何でもない格好なんだけど、いつもとのギャップもあってとても魅力的に見えるんですねェ。

 今度は、ロケ中にもこういったカジュアルな格好で出演してみてほしいですね。特にジャージなんかが凄く似合いそうなので、観てみたいのですが。

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★2位 : とにかくジャンケンで負けまくる大江アナ
       【都立大学・祐天寺(1)(3)】【経堂・千歳船橋(3)】
       【北海道(営業風SP)】【鎌田(2)】【六本木(2)】


 この2008年下半期に放送された回では、とにかく3人でジャンケンすることが多かったのですが、そこで毎回のように負けまくったのが大江アナなのです。というわけで、各回を簡単に振り返ってみましょう。


【都立大学・祐天寺(1)】
 八百屋さんに冷えたスイカが2つしかなかったので、冷やしスイカ争奪ジャンケン大会を行うことに。
 まずは、3回あいこの末に三村さんが勝ち抜け。その後は1回あいこの後で大竹さんが勝ち、ぬるいスイカは大江アナの手に。ちなみにチョキを出して負けました。
 負けた後は、悔しさのあまりトラックが近づいて来ているのに気付かずかぶりついてしまうというお茶目な姿を披露したりも。

【都立大学・祐天寺(3)】
 焼鳥屋さんで、店の人と3人が1対1でジャンケンをし、勝った数によって割引率が変わるという勝負を行ったのですが、1人目の三村さん、2人目の大竹さんとまさかの連敗。
 最後の望みとして大江アナの出番となったのですが、ここはもちろんあっさりと負けました。ちなみにまたもやチョキで負け。

【経堂・千歳船橋(3)】
 地面を投げるなどして衝撃を与えると爆発するオモチャを、手で握って爆発させる人決めジャンケンで、1回あいこの後まずは三村さんが勝ち抜け。
 続いては、一発で大竹さんが勝ち、大江アナが爆発係に決定。ちなみにまたもやチョキで負けました。

【北海道(営業風SP)】
 サイコロを振って出た目が「自腹で木彫りの熊を買え」だったので、買う人を決めるジャンケンを敢行。
 (タイミングを合わせるために発する)「最初はグー」を言う前に大江アナが「せーの」と言ってしまったために激しくツッコマレるというやり取りの後で、まずはあっけなく三村さんが勝ち抜け。
 続く大竹さんとのタイマンも、見事なまでにあっさりと負けました。ちなみに今回はグーで負け。
 さらにちなみに、「せーの」と言ってツッコマレた後の「すいましぇん.....」っていうセリフがなんとも可愛かったですねェ。

【鎌田(2)】
 ビルの屋上にある遊園施設で、ゆっくり動く動物の乗り物に乗る人決めジャンケンで、またもや三村さんが勝ち抜け。続く大竹さんとの勝負では、1回あいこの後でまたしても負け。今度もグーで負け。
 なので、子供に笑われながら乗っていたのですが、動いている間に流れている「となりのトトロ」の音に合わせて歌うなど、意外とノリノリだった様子。でもやっぱり恥ずかしそうでもありました。

【六本木(2)】
 立ち寄った中華料理店のオリジナルメニューであるミッキー料理三品(ラーメン・ヤキソバ・ライス)を注文した3人は、誰がどれを食べるか決めることに。
 そしたらいきなり大江アナが一人だけ負け抜けしてしまいました。出したのはパー。
 ちなみに、一番勝った三村さんがミッキーラーメン、続いて大竹さんがミッキーヤキソバを選んだので、大江アナは残ったミッキーライスとなりました。


 というわけで、とにかくジャンケンで負けまくった大江アナなのですが、「三村 → 大竹 → 大江」という順番に必ずなるのはなんとも不思議で面白いですね。

 そしてこれが長い前振りとなって、年明け早々に奇跡が起きるのですが、それはまた「09年上半期」の時にでも詳しく.....。

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★1位 : 全身びしょ濡れになりながら
        我を忘れて水風船遊びに興じる大江アナ 【都立大学・祐天寺(2)】


 2008年下半期の記念すべき1位となったのは、祐天寺の公園で3人が繰り広げた水風船遊びのシーンです!

 まあこの場面については、大江アナだけじゃなくて「モヤさま」自体の名場面として歴史に残るだろうから、今さら自分が説明するまでもないのですけどね。

 この場面では注目所がいくつかあったと思います。その中でも、大江アナをメインとして観るならば、水風船を胸元や背中から入れられて破裂され、スカートから水が滴り落ちるなどのセクハラシーンに注目が集まりそうですかね。

 ただ自分的には、この服の中での風船破裂に対し本気で怒ったり(でも笑いながらだったけど)、さまぁ~ずの2人がやめようとしてもまだまだ続ける気満々だったり、その後にスタッフの手助けも受けて2人に反撃しようとするも結局自分が一番濡れちゃったりと、思いっきり素の状態で楽しんでいる大江アナの姿が観れたことですね。

 やっぱり素の大江アナは面白すぎです。

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 大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 10位 → 6位 <<<


