サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

にほんブログ村2

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

2009年2月26日 (木)

『バッド・チューニング』 飯野文彦 > 「このミス」完全読破 No145

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.145

 『バッド・チューニング』 飯野文彦

   「このミス」2008年版 : 13位

   受賞(候補) : (「世界バカミス☆アワード」最終候補/9位)

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2008.12.25 ~ 読終:2008.12.26

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本 <2007年8月>

バッド・チューニングバッド・チューニング
飯野 文彦

早川書房 2007-08-25
売り上げランキング : 133251

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 “とにかくヒドすぎる作品”という評判だったので、どんだけヒドいのか楽しみに読んでみたのですが、これがまあ想像を絶するくらいにヒドすぎでした。

 “ヒドい”といっても、作品のレベルや文章などがヒドいわけではなく、主人公の行動など作品の内容があまりにイカレていて、とんでもない方向にぶっ飛んでいるので、けなしているのでも揶揄しているのでもなく、褒め言葉としての“ヒドすぎる作品”なのです。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 主人公は元刑事の探偵で、ある日密室と化していた自宅に虐殺死体が置かれているのを見つけ、その犯人を見つけだそうと捜査を始める、といった話です。

 こう書くと結構まともそうなのですが、捜査を始める度に主人公の妄想世界が全開に放出され、モラルや常識など吹っ飛んでいるような思考や行動などが展開されていき、作品がどんどんとイカレた方向に向かっていくのです......。

 そんなイカレた展開の中でも特に圧巻なのが、中盤辺りから繰り広げられる1対1でのバトルシーンですね。

 実際に目の前で繰り広げられているように感じるほどに物凄い迫力なのですが、そのバトル内容というのがこれまた一段とヒドすぎなので、もうこの得体の知れないパワーには、気持ち悪がったり嫌悪感を抱いたりするのを通り越して思わず笑ってしまったほどでしたから。もうホントにヒドすぎで凄すぎで最高でした。

 そんな作品なので、あまり普通のミステリ好きの方には薦め辛いものがあるのですが、ただゲテモノ好きの方には声を大にして薦めたいほどの傑作でしたね。

 ちなみに、読始~読終期間を見てもらうとわかるように、なんとこの作品はクリスマスの日に読んでいたのです。しかも電車の中で。

 クリスマスムードで浮かれている車内で、このエログロ度ぶち切れのイカレた作品を読んでいるというのも、なんとも気分の良い感じでしたねェ。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★★★
   熱アクション度 : ★★★★★   主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★   感涙ウルウル度 : ★
   衝撃バカミス度 : ★★★★★   気軽に読める度 : ★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「螢」 麻耶雄嵩

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月23日 (月)

週刊少年ジャンプ新連載! 「べるぜバブ」 田村隆平

べるぜバブ 1 (ジャンプコミックス)べるぜバブ 1 (ジャンプコミックス)

集英社 2009-07-03
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 前クールの新連載は、連載経験組が突き抜け(「マイスター」)&掲載順的に苦戦(「ぼっけさん」)する一方で、新人が早くも2度目のセンターカラーをゲットするなど好調(「黒子のバスケ」)で、なかなか興味深い結果となっています。

 そして今クールに投入される新連載2作品はどちらも新人ということなので、「黒子のバスケ」のように勢い良くスタートダッシュを決めてほしいですけどね。


 というわけでまず今週から始まったのが、「べるぜバブ」です。

 この作品は、昨年秋に行われた第4回金未来杯(新人漫画家の読み切り作品を何作か週ごとに掲載し、アンケートによりグランプリを決める企画)で見事グランプリに輝いた読切作品を連載化したものなのです。

 ネットなどの評判を見ると、この作品が他の金未来杯エントリー作品に比べて圧倒的に評価されていたようなので、これはもうこの連載版にも期待が高まってしまいます。


 ただ実は、この作品を有名にしたのは、作品の内容以上に別のことが大きく関わっていたのですねェ。

 というのも、この読切版が掲載された頃に、作者の彼女と名乗る人物がmixi上でジャンプ編集部や連載作品のことをボロカスに書いているのが見つかり、ネット上でかなりの騒動となったのです。

 その話題はlivedoorニュースにも掲載されるほどで、ヤフーやグーグルで検索してもいまだにこの話題のページが上位にゴロゴロと出てくるくらいなのですから。

 なので、作品内容以外の面で、しかもマイナスなイメージで名を広めてしまったわけですが、ただどんな方法であれこれだけ話題になったということは、良かれ悪かれそれだけ注目が集っているということですし、この騒動を味方に付けるくらいに、そしてこの騒動を吹き飛ばしてしまうくらいに、作品自体も盛り上げてもらいたいですね。

 それに、ネットで色々と調べようとする人じゃないとこの騒動は知らないだろうから、あんまりアンケートとかには関係なさそうですし。


 それで内容の方は、不良高校生と赤ん坊が主役のコメディ漫画です。

 この赤ん坊というのが実は魔王で、不良高校生の方はその親役を務めるのですが、この設定を活かしてバトル漫画の方へも行けそうだし、学校などを舞台としたドタバタ系のコメディにもなりそうだし、結構様々な選択肢がありそうなので、どの方向へ進んでいくのか見守っていくのも楽しそうです。