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  > モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江麻理子アナウンサー
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        名場面ベスト10(09年上半期) 10位 → 6位 (09.12.17)
        名場面ベスト10(09年上半期) 5位 → 1位 (09.12.25)

        MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 候補リスト (09.1.17)
        MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 10位 → 6位 (09.2.12)
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        MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 10位 → 6位 (08.10.1)
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  > モヤモヤさまぁ~ず2(モヤモヤ大江麻理子アナウンサー) (08.7.23)

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  > ミニミニさまぁ~ず2009 (09.01.15)
  > ミニミニさまぁ~ず (07.12.30)

2009年4月 9日 (木)

『残される者たちへ』 小路幸也 > 「このミス」完全読破 No170

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.170

 『残される者たちへ』 小路幸也

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.3.19 ~ 読終:2009.3.19

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年12月>

残される者たちへ (小学館文庫)残される者たちへ (小学館文庫)
小路 幸也

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 小学校の同窓会に出席したら、とても不思議な現象が主人公の身に降りかかってきたので、その謎について探っていく、といった話です。かなり大雑把に言えば。

 この主人公を襲う不思議な現象というか謎というのが、とてもインパクトがある上に、その原因やキッカケなどが全く見当つかないので、これはもう冒頭からこの話の世界にしっかりと掴まれてしまいましたね。

 そして話が進んでいくにつれて真相へと近づいていくのですが、ただ近づけば近づくほどに不思議な出来事が次々と重なってきて、実態のつかめない不思議な世界へと入り込んでゆくのです。

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 導入部分での“不思議で興味惹かれる謎”に、話が進んでいくにつれて増していく“不思議な世界観”ということで、なんだか途中から恩田陸作品を読んでいるようにも感じてきました。

 最終的に明かされる真相のとんでもなさなんかも恩田陸的なのですが、別に真似っこな感じではなくて、作品の魅力としての方向性が一緒というか、狙い所や読む人の楽しみ所が一緒、といった感じでしょうか。

 なので、恩田陸作品好きの方に特にオススメですね。まあ自分自身は、もちろん恩田陸作品はかなり好きな方ではありますが、ファンというほどの年季や思い入れはまだそんなでもないので、それほど自信満々にオススメできるわけではないですけど。

 ちなみに、この作品は特に期待して読んだのではなく、失礼ながら半ば暇つぶし的に選んだのですが、これが思わぬ掘り出し物となったので嬉しかったですね。クライマックスでは久々に作品世界にのめり込んでしまうほどでしたから。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★     気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月 8日 (水)

『鬼の跫音』 道尾秀介 > 「このミス」完全読破 No.169

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.169

 『鬼の跫音』 道尾秀介

   「このミス」2010年版 : 15位

   受賞(候補) : (「山本周五郎賞」候補)
            (「直木三十五賞」候補)

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 8位
              「本格ミステリ・ベスト10」 27位

   読始:2009.3.17 ~ 読終:2009.3.18

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年1月>

鬼の跫音鬼の跫音
道尾 秀介

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 道尾秀介にとっては初となる連作短編集です。

 “連作”というくらいなんで、それぞれの話には繋がりがあるわけですが、これが実は直接的な繋がりではなく、別になくても問題ないようなものなので、どちらかといえば“短編集”といった方が合っているのかもしれません。

 ただ、「このミス」の“私の隠し玉”を始めとした様々な場所で作者自身が“連作短編集”という言葉を断固として使っているので、これは“連作短編集”ということでよいのでしょうね。

 ちなみに、この繋がりでいえばNo.41「向日葵の咲かない夏」とも同じようにリンクしているので、事前にこの「向日葵の~」を読んでおくとより楽しめるかも。もちろん直接的な繋がりではないので、読んでいなくても全く問題ないですが。

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 それで内容の方ですが、“道尾秀介の新境地”と称されるだけあって、これまでの長編作品とは少し違うタイプの作風となっています。

 全体を暗黒風な雰囲気が包み込んでいて、精神的にゾクッと来るようなホラーテイスト溢れる作品が並んでいます。ただそれでもドロドロネチネチとしたようではなくて、さわやかな毒々しさといった感じなので、ホラー系が苦手な方でもそれなりに大丈夫そうです。

 まあ、“新境地”といっても、読者を騙すようなミステリ的な仕掛けや巧みな構成など、これまでの道尾秀介作品の魅力的な特徴はそのまま盛り込まれているのですけどね。

 そしてそれらが“短編ならでは”の効力を発揮しているので、やはりこれまでの作品とはどことなく違った魅力が感じらる作品でした。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “道尾秀介” 関連記事 】

  > No.947 「サーモン・キャッチャー the Novel」
  > No.827 「透明カメレオン」
  > No.749 「貘の檻」

  > No.682 「鏡の花」
  > No.617 「笑うハーレキン」
  > No.583 「ノエル -a story of stories-」
  > No.546 「光」
  > No.498 「水の柩」

  > No.432 「カササギたちの四季」
  > No.396 「月と蟹」
  > No.340 「月の恋人~Moon Lovers~」
  > No.312 「蝦蟇倉市事件 1」
  > No.311 「光媒の花」

  > No.294 「球体の蛇」
  > No.233 「花と流れ星」
  > No.186 「龍神の雨」
  > No.169 「鬼の跫音」
  > No.121 「ラットマン」

  > No.117 「カラスの親指」
  > No.097 「ソロモンの犬」
  > No.058 「片眼の猿」
  > No.049 「シャドウ」
  > No.041 「向日葵の咲かない夏」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「残される者たちへ」 小路幸也

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月 7日 (火)

『カラット探偵事務所の事件簿(1)』 乾くるみ > 「このミス」完全読破 No.168

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.168

 『カラット探偵事務所の事件簿(1)』 乾くるみ

   「このミス」2009年版 : 35位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.3.13 ~ 読終:2009.3.17

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本 <2008年9月>

カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)
乾 くるみ

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 この作品は、もうすでに発表されているランキングで20位以内に入っていないので、“「このミス」完全読破”的には別に読まなくてもよかったのですけどね。

 ただ、評判では実に乾くるみらしいトリックが仕掛けられているようだし、それにタイトルに「(1)」と入っているということはシリーズ2作目も予定されていそうで、評判通りなら次作は発売直後に読みたいな、と思ったのです。

 なので、今回はあえてランク外のこの作品を読むことにしたのでした。

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 それで内容の方は、探偵とその助手が依頼された謎を解いていく、典型的な探偵物の連作短編集です。

 その依頼される謎というのが、パズル的というか暗号的なものなので、物語性などを重視して読みたい方なんかにはキツイかもしれませんかね。

 ただ、こういった暗号的な謎をこちらも読みながら考えることができるので、こういったタイプのものが好きな人にはたまらないでしょう。まあ自分にはちょっと、というかかなり難しかったですが。

 そしてそれらの謎自体も、なかなか凝っているし捻りも効いているので魅力的なのですが、やはりラストには、評判通りの切れ味鋭い仕掛けが用意されていました。

 まあこれは、最後のオマケのような感じで、それほど衝撃的だったり革新的なものではないものの、思わずニヤリとしてしまうような楽しさでしたね。

 なので、20位以内にランクインしなかったのも納得なのですが、“ランクインまであと一歩”という位置がピッタリくるような面白さ、ランクインするような作品とはまた違った感じの面白さだったので、この作品を読んだことは大正解でした。
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  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★
   熱アクション度 : ★         主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “ 乾くるみ” 関連記事 】

  > No.726 「北乃杜高校探偵部」
  > No.560 「カラット探偵事務所の事件簿2」
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  > No.374 「セカンド・ラブ」

  > No.360 「スリープ」
  > No.185 「六つの手掛り」
  > No.168 「カラット探偵事務所の事件簿(1)」
  > No.105 「クラリネット症候群」
  > No.068 「イニシエーション・ラブ」


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2009年4月 6日 (月)

<JC1巻買い> 「黒子のバスケ」 藤巻忠俊

黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)
藤巻 忠俊

集英社 2009-04-03
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 今月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の2冊目は、「黒子のバスケ」です。

 連載経験者に挟まれて連載開始となったことや、なかなか結果の出ないスポーツ物、しかも主人公が地味そうだ、ということもあって、連載前の時点での一般的な期待度というのはかなり低いものがあったと思います。

 ところがところが、いざ連載開始してみたら、苦戦が目に見えるほどとなっていた同期の連載経験組を尻目に、何度もセンターカラーをゲットするなど絶好調となるのだから面白いですよね。

 その好調さの要因というのは、やはり何といっても出し惜しみせずに見せ場を次々に投入していったことでしょう。

 各話で必ずド派手なシーンを入れたり、強力な引きのあるコマで終えて次号への興味をかき立てたり、主人公の最大のライバルであろう「キセキの世代」のうちの一人目を3話目にして早くも登場させたりなど、ホントに過剰なまでの突っ走り状態ですから。

 ただこれがスタートダッシュに大きく影響したと思うのですが、この1巻の表紙折り返し部分の作者コメントにも“人気が取れなきゃ即終了、という厳しい世界で連載が決まった時、一つ心に決めたことがあります。「どうせやんなら出し惜しみしねーで、倒れるんなら前のめりにいったらあ」”とあるように、これは作者自身も狙っていたようです。

 しかし、端から見ても前のめりに見えるくらいに突っ走っているので、これが一体いつまで続くのか?そして一旦ブレーキがかかった後にも面白さを持続できるのか?といった不安がどうしても残ってしまいます。

 でも、心配したからといってどうにかなるもんでもなさそうなので、もう行けるところまで突っ走り続けてもらいたいですね。そうしていくうちに、上手い緩急の付け方など自然に憶えてこれるのではないかと思うし。って別に自分は経験者なわけではないので、偉そうなことは言えないですが.....。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「ジャンプ史上最も影の薄い主人公がキミの心を熱くする!!」と書かれています。

 裏帯の方は、第1話のタイトルバックの絵(黒子テツヤ・火神大我・相田リコ・キャプテン・“キセキの世代のシルエット”が1コマの中に描かれた絵)の横に、黒子と火神の説明がちょこっと。