 個人的には、作品の勢いやコメディ的場面、赤ん坊の可愛さや存在感など、読切版の方が面白く感じたのですが、まあそれは読切と連載第1話との違いということもあるだろうから、第2話以降にも期待ですね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「田村隆平」関連記事】

  > 「腹ペコのマリー」 田村隆平 > 週刊少年ジャンプ新連載! (17.1.31)

  > 「みんなのこち亀」 田村隆平 > 週刊少年ジャンプ読切! (16.10.17)

  > 「タイガー兄とドラゴン」 田村隆平 > 週刊少年ジャンプ読切! (14.12.22)

  > 「べるぜバブ」 田村隆平 <JC1巻買い> (09.7.3)
  > 「べるぜバブ」 田村隆平 > 週刊少年ジャンプ新連載! (09.2.23)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2009年2月20日 (金)

『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 > 「このミス」完全読破 No.144

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.144

 『殺戮にいたる病』 我孫子武丸

   「このミス」1993年版 : 16位

   受賞(候補) :

   総合ランキング : 「本格ミステリ・ベスト100」 19位
              「本格ミステリ・オールタイムベストアンケート」 73位
              「東西ミステリーベスト100(2012年版)」 80位

   年度ランキング :

   読始:2008.12.21 ~ 読終:2008.12.23

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <1996年11月>

殺戮にいたる病 (講談社文庫)殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子 武丸

講談社 1996-11
売り上げランキング : 5061

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 まず、この作品を近々読もうと思っている方や、あまり前情報を仕入れずに読みたいと思っている方なんかは、ここや他の感想サイトを見る前に、まずは作品自体を読んでしまってください。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ......といった感じで書いてしまった時点で、どういったタイプの作品なのか、というのがどうしてもわかってしまうのですよねェ。

 なので、全く前情報なしに読むことが出来るのが最高なのだけれど、それだとその作品とめぐり合う可能性も低くなってしまうので、新刊ならまだしも、この作品のように17年も前の小説なら、ある程度情報を仕入れてしまうのもしょうがないですよね。

 というわけでこの作品は、最後にアッと驚くどんでん返し系の小説の話をすると必ず名前が挙がるほどに有名な作品です。

 自分もそれで興味を持ちまして、本も買って読む準備は万端だったのですが、すでに手元にある安心感からかなかなか手を出さずにいたら、なんと!あろうことか、ネット上で核心部分のネタバレを思いっきり見てしまったのです......。

 ただ、見たのはほんの一瞬で、しばらく経てば忘れてしまうのではないかと思っていたのですが、その一瞬の間に目蓋に焼きついた文字は消えることなく、逆に時が経つほどに鮮明になっていったのです......。

 もう悔やんでも悔やみきれなくて、いっそもう読むのをやめてしまおうかと思うも、このモヤモヤした心の曇りを早く消したかったので、早く読んでしまうことにしました。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 内容の方は、とにかくエロス度もグロテスク度もメーターが吹っ切れるくらいで、もうこの部分の描写は不必要なくらいにとことんリアルなのです。思わず「ウゲェ.....」という声が漏れてしまうくらいに。

 なので、そういった描写が苦手な方なんかは読むのが辛いとは思いますが、でも作品全体としては読む価値あると思うので、その部分はバババッと3倍速読みでもしていただければ。

 それでやはり、すでにネタバレを見てしまっていたので、読みながらもそのことが頭から離れず、「あ~ここがこうなってああなってそうなるのか~」なんて考えながら読まなければならなかったのですが、ただそんな読み方であったのに、いつしか物語世界に引きずり込まれてしまい、ページをめくる手が止まらなくなってきました。

 それに、ネタバレを見てしまった部分に関しても、とても巧妙で上手い具合に構築されていたので、「あれ?もしかして自分が見たのは嘘の情報だったのか?」と不安になってしまうほどでした(まあ不安になる必要はないのですが)。

 で、クライマックスへと入り込むと、やはり自分が見たのは本物のネタバレだったことがわかったのですが、それでもなお、核心部分へと向かう求心力がとてつもなく迫力のあるものだったので、向かう先はわかっているのに鳥肌が立つほどに興奮してしまったのには驚きました。

 そして辿り着いたラストも、その真相自体はわかっていたのに、その提示の仕方が、いきなり地獄の光景が目の前で繰り広げられたくらいのとんでもなく衝撃的なものだったのです。もうこの圧倒感というのは凄すぎで、真相知っていながら魂が吹っ飛ぶほどに驚いてしまいましたからねェ。

 というわけで、事前に核心部分のネタバレを見てしまうという致命傷を負っていたというのに、思いっきり楽しみつつ最後に衝撃的にまで驚くことが出来てしまったという、なんとも不思議な作品でした。

 ネタバレ見た時点でもうこの作品のまともな楽しみ方は出来ないなと諦めていたので、それでもなおこれだけ楽しめたことが、もう嬉しくて嬉しくて.....。

 ただ、もしネタバレを見ていなかったなら、これ以上の衝撃や驚きを味わうことが出来ただろうし、間違いなく★5つの満点評価になっていただろうから、その点はやっぱり悔やまれますけどね.....。