 カバーを外した部分は、黒地に「THE BASKETBALL WHICH KUROKO PLAYS.」と英語でドーンと書いてあります。


 中身の方ですが、各話の合間には、「黒子のバスケ NG集」が、計6つ掲載されています。

 これは、前の回の話の一場面におけるNGシーン、つまりは別シーンというか、「もし仮にこの場面で失敗していたら?」といったパラレル的な話が、だいたい3コマくらいを使ってラフ画でコミカルに描かれたものです。

 ちなみにこの「NG集」では、主人公である黒子テツヤはほとんど出ていなくて、一言も発していないですねェ。

 そして巻末には、今年の4・5合併号と6・7合併号の表紙(合併号恒例の全作品キャラ集合表紙)で使われた絵と、「赤マルジャンプ」に掲載された作品紹介的4コマ、6・7合併号で全作品が参加した「新春4コマ2009」で使われた4コマ「本の虫」が載っています。

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 【「藤巻忠俊」関連記事】

  > 「ROBOT×LASERBEAM」 藤巻忠俊 > 週刊少年ジャンプ新連載! (17.2.1)

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『人間動物園』 連城三紀彦 > 「このミス」完全読破 No167

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.167

 『人間動物園』 連城三紀彦

   「このミス」2003年版 : 7位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 13位

   読始:2009.3.9 ~ 読終:2009.3.11

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <2005年11月>

人間動物園 (双葉文庫)人間動物園 (双葉文庫)
連城 三紀彦

双葉社 2005-11
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 最近の連城三紀彦といえば、昨年発売されたNo.136「造花の蜜」が大好評なのですが、この作品と同様に、今回紹介する「人間動物園」も誘拐ミステリ作品となっています。

 この誘拐劇が普通の誘拐物と比べてかなり異色で変わった状況で起きるのも同様で、出てくる人たちがみな怪しくて作中に謎がうごめいているのも同様です。

 ただ違うのは、この作品の場合は一つの誘拐劇のみを徹底して描いている所ですね。

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 最初から最後まで一つの誘拐劇オンリーなのですが、その内容というのがやはりマトモではなく、そもそもの発端からしてかなり異常な設定となっています。

 その後に続く展開も、次々に謎が謎を呼んでどんどんと情景が変化していき、真相に近づいたかと思った瞬間にルーレットの台に乗ってしまったかのように状況がグルングルンと回転し始めるので、もう読みながら登場人物たちと一緒にこの事件になすすべなく巻き込まれるしかないですからね。

 まあ、真相自体はそれほど驚愕するようなものでもないのですが、やはりそこまで持っていくまでの作り方がとにかく魅力的でして。ホントに職人芸といった感じでした。

 ただ、この「人間動物園」というタイトルはどうなのでしょうねェ。まあ、最後まで読めばその意味がとても重要なものだということがわかるのですが、でも知らないでこのタイトルだけ見ると、かなり物騒で鬼畜的な内容だと思ってしまいそうで。

 でも全然そんな内容ではないので、「造花の蜜」が面白かった方なんかは次にこの作品を読んでみるのがよいのではないでしょうか。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★     おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “連城三紀彦”関連記事 】

  > No.795 「女王」
  > No.789 「処刑までの十章」

  > No.743 「小さな異邦人」
  > No.449 「どこまでも殺されて」
  > No.167 「人間動物園」
  > No.136 「造花の蜜」
  > No.036 「黄昏のベルリン」


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2009年4月 5日 (日)

『神君幻法帖』 山田正紀 > 「このミス」完全読破 No166

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.166

 『神君幻法帖』 山田正紀

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.3.5 ~ 読終:2009.3.9

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年2月>

神君幻法帖 (徳間文庫)神君幻法帖 (徳間文庫)
山田 正紀

徳間書店 2013-10-04
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 この作品は、山田風太郎の「甲賀忍法帖」「くノ一忍法帖」を始めとした“忍法帖シリーズ”を完全再現した、いわばオマージュ作品です。

 自分はその“忍法帖”の方はまだ読んだことがないので、両者の相違点についてはわからなかったのですが、その分かえってオリジナルとして楽しむことが出来ました。

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 まあとにかく忍者達がハチャメチャに暴れまくる作品でして、それぞれの忍者が特殊能力(幻法)を持っているのですが、それを使った頭脳戦やら肉弾戦というのがまた迫力あって、攻守激しく入れ替るどんでん返しの連続で楽しかったですね。

 ただ、そういった面で充分に楽しむには、忍者達の特殊能力について事前に知らない方が良いのは当然のことなので、読む前に帯や冒頭に書かれている能力の説明を目にしない方がいいでしょう。

 そしてそんな奇怪でとんでもなくてインパクト大の超人的な幻法について、科学的・歴史的な説明が真面目に律儀に加えられているのですが、そこが何ともバカバカしくて面白かったですねェ。ちなみにこの描写も、本家を踏襲しているようですね。

 単行本の巻末には作者インタビューが載っていて、そこでは“忍法帖シリーズ”を始めとした山田風太郎作品に対する愛ある話が語られているので、こちらも見逃せません。ちなみにこのインタビューで、“忍法”ではなく“幻法”にした理由なんかも知ることが出来ます。
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  > 個人的評価 : ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★★★    主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★     感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★★   気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “山田正紀”関連記事 】

  > No.669 「復活するはわれにあり」

  > No.575 「ファイナル・オペラ」
  > No.570 「マヂック・オペラ 二・二六殺人事件」
  > No.561 「ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件」
  > No.549 「ふたり、幸村」
  > No.166 「神君幻法帖」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月 4日 (土)

『少女』 湊かなえ > 「このミス」完全読破 No.165

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.165

 『少女』 湊かなえ

   「このミス」2010年版 : 30位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.3.4 ~ 読終:2009.3.5

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年1月>

少女 (双葉文庫)少女 (双葉文庫)
湊 かなえ

双葉社 2012-02-16
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 昨年のNo.127「告白」で衝撃的なデビューを飾った湊かなえ待望のデビュー2作目が、この「少女」です。

 まあその「告白」がとてつもないフィーバーぶりで、年が明けてずいぶん経つ今でもまだ平積みされているほどなので、この作品にも期待が高まってしまうのですが、何といってもまず衝撃的だったのはこの表紙(とタイトル)ですね(後日追記:ハードカバー版の表紙のことです→)。

 これはちょっと恥ずかしすぎですよねェ。本屋で買うのも図書館で借りるのもためらってしまいそうです。でもまあ“あの「告白」の湊かなえの最新作”ってことで注目度や知名度はかなりのものがあるので、それほど気にしなくてもよさそうですが。

 なので、旬なうちに買ったり借りたりしてしまった方が良さそうですよ。

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 それで内容の方ですが、主人公である女子高生2人の話が、それぞれ並行するようにして交互に語られていきます。

 その話の中身というのが、「告白」同様に毒の効いたブラックな感じなので、前作を気に入った方ならば今作も楽しめるのでは。ただ、「告白」と同じタイプの作品だと思いながら読んでいくと、終盤で「そう来たか!」となるかもしれませんね。

 そしてこの作品の魅力的な部分というのは、“2つの話が並行して語られる”という所からも想像できる通り、この2つの話が徐々に繋がっていく点です。

 これなんかも、最初の頃はあまりにも上手く出来すぎた繋がりっぷりの連続なので、ちょっと引き気味になってしまいました。ところが、これがもう話が進むにつれて、中途半端ではなく徹底的にこれでもかと容赦なく繋がりまくるので、ここまでされたらもう拍手を送らないわけにはいかなかったです。

 それでこの、話が進むにつれてこんがらがっていた糸が次第にほつれて最後にはスッキリする、というのではなくて、話が進むにつれて糸が絡まってきて最後には縦横無尽に張り巡らされる、といった構成が、なんとなく道尾秀介作品に近いものを感じましたね。

 そんな作品なのですが、「告白」に衝撃を受けたことでこの作品に対しても多大な期待を込めて読んだ方なんかには、やはり前作との比較によりそれほど評価は高くなさそうです。

 ただ自分的には、「告白」はもちろん面白かったけど周りの評価ほどのものは感じなかったのですが、今作はもう手放しで褒めてしまいたいくらいに面白かったですね。3作目にも期待です。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “湊かなえ” 関連記事 】

  > No.833 「リバース」
  > No.637 「望郷」
  > No.438 「花の鎖」

  > No.345 「夜行観覧車」
  > No.306 「Nのために」
  > No.211 「贖罪」
  > No.165 「少女」
  > No.127 「告白」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「神君幻法帖」 山田正紀

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月 3日 (金)

<JC1巻買い> 「マイスター」 加地君也

マイスター 1 (ジャンプコミックス)マイスター 1 (ジャンプコミックス)
加地 君也

集英社 2009-04-03
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 今月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の1冊目は、「マイスター」です。

 「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」で実績のあった西義之の新作を差し置いて新連載第1弾に選ばれ、しかも新年第1号からスタートということもあって、期待が高かったこのサッカー漫画「マイスター」ですが、その期待も空しく10週で見事に突き抜けとなってしまいました.....。

 第1話を読んだ時点では、この作者の持ち味であるキャラや作風の“軽さ”とサッカーとが上手く噛み合えば.....、と思っていたのですが、その“軽さ”がどうも裏目裏目に出てしまったようでしたからねェ。

 特に、同期のスポーツ漫画「黒子のバスケ」が、もう最初から出し惜しみなく見せ場見せ場の連続で盛り上げていただけに、余計にこの漫画の隙の多さや重みのなさが目立ってしまったような.....。

 ただ、全ての選手がプレー中に手を思いっきり広げていたりとか、後から考えるとあれは何だったんだ?と疑問に思ってしまう「ふざけるなァ!!」を始めとした戦慄のマイスター語の数々など、ツッコミ所が溢れていて面白かったですけどね。

 だけどそういった捻くれた目線による面白さでは一般的な人気になるのは難しいですよねぇ。

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 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の上に「サッカー界に旋風を巻き起こす」と書かれています。

 裏帯の方は、頼歩の絵と共に、このコミックスの中身の説明(「描き下ろし多数!!」とかそんな感じの)が。表裏共に結構シンプルですね。

 カバーを外した部分は、「キャプテン翼」に出てくるスカイラブハリケーンという技に対するツッコミがコミカルに描かれています。つまり、ツッコマレ漫画が大御所サッカー漫画に対してツッコむという暴挙に出たわけなのですねェ。