 なので、この反省から、ネタバレを見てしまう危険性のある作品(とりあえず2作品)をこの後早めに読んでしまおうと心に誓うのでした.....。

(後日追記)
 この記事を書いていた時は★5段階評価でしたが、その後に★10段階評価に変更しました。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★★★    おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★   感涙ウルウル度 : ★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “我孫子武丸” 関連記事 】

   > No.446 「眠り姫とバンパイア」
   > No.349 「8の殺人」
   > No.144 「殺戮にいたる病」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「バッド・チューニング」 飯野文彦

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月19日 (木)

『仮想儀礼』 篠田節子 > 「このミス」完全読破 No.159

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.159

 『仮想儀礼』 篠田節子

   「このミス」2010年版 : 7位

   受賞(候補) : 「柴田錬三郎賞」 受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「ミステリが読みたい!」 19位

   読始:2009.1.31 ~ 読終:2009.2.17

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本(上・下) <2008年12月>

仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)
篠田 節子

新潮社 2011-05-28
売り上げランキング : 30790

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 社会的に落ちぶれてしまった中年2人が、金儲けのために新興宗教を作る話です。

 実は、自分はかつて、友人が通っていたキリスト教系の新興宗教に何年か遊びに行っていたことがありました。

 ただまあ文字通り“遊びに行っていた”だけであって(人生勉強の意味もあったけど)、深入りすることはなかったし、そこの宗教的なことに対して否定しない代わりに肯定もしていなかったので、あくまで中立の立場でいたのですけどね(ちなみに、毎日のように通っていたのではなく、日曜日の礼拝やイベントの時だけのゲスト的参加でした)。

 そんな経験をしていたこともあって、この題材にはとても興味を惹かれ、読むのが楽しみでいました。

 だけど、こういった出だしだとすると、最初はその主人公達が立ち上げた宗教は成功して成り上がっていくものの、頂点を極めると同時に問題が多数起き、その後は転落していく様が描かれていく.....、といった展開をどうしても思い浮かべてしまって、そうなると、そういった状況を主人公目線で生々しく読むことになるので、これはちょっと読んでてキツそうだな~と戦々恐々しながら序盤を読んでいました。

 それで読んでみたらやはりそんな展開になっていったのですが、ただ、そういったストーリー的な部分がこの作品の主軸となっているのではなく、様々な状況下における主人公やその教団や周りに群がる人々の描写こそが主軸となっていて、自分が危惧していた“読み進める辛さ”はあまりなかったのでホッとしましたね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 それから、宗教を題材にしていることもあって、宗教を信じる者と信じない者との対比が書かれているのですが、その中心は「全く信仰心などないのに教祖を務めている主人公」と「信仰心の固まりのような信者たち」との対比、「主人公が作り上げた宗教組織」と「それをいかがわしく思う一般市民」との対比、といった感じです。

 つまり主人公2人というのは、宗教を信じる&信じさせる立場にいながらも内心では全く信じていないという、八方美人的な二面性を持っていながらも板ばさみ的でもあって、そんな一風変わった立場がまたなんとも面白い状況を作るのです。

 そしてそんな中立的な立場だからこそ、日本人と宗教の関わりとしてのプラス面やマイナス面が克明に暴き出されてくるので、そんなとこからも、このテーマとキャラクターの融合具合がとても上手いなと感じましたね。

 とまあこんなふうに書いていると、宗教に対して全く関心のない方や否定的な感情でいる方なんかは、この作品に対しても避けたい気持ちにさせてしまうかもしれませんが、しかしそういった人ほど読んで面白いと思えるに違いありません。何せ、物語の中心的存在である主人公自体もそういう人なのですから。

 それに、教団を頼ってくる人々の過去や現在の状況など、かなりヘヴィーな描写も多いのですが、そんな重さも吹き飛ばしてしまうくらいに作品世界に引き込まれ、ページをめくる手も止まらないほどなので、分厚いうえに上下巻というこのボリューム感に敬遠してしまいそうな方でも、読み始めてみれば気にならないと思います。

 そして忘れてはならないのが、それまでの流れとは違った方向に暴走するかのような終盤の展開ですね。それまでもかなりの面白さだったのですが、この終盤における狂気っぷりにはもう圧倒されまくりで、面白いとか楽しいとかそういったレベルを超えるような恐るべきパワーを堪能することができました。

 「「このミス2009年版」投票者なりきりベスト6」を読んでもらえればわかるように、自分が好きな作品、評価が高くなる作品というのは、どれだけ自分が圧倒されたかで決まる傾向にあるようです。

 なのでこの作品が「2010年版」対象作品の中では最初の★5つ満点評価となるのは、至極当然なのですねェ。

(後日追記)
 この記事を書いていた時は★5段階評価でしたが、その後に★10段階評価に変更したので、それに伴い満点評価ではなくなりました。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★★☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “篠田節子” 関連記事 】

  > No.896 「竜と流木」

  > No.836 「インドクリスタル」
  > No.693 「ブラックボックス」
  > No.409 「廃院のミカエル」
  > No.213 「薄暮(沈黙の画布)」
  > No.159 「仮想儀礼」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「無貌伝~双児の子ら~」 望月守宮

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月18日 (水)

>>MDB的コンピCD-15<< 「桜・さくら・サクラ -2009-」

>> MDB的コンピCD << とは?