 中身の方ですが、各話の合間には、「ウイ○レのEDITモードでマイスター☆のキャラを勝手に作ってみよう!のコーナー」という名のキャラクタープロフィールのコーナーが、新岸頼歩・松戸拓・岩国喜壱・小織平の4人分掲載されています。

 ここでは、年齢・身長・体重・利き足・サイド適正・ポジション・成長タイプ・特殊能力の他、能力値設定などが細かく記されています。そして備考欄にはそのキャラの説明が書かれていて、その中でキャラ名がメタルバンドのメンバーを参考にしていることにも触れてはいるのですが、素直に書くのではなくとぼけた感じにしているのはホントにこの作者らしいですよねェ。

 そして巻末には、2004年にジャンプ本誌に掲載された読み切り作品「ストライカー義経」を収録。タイトルからもわかるように、この作品もサッカー漫画です。

 さらにオマケは続きまして、その後には「サッカー&マイスター用語解説」が載っています。サッカーのポジションやプレーに関する説明、そして「にゃっにゃにゃーす!」や「おはようドスサントス」などのマイスター語についても解説してくれています。

 なおこのコーナーには、黒嶺高校キャプテン・須藤薫に対して「ア○ト君!」(「マクロスF」のアルト)と呼びかける自虐的な絵(&言い訳)なんかもあったりします。

 ちなみに、“超スペシャルサンクス”として「サムライうさぎ」の福島鉄平の名前が書かれていますね。

 そして最後のページ(2ページ)には次巻(完結巻)の予告が描かれているのですが、「スカルジャッカー」「Children of Symphony」の2本の読み切り作品が収録されるそうで、5月に発売予定とのことです。

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 【「加地君也」関連記事】

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  > <JC1巻買い> 「マイスター」 加地君也 (09.4.3)


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  > 「めだかボックス」 西尾維新 暁月あきら (09.10.7)

  > 「フープメン」 川口幸範 (09.7.10)
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  > 「黒子のバスケ」 藤巻忠俊 (09.4.6)
  > 「マイスター」 加地君也 (09.4.3)

  > 「アスクレピオス」 内水融 (09.2.13)
  > 「チャゲチャ」 澤井啓夫  (09.2.11)

  > 「いぬまるだしっ」 大石浩二 (09.2.9)
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『煙霞』 黒川博行 > 「このミス」完全読破 No.164

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.164

 『煙霞』 黒川博行

   「このミス」2010年版 : 104位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.2.28 ~ 読終:2009.3.3

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2009年1月>

煙霞 (文春文庫)煙霞 (文春文庫)
黒川 博行

文藝春秋 2011-07-08
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 追う者と追われる者、謎を探る者と探られる者、痛い目に合わせる者と合わされる者、騙す者と騙される者.....。

 この作品は、それらが目まぐるしく入れ替りながら勢い良く突っ走るコンゲーム(騙し合い)小説です。

 そんな状況に主人公コンビが巻き込まれてしまうのですが、性格的にただ素直に巻き込まれるだけでは済まないので、そこで事態は益々ややこしくなり、先の見えない大活劇へと突入していくのです。

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 ただ、ストーリー的には、思い切り驚くような展開だとか、オリジナルな仕掛けなどは、それほど感じられません。

 それでもこの作品だからこその面白さや魅力が溢れているのは、やはりこの作者の持ち味である“関西弁での小気味よい会話”が今回も効果的だからでしょう。

 まあとにかく関西弁によるノリが作品により勢いを付けて読ませてくれるのですが、緊迫した状況で話し合っていたかと思いきや、いつのまにか話が脱線してどうでもいいような内容に変わっていたりなど、そのグダグダ感もかなり楽しくて、もう登場人物たちの会話を読んでいるだけでもハマり込んでしまいました。

 同じように関西弁での小気味よい会話が強烈なアクセントを加えていた2008年版14位のNo.133「悪果」が、ギラギラ・ギトギトしたとても濃い作品だったのに対して、今作はとても軽快でスカッとする作品なので、より一般受けしそうですけどね。


  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “黒川博行” 関連記事 】

  > No.1005 「後妻業」
  > No.0943 「喧嘩」
  > No.0834 「勁草」
  > No.0745 「破門」

  > No.0645 「落英」
  > No.0620 「繚乱」
  > No.0220 「螻蛄」
  > No.0164 「煙霞」
  > No.0133 「悪果」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「少女」 湊かなえ

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月 2日 (木)

『笑うヤシュ・クック・モ』 沢村凛 > 「このミス」完全読破 No.163

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.163

 『笑うヤシュ・クック・モ』 沢村凛

   「このミス」2010年版 : 121位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.2.26 ~ 読終:2009.2.28

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

笑うヤシュ・クック・モ笑うヤシュ・クック・モ
沢村 凛

双葉社 2008-11
売り上げランキング : 683953

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 数年ぶりに再会することになった大学時代の同級生5人が、遊び半分でサッカーくじ「toto」をやってみたところ、なんと1等が当たってしまったからさあ大変。