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「桜・さくら・サクラ -2009-」

  * 曲名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです


  01 : Sakura / レミオロメン

  02 : / FUNKY MONKEY BABYS

  03 : 10年桜 / AKB48

  04 : SAKURA-ハルヲウタワネバダ- / 矢島美容室

  05 : さくら~あなたに出会えてよかった~ / RSP

  06 : SAKURAグッバイ / SCANDAL

  07 : 桜道 / 九州男

  08 : 桜月 / ホイフェスタ feat.HIROKI from ORANGE RANGE

  09 : 桜ロック / CHERRYBLOSSOM

  10 : / 鶴

  11 : サクラサクナ / 風花

  12 : 桜道 / ゴーストノート

  13 : サクラの花びら咲きだす頃 / IHL

  14 : / Ley

  15 : さくら~SAKURAP~ / christy

  16 : 桜色 / 七緒純

  17 : さくら星 / 今川亜美

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 これを書いている時点(2月18日)では桜の季節にはまだまだ早いのですが、“桜の新曲”の発売としては今週当たりから咲き始めてきているので、気が早い感じもしますが、早速2009年の桜ソングを集めたコンピCDを作ってみました。といっても、まだ発売前の曲が多いので、この記事内に並べただけなのですが。

 なので、ほとんどの曲はまだ聴いていないので、後で曲順等の入れ替えがあるだろうし、新たに追加する曲も出てくるだろうから、今の時点ではあくまで仮の状態ですね。

 果たしてこれらの曲の中から、新たな桜ソングのスタンダードナンバーは生まれるのでしょうか?

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「“桜・さくら・サクラ”コンピCD」関連記事】

  > 「桜・さくら・サクラ -2011-」 (11.3.30)
  > 「桜・さくら・サクラ -2010-」 (10.2.19)
  > 「桜・さくら・サクラ -2009-」 (09.2.18)
  > 「桜・さくら・サクラ -1998~2007-」 (08.3.28)


 【「2009年コンピ」関連記事】

  > 「この邦楽シングルを聴け!2009年<通常版>」 (10.1.14)
  > 「この邦楽シングルを聴け!2009年<完全版>」 (10.1.20)

  > 「桜・さくら・サクラ -2009-」」 (09.2.18)
  > 「夏の歌 -2009-」 (09.8.5)
  > 「Ballad -2009- ~バラード 2009~」 (10.1.27)

2009年2月17日 (火)

『殺人鬼フジコの衝動』 真梨幸子 > 「このミス」完全読破 No.158

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.158

 『殺人鬼フジコの衝動』 真梨幸子

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.2.7 ~ 読終:2009.2.13

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年12月>

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)
真梨幸子

徳間書店 2011-05-07
売り上げランキング : 19381

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「イヤミス」と称されるだけあって、ホントに冒頭から嫌~な展開が続いていました。

 そのイヤさというのは、小学生の女の子が学校でも家でもかなり悲惨な目に合っているというものなのですが、自分にとっては一番嫌~なタイプの話だったので、いつもに比べて倍の速度で読まずにはいられませんでした。

 そしてその主人公が歳を重ねていくにつれ、精神的な面での重くドロドロとした部分がより強烈な負のパワーと化してこちらに向かって来るように感じるほどで、これだけ“早く読み終えてしまいたい”と思ったのは初めてかもしれません.....。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そんな感じで、読んでいて辛くなるような展開が続くのですが、その中で主人公が殺人鬼となっていく過程や、主人公が壊れていく過程が、まさに読んでいる自分の心までが蝕まれていくかのように克明に書かれているのです。

 というわけで、この主人公の半生というのは、ホントにおぞましいくらいに強烈なのですが、この作品の魅力というのはまさにこの部分なのです。

 クライマックスではミステリ的要素が出てきて驚かされますが、それでもやはり読後に印象に残るのは、序盤から続く嫌~な話の数々ですからね。

 なので、“一体どれほどまでに嫌~な話なんだろう?”といった心構えで読んでみるのが良いのではないかと思います。

 あとこの作品を読む上での注意点としては、冒頭の「はしがき」を読めば想像付くのですが、最後に加えられている「あとがき」は、通常とは違って“作品の一部”であるので、いきなりこの「あとがき」から読んでしまわないように気を付けてください。

 さらに、「あとがき」の次のページにもちょっとしたネタが仕込まれているのですが、これは「引用」「参考文献」と同じ見開きページにあるので、くれぐれも本文よりも先にそちらを目にしないよう気を付けてください。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★       鬼畜グログロ度 : ★★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★    感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “真梨幸子”関連記事 】

  > No.329 「更年期少女(みんな邪魔)」
  > No.201 「ふたり狂い」
  > No.158 「殺人鬼フジコの衝動」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「仮想儀礼」 篠田節子

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月16日 (月)

『十八の夏』 光原百合 > 「このミス」完全読破 No143

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.143

 『十八の夏』 光原百合

   「このミス」2003年版 : 6位

   受賞(候補) : 「日本推理作家協会賞(短編部門)」
               受賞作 『十八の夏』 収録

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 11位

   読始:2008.11.27 ~ 読終:2008.12.21

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <2002年8月>

十八の夏 新装版 (双葉文庫)十八の夏 新装版 (双葉文庫)
光原 百合

双葉社 2016-08-04
売り上げランキング : 117893

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作「十八の夏」を含む、4編が収録された短編集です。

 その内容は、青春小説&恋愛小説といった感じでしょうかね。

 とても初々しかったり純情だったりする恋の話が、爽やかで軽やかな文章で語られています。

 ただその中にも、ちょっぴり切なかったりとか哀しいような部分もあるのですが、それがまた良いスパイスとなって、この作品の特徴である“爽やかさ”や“軽ろやかさ”をより強調するので、読み終わった後には自分の心の中にまで爽やかな風が吹き抜けているようでしたからね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そんな感じで青春&恋愛小説として充分楽しみながら、物語もクライマックスへと辿り着くと、そこにミステリ的な驚きが待ち受けているのですねェ。

 このミステリ的要素が、「このミス」にランクインしただけあって大変鮮やかなものなのですが、ただこの部分が主軸ではなく、あくまで青春&恋愛小説をミステリ的要素で上手く料理している、といった感じなのです。

 それでも取って付けたようではなくて、このミステリ的要素が作品内に自然と溶け込んでいながらも、とても切れ味鋭いアクセントにもなっているので、まさしく作品上に吹く一筋の風のようでした。

 ただ、ラストに収録されている「イノセント・デイズ」だけは他の作品と違って、少々重いテーマの話なのです。

 自分的には重い作品よりも軽めの作品の方が好みであると思っていたのですが、今回は意外にもこの最後の作品が一番気に入りました。なんか読んでいて胸に突き刺して来るようであるのですが、その中から浮かび上がってくる希望というか前に進む力というか、そういったものが力強く感じられまして、とても心を動かされましたね。

 まあ、4作品ともに個性的でありながら“良作”といった言葉がとても似合う作品揃いなので、爽やかで前向きな気分に浸りたい時なんかにオススメです。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★★      おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★★   人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「殺戮にいたる病」 我孫子武丸

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月14日 (土)

『豪華客船エリス号の大冒険』 山口芳宏 > 「このミス」完全読破 No.157

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.157

 『豪華客船エリス号の大冒険』 山口芳宏

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.2.4 ~ 読終:2009.2.6

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

豪華客船エリス号の大冒険 (創元推理文庫)豪華客船エリス号の大冒険 (創元推理文庫)
山口 芳宏

東京創元社 2012-02-11
売り上げランキング : 250025

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 この作品は、鮎川哲也賞を受賞したデビュー作「雲上都市の大冒険」に続く、シリーズ第2作目となります。

 なので、まずは1作目の「雲上都市の大冒険」から読むべきなのですが、その1作目は対象となる「このミス2008年版」では10月中旬発売というハンデがあったとはいえ1票も入らなかったし、別に1作目を読んでいなくても大きな問題はなさそうだったので、いきなりこの2作目の「豪華客船エリス号の大冒険」から読むことにしました。

 それで結果的には、作中で前作の話題に触れられる場面はいくつかあったものの、読んでいなくてもそれほど影響はなさそうな感じだったので、全然問題はありませんでしたけどね。少なくとも自分は。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そして内容の方は、タイトルからもわかるように、豪華客船を舞台とした冒険活劇なのですが、探偵が主役だったり、密室殺人が起きるなど、本格ミステリ要素も盛り込まれています。

 ただ、その主役というのがイケメン探偵と義手探偵(とその友人)ということからも推測できるように、出てくるキャラクターもストーリーも漫画的な演出で楽しませてくれるタイプの作品なので、本格ミステリの部分もかなりぶっ飛んだものとなっているのですけどね。

 そんなわけなので、そういった意味での“軽いノリ”がこの作品の魅力の一つだと思うのですが、読む人の好みが分かれてしまうのもまさしくこの部分なのではないでしょうか。

 自分的には、こういったノリは好きな方なのですが、ただこの軽さのために、人が殺されたり主要人物が怪我したりしても全く心を動かされなくて、なんか作品全体がフワフワと宙に浮いて手応えがないように感じたのです。だから、自分と本との間に見えざる壁が存在しているようで、イマイチ乗りきれませんでした。

 とはいえ、シリーズ3作目やこの作者の他の作品が発売されたなら、迷わず手に取り読んでしまいそうです。いずれ大傑作を書いてくれそうな予感がするのですよね.....。

 ちなみに、作者自らが製作している「山口芳宏の公式Webサイト」では、この作品のテーマや豪華客船の取材旅行など裏話が書かれた『ここだけのあとがき』を読むことが出来るので、オススメですよ。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★      人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★        感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★★    気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “山口芳宏” 関連記事 】

  > No.359 「100人館の殺人」
  > No.157 「豪華客船エリス号の大冒険」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「殺人鬼フジコの衝動」 真梨幸子

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月13日 (金)