 そこから当選金を巡っての泥沼劇が繰り広げられるのかと思いきや、話は思ってもみない方向に突き進み始め、出発地点からは想像もつかないところまで入り込んでしまうので、この展開には驚かされました。

 ただ、その出発点である「toto」に関してですが、ちょっと作者的には可哀想な状況となってしまいましたね。

 というのも、作中では「toto」はもうすっかり廃れてしまった存在で、“昔懐かしのあの人”的な感じで書かれているのですが、この本が発売された2008年末の現実世界では、「toto」は売り上げ記録を次々と更新するほどに大好評となっているのです。

 この作品を書いていた時は、実際にも「toto」は不良債権化していたと思うのですが、ただそれから作品が発売されるまでの間に登場した「BIG」により、6億円が毎週のように連発されている影響もあって、状況は大きく変わってしまったのですよね。

 なので、読む時はそこら辺の違和感は目をつむって読んでみてください。

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 まあ内容の方は、その「toto」からはどんどんと離れていくのですが、この行きつく先の見えなさがこの作品の魅力でしょう。

 ただ、やることなすことがことごとく正解となって、幸運が奇跡的に続かない限りこんな上手くはいかないだろう、って感じ始めてから、ちょっと気持ち的に冷めてしまったのは残念でした。

 それに、終盤に入るとメッセージ性が込められているような文章が多くなっていったので、個人的にはもっとエンターテイメント性に徹してくれた方が楽しめたのにな~なんて思いましたね。

 それでも★2つかな?って感じでしたが、最初の方に「レッズがマリノスに勝つってことより、もっと確実に予想できることがある」なんて大変失礼な会話文があったので、もうここは迷わずに久々の★1つにしてしまいました。

 ちなみに、読む人がJリーグ好きかそうでないかでクライマックスにおける解釈が大きく異なりそうなのですが、Jリーグ好きな人の方がより楽しめるでしょうね。
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  > 個人的評価 : ★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “沢村凛” 関連記事 】

  > No.228 「脇役スタンド・バイ・ミー」
  > No.163 「笑うヤシュ・クック・モ」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「煙霞」 黒川博行

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年4月 1日 (水)

「このミス2010年版」月別ランクイン候補作品(09年4月)

 「2009年版」に引き続いて、「このミステリーがすごい!2010年版」でも“ランキング発表前に対象作品を読んでしまおう!”というのをやってみようと思います。

 それで、日頃から“どんな作品がランクインしそうかな?”って色々とチェックしているので、どうせならそれを発売された月別にまとめてしまおう!ということで始めたのがこの「月別ランクイン候補作品」です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、“作者の過去実績”や“なんとなくの前評判”を元に、推測されるランクインの可能性ごとに3段階に分けて並べています。

 なお、これを書いている時点では作品をまだ読んでいない状況になると思うので、この3段階の分類は、作品を読んだ上で決めたものではありませんので、その点ご了承ください。 

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 >> 2009年4月発売の最有力候補っぽい作品 <<


 【 パラドックス13 / 東野圭吾 】

パラドックス13パラドックス13
東野 圭吾

毎日新聞社 2009-04-15
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  > 運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
  > 13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。
  > 陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。
  > 破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。
  > なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。
  > 生き延びていくために、今、
  > この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
  > 張りめぐらされた壮大なトリック。
  > 論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。
  > “奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、
  > 東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!


 もうとにかく出す本がとんでもなく売れまくっている、まさしく独り勝ち状態の東野圭吾の新作です。

 でも、ただ売れているだけではないことは「このミス」実績からもわかります。

 それで今回の作品なんですが、上に書いた説明を読んだだけでも、これがまた面白そうで早く読みたくなってしまいますからねぇ。

 この期待以上のものがそこにあるのならば、今年はいまだ本命不在な状況だけに、2度目の「このミス」1位の座に輝く可能性も高いのではないでしょうか。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
          >> No.184 『パラドックス13』 東野圭吾


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「魔 球」  1988年 18位
   > 「鳥人計画」  1989年 15位
   > 「名探偵の掟」  1997年版 3位
   > 「どちらかが彼女を殺した」  1997年版 13位
   > 「秘 密」  1999年版 9位
   > 「白夜行」  2000年版 2位、20年ベスト 10位
   > 「片想い」  2002年版 15位

   > 「超・殺人事件」  2002年版 5位
   > 「トキオ」  2003年版 18位
   > 「ゲームの名は誘拐」  2004年版 11位
   > 「殺人の門」  2004年版 18位
   > 「容疑者Xの献身」  2006年版 1位
   > 「赤い指」  2007年版 9位
   > 「聖女の救済」  2009年版 18位

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 【 密室の如き籠るもの / 三津田信三 】

密室の如き籠るもの密室の如き籠るもの
三津田信三

講談社 2009-04-07
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  > 猪丸(いまり)家に突然、謎の女が現れる。
  > その名は、葦子(よしこ)。
  > 狐狗狸(こっくり)さんのお告げを伝える彼女が
  > 後妻に来てから、何かがおかしい……。
  > そんなある日、屋敷の2階で密室殺人が起きた。
  > 惨事の元凶は狐狗狸さんなのか、はたまた……。
  > 旧家をおそった凄惨な事件を、刀城言耶が解明する!
  > (「密室の如き籠るもの」)
  > 表題作ほか、全4編収録。シリーズ最新作登場!