<JC1巻買い> 「アスクレピオス」 内水融

アスクレピオス 1 (ジャンプコミックス)アスクレピオス 1 (ジャンプコミックス)
内水 融

集英社 2009-02-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の3冊目は、「アスクレピオス」です。

 ジャンプでは珍しい医術漫画ということもあって注目していたのですが、新年1号に早くも最後尾(「ジャガー」を除く)に落ちると、結局それから浮上することなく、ちょうど今週発売号で打ち切りとなってしまいました.....。

 まあ元々当てるのが難しそうなジャンルだったわけですが、ただ最後尾付近が指定席となってしまって、打ち切りも間近か?と思わずにはいられなくなった頃から、なかなか興味惹かれる面白い展開になったのですよね(そこら辺は2・3巻に収録しそうです)。

 この1巻に収録されている序盤の話を改めて読んでみても、もっと早くからこのような展開にしていれば、評価はまた違うものになったのではないかな~と、残念に思ってしまいます.....。

 これで作者の内水融は、「戦国乱破伝サソリ」 「カイン」に続いて3連続での早期打ち切りとなってしまったので、4度目の連載のチャンスを貰える可能性は厳しそうではありますが、自分と同じ歳の漫画家ということもあるので、それでも期待したいですね。

 でも、ジャンプよりも他誌(SQとか)の方が合ってそうなので、そろそろ他で挑戦た方が良いような気がしないでもないですが.....。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、「週刊ジャンプで話題沸騰!「本格医術ストーリー」幕開け!」という文字がドーンと書かれています。

 裏帯の方は、左半分にバズとロザリィの説明、右半分に作品自体の説明が、それぞれ絵付きで。

 カバーを外した部分は、表も裏もカバーと全く一緒の絵。今月発売された1巻3作品は、いずれもこの部分に遊びがありませんでしたね。

 中身の方ですが、ページの合間には、ストーリーの流れに沿った1コマ漫画と、「ある日常」というタイトルの4コマ漫画が、交互に描かれています。

 そして巻末には、「ヘビロザ記」というおまけまんがが3ページ。これは、作中にロザリィそっくりのヘビ“ヘビロザ”が医学用語などを説明する「ヘビコラム」という豆知識コーナーのようなものが出てくるのですが、それをネタにした漫画です。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「内水融」関連記事】

  > 週刊少年ジャンプ新連載! 「アスクレピオス」 内水融 (08.9.23)
  > <JC1巻買い> 「アスクレピオス」 内水融 (09.2.13)


 【「2009年発売の“JC1巻買い”」関連記事】

  > 「鍵人-カギジン-」 田中靖規 (09.12.6)
  > 「あねどきっ」 河下水希 (09.12.5)

  > 「AKABOSHI -異聞水滸伝-」 天野洋一 (09.10.14)
  > 「めだかボックス」 西尾維新 暁月あきら (09.10.7)

  > 「フープメン」 川口幸範 (09.7.10)
  > 「べるぜバブ」 田村隆平 (09.7.3)

  > 「ぼっけさん」 西義之 (09.5.2)
  > 「黒子のバスケ」 藤巻忠俊 (09.4.6)
  > 「マイスター」 加地君也 (09.4.3)

  > 「アスクレピオス」 内水融 (09.2.13)
  > 「チャゲチャ」 澤井啓夫  (09.2.11)

  > 「いぬまるだしっ」 大石浩二 (09.2.9)
  > 「バクマン。」 大場つぐみ 小畑健 (09.1.7)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2009年2月12日 (木)

モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 10位 → 6位

 「モヤモヤさまぁ~ず2」のアイドル・大江麻理子アナウンサーの、個人的にビビビッと来たシーンを集めてランキングにしてみました。

 今回は「2008年下半期」ということで、2008年7月~12月に放送された以下の回が対象となっています(6~7月をまたいで放送された「谷根千」は、まとめて下半期の対象としました)。

 > 「谷根千」 「ハワイ2」 「日暮里・舎人ライナー」 「幡ヶ谷・初台リベンジ」
 > 「モヤモヤ抽選会」 「都立大学・祐天寺」 「経堂・千歳船橋」
 > 「板橋区大山・常盤台」 「重大発表&未公開特集」 「ミニモヤさま」 「北海道」
 > 「蒲田」 「六本木」 「クリスマス大抽選会」


  なお、今回のランキング決定の際に候補となった大江アナの名場面の一覧は、「大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 候補リスト」をご覧ください。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★10位 : 三村・大竹に横向きに抱えられて
              運ばれていく大江アナ 【北海道(営業風SP)】


 ゴールデン第3弾として、ラリージャパンとのコラボで北海道まで出張した「営業風SP」。

 早速ラリージャパンの会場に入った3人は、レースチームの外国人スタッフの前でおどけてみたりしていたのですが、実は明日の本番に備えての最終調整中だとわかって、そのピリついた空気感に少々ビビリ気味。

 そんな時に大江アナが「でもここが1つ目の醍醐味ポイントなんです」と言ったので、さまぁ~ずの2人は本気で驚いたのですが、すぐさまスタッフが「ここじゃない」と否定。つまりは大江アナの勘違いだったのです。

 この状況での大江アナのミスに対してさまぁ~ずの反応は厳しく、まずは三村さんが大江アナの背後から腕を巻いて首を締めるポーズ。すぐさま大竹さんが大江アナの足を持ち、そのままナイスコンビネーションで大江アナを2人がかりで横向きに抱えて、そのまま外国人スタッフの前まで運んでその場に落としたのです(一応足から立たせるように落としてました)。

 大江アナのこういったミスというのはしょっちゅうあって、いつもは軽くツッコマレるくらいのもんだったのですが、今回はこんなピリピリした状況の中での出来事だったために観ることが出来た、大変貴重なシーンでしたね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★9位 : スピードスケート擬似体験コーナーでヒドいフォームながら
            一生懸命さが伝わってくる大江アナ 【北海道(B面)】


 これまた「北海道」から。

 大倉山ジャンプ競技場にやってきた3人は、ジャンプ台からサイコロを投げたりしたのですが、その後で併設してある「ウインタースポーツミュージアム」に立ち寄ることに。

 ここでは冬のスポーツを擬似体験できるのですが、その中の「スピードスケート体験」コーナーでは、大江アナが挑戦することに。

 大江アナとスケートといえば、1回目の「ハワイ」の時に披露したあまりにドイヒ~なスベリが有名ですが、ここでは足を左右交互に横向きに移動させるだけなので、さすがの大江アナでもこなせるものだったのです。とはいえフォームはやっぱりドイヒ~でしたが。

 ただそれでも、腕を前後に懸命に伸ばしたりとか、すごい真剣な表情だったりとか、とにかく一所懸命さが画面から伝わってくるほどの迫力あるスベリ方なのです。

 こういったゲーム的なものでも全力投入してしまう大江アナの人柄が、とても魅力的に見えるシーンでした。

 ちなみに、この「ウインタースポーツミュージアム」に入る前にジャンプ台の上から振った“とれ高サイコロ”では「地上デジタル7チャンネルをアピール」が出たので、このスケート中にも、7回目の時に「7回!」と威勢叫んだのですが、この普段のおっとりした感じとは違う威勢の良い姿が観れたのも嬉しかったですね。 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★8位 : 本物のラリーカーに一人だけ乗せてもらえず
            本気で悔しがる大江アナ 【北海道(営業風SP)】


 3連続で「北海道」からとなりました。

 最後の醍醐味ポイント「スバルのファンブース」に到着した3人、まずはレポート前に“とれ高サイコロ”を振ることに。

 そこで出た目が「大江 隠そうとはしているが 本当は興味がない体で」。

 やりたがりの大江アナにはとても厳しい指令かと思われましたが、さまぁ~ずの2人がフェイスペイントを貼ってもらった場面でも、手袋を着けていて見てもいなかったりと、意外に上手にこなしていました。

 その後に移動したブース内では、本物のラリーカーが展示されていて、なんとこれに乗ってもいいと言われ、さらにはエンジンもかけてもいいと言われて、大興奮の3人。

 そこで大江アナは興奮を隠せない顔で「ここはもう興味なくなくていいですよね?もういいんですよね?」とスタッフに聞き、OKが出たので歓声を上げながら乗り込もうとするのですが、あろうことか別のスタッフから「興味なし!興味なし!」と言われてしまい、結局乗ることができないのでした......。

 この時の本気の悔しがり方がなんとも微笑ましくてよかったですねェ。

 その後も、外から後部座席のレポートをするも誰も聞いていなかったり、三村さんがエンジンをふかした爆音に驚かされたりと、この場面では結構散々な目にあってましたね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★7位 : 機内でのメガネ姿がケロロ軍曹に似ていた
             と言われ渋々認める大江アナ 【ハワイ2(90分SP)】


 2年連続となったハワイ・ロケでのオープニングより。

 いつものように、さまぁ~ずの2人より遅れてカメラの前に登場した大江アナですが、まずは「(髪の)毛~切った?」と髪型の話題で2人から軽くいじられました。

 その流れで三村さんから「飛行機の時は、眼鏡かけててケロロ軍曹みたい(だった).....」と言われ、さらに大竹さんからは「基本的に似てるんだよな」と追い打ちをかけられ、笑顔を作りながらショックを受ける大江アナ。

 でもその後で自ら「どちらかというとそっち系......」と渋々ながら認める姿がまたなんとも愛らしくてよかったですねェ。

 それにしても、さまぁ~ずの2人は、大江アナに対するこのようなギリギリを付いてくるイジリがいつも素晴らしいですよね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★6位 : ドジョウを躊躇なく手掴みする大江アナ 【都立大学・祐天寺(1)】


 八百屋さんの奥に入った3人は、そこに「ご自由にお入りください。」と書かれたドアを発見。

 店の人の許可を得て中に入ってみると、そこには天然のウナギが水槽の中で大量にペットとして飼われていたのです。

 そのウナギに驚いていると、店の人から「青い箱にウナギのエサが入ってますから、どうぞ」と言われたので、その箱を開けてみると、そこにはウナギのエサのドジョウが大量に入れられていました。

 それを見てさまぁ~ずの2人は「ウナギってドジョウ食うの?」と驚いていたのですが、その一方で大江アナは、生理的に受けつけないものを見たかのように「うぁぁっ!ぅぅ.... これっ.....」と叫んだりうめいたりするのでした。

 そんなこんなでエサをあげることにし、大竹さんがドジョウをたっぷりと網ですくったのを見て大江アナは指を震わしながら気持ち悪がっているように見えたのですが、大竹さんはその網のまま水槽に入れようとしていたのに、大江アナはなんと、その網に手を突っ込んでドジョウを掴むそぶりを見せたのです!