 No.55「首無の如き祟るもの」No.102「山魔の如き嗤うもの」と2年連続で「このミス」10位以内にランクインするなど、人気シリーズとなった刀城言耶シリーズの最新作です。

 ただ今回は、このシリーズ初となる中短編集なので前2作と比べて大作感はなさそうなので、そこら辺がどう評価されるでしょうかね。

 まあいずれにしろ、このシリーズの新作ならばチェックしないわけにはいかないでしょう。


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「首無の如き祟るもの」  2008年版 5位
   > 「山魔の如き嗤うもの」  2009年版 8位

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 【 風の時/狼の時(天城一傑作集 4) / 天城一 】

風の時/狼の時 (天城一傑作集 4)風の時/狼の時 (天城一傑作集 4)
日下 三蔵

日本評論社 2009-04
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  > 本格推理ファンに挑む、
  > “幻の探偵作家”待望の第4弾。
  > 本書には、長編「風の時/狼の時」「沈める濤」に加え、
  > 未発表を含む短編12編を収録。
  > 天城ミステリの全貌が明らかになる最期の傑作集。


 「天城一傑作集」も、この作品が4作目にして最後となります。

 「天城一の密室犯罪学教程」の3位を始めとして、過去に出た3作品全てがランクインしているし、今年は目玉となるような本格ミステリ作品がまだ出てきていないことなどから考えても、ランクインは確実なのではないでしょうか。

 まあ、全作品がランクインといっても、3位→8位→16位とその順位は段々と下がっているわけですが、ただこの3作品は1年ごとに発売されたのに対し、今作は3年もの間が空きましたし、最終巻ということもあってまた順位もアップするのでは。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
          >> No.187 『風の時/狼の時』 天城一


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】

   > 「天城一の密室犯罪学教程」  2005年版 3位
   > 「島崎警部のアリバイ事件簿」  2006年版 8位
   > 「宿命は待つことができる」  2007年版 16位

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 【 ロング・ドッグ・バイ / 霞流一 】

ロング・ドッグ・バイ (ミステリーYA!)ロング・ドッグ・バイ (ミステリーYA!)
霞 流一

理論社 2009-04
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  > 犬好き&ミステリー好き必読!!
  > 世界初の本格ドギー・ハードボイルド。
  > 闇に光る黒い鼻、微かな音も逃さぬピンと立った耳、
  > 宙を飛ぶピンクの肉球、犬の能力すべてを駆使し、
  > ミッション・ワンポシブルに挑む!!


 バカミスキング・霞流一の新作は、タイトルを見ただけで脱力してしまいそうな衝撃作です。

 犬たちが大活躍する話のようですが、謎解きも密室もアクションもふんだんに盛り込まれているとのことで、これはかなり面白そうですからね。

 延期に次ぐ延期の末にようやく発売となったこともあり、霞流一だからこその面白さへの期待もより高まってしまいます。


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「スティームタイガーの死走」  2002年版 4位
   > 「デッド・ロブスター」  2003年版 12位
   > 「夕陽はかえる」  2008年版 9位

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 >> 2009年4月発売の有力候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


   アマルフィ / 真保裕一 (8作)
   鷺と雪 / 北村薫 (10作)
   六つの手掛り / 乾くるみ (1作)  <感想記事はこちら>
   極北クレイマー / 海堂尊

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 >> 2009年4月発売の候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


   少年少女飛行倶楽部 / 加納朋子 (3作)
   たまゆらり / 高橋克彦 (2作)
   人事系シンジケートT-REX失踪 / 鳥飼否宇 (1作)
   奇蹟審問官アーサー 死蝶天国 / 柄刀一 (1作)
   鬼姫人情事件帖 / 鯨統一郎 (1作)
   遠い旋律、草原の光 / 倉阪鬼一郎  <感想記事はこちら>
   プロメテウスの涙 / 乾ルカ
   マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン / 小路幸也
   ノーサイドじゃ終わらない / 山下卓
   はるよこい / 松宮宏
   脇役スタンド・バイ・ミー / 沢村凛
   ROMES06誘惑の女神 / 五條瑛
   白い猫 / 柴田哲孝
   桜の園 神代教授の日常と謎 / 篠田真由美
   ひだり / 倉阪鬼一郎
   無縁塚 浪人左門あやかし指南 / 輪渡颯介
   魔 欲 / 山田宗樹
   あしあと / 草下シンヤ
   抒情的恐怖群 / 高原英理
   全壊判定 / 鎌田正明
   公安特命捜査 警視庁情報官2 / 濱嘉之
   蛟堂報復録 / 鈴木麻純
   リッターあたりの致死率は THANATOS / 汀こるもの

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  「このミス2010年版」月別ランクイン候補作品(09年3月) <<<

  >>> 「このミス2010年版」月別ランクイン候補作品(09年5月)


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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