 それまでの仕草から気持ち悪がっているもんだと思っていたのはスタッフも同じだったようで、「スゲェ....」という声やどよめきが起きたほどなのですが、三村さんから「大江、手掴みでいけるの?」と促されると、全く躊躇する様子もなくさっそうと手の平に乗せてしまったのです.....。

 これは多分、ドジョウが大量にうごめいているのは気持ち悪かったのだけれど、1匹だけなら全然平気だってことなのではないでしょうかねェ。

 このドジョウを余裕で掴んでしまうだけでもとても素晴らしいのに、その前に気持ち悪がっているそぶりを見せていたことによる効果も加わって、大江アナの意外性の部分での魅力がさらにパワーアップして感じられた場面でした。

 ちなみに、この手に乗せたドジョウは、いったんは水槽の中に入れようとしたのですが、「でも私が入れたらこの子は.....食べられる.......」と泣きそうな顔で言って結局入れられなくて.....。この“ドジョウに対する愛情”も大江アナの人柄がうかがえて、大変素晴らしいシーンでしたね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 >>> 大江アナ・MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 5位 → 1位


モヤモヤさまぁ~ず2 VOL.9 モヤさまHAWAIIシリーズ(ハワイ2008&ハワイ2009) [DVD]モヤモヤさまぁ~ず2 VOL.9 モヤさまHAWAIIシリーズ(ハワイ2008&ハワイ2009) [DVD]
アニプレックス 2010-02-24
売り上げランキング : 1418

「ハワイ2」を収録

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX Vol.10&Vol.11モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX Vol.10&Vol.11
アニプレックス 2011-02-02
売り上げランキング : 8

「谷根千、幡ヶ谷・初台リベンジ、都立大・祐天寺」を収録

初回生産分のみ「モヤモヤ抽選会」収録特典ディスク「vol.10.5」付き

Vol.10~12全巻購入者対象に抽選で「北海道」収録DISCプレゼント(応募受付はすでに終了)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
モヤモヤさまぁ~ず2 Vol.12 伝説の日暮里・舎人ライナーSP完全版&華のゴールデンSP花小金井編 [DVD]モヤモヤさまぁ~ず2 Vol.12 伝説の日暮里・舎人ライナーSP完全版&華のゴールデンSP花小金井編 [DVD]
アニプレックス 2011-02-02
売り上げランキング : 9

「日暮里・舎人ライナー」を収録

Vol.10~12全巻購入者対象に抽選で「北海道」収録DISCプレゼント(応募受付はすでに終了)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX Vol.13&Vol.14モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX Vol.13&Vol.14

アニプレックス 2012-02-01
売り上げランキング : 1624

「経堂・千歳船橋、大山・常盤台、蒲田、六本木」を収録

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「モヤモヤさまぁ~ず2」関連記事】

  > モヤモヤさまぁ~ず2 > 大江麻理子アナウンサー
        名場面リスト(2012年7-9月) (13.2.24)
        名場面リスト(2012年4-6月) (12.5.6)
        名場面リスト(2012年1-3月) (12.1.11)

        名場面リスト(2011年10-12月) (11.10.25)
        名場面リスト(2011年7-9月) (11.7.6)
        名場面リスト(2011年4-6月) (11.4.15)
        名場面リスト(2011年1-3月) (11.1.10)

        名場面リスト(2010年9-12月) (11.1.16)
        名場面リスト(2010年5-8月) (10.7.14)
        名場面リスト(2010年1-4月) (10.1.21)

        名場面ベスト10(2009年7-12月) 候補リスト (10.5.9)

        名場面ベスト10(09年上半期) 候補リスト (09.7.20)
        名場面ベスト10(09年上半期) 10位 → 6位 (09.12.17)
        名場面ベスト10(09年上半期) 5位 → 1位 (09.12.25)

        MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 候補リスト (09.1.17)
        MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 10位 → 6位 (09.2.12)
        MDB的名場面ベスト10(08年下半期) 5位 → 1位 (09.4.10)

        MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 10位 → 6位 (08.10.1)
        MDB的名場面ベスト10(08年上半期) 5位 → 1位 (08.10.9)

  > モヤモヤさまぁ~ず2(モヤモヤ大江麻理子アナウンサー) (08.7.23)

  > クイック・ジャパン(QJ) Vol.80 > 「モヤモヤさまぁ~ず2」特集 (08.11.20)

  > ミニミニさまぁ~ず2009 (09.01.15)
  > ミニミニさまぁ~ず (07.12.30)

2009年2月11日 (水)

<JC1巻買い> 「チャゲチャ」 澤井啓夫

チャゲチャ (ジャンプコミックス)チャゲチャ (ジャンプコミックス)
澤井 啓夫

集英社 2009-02-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の2冊目は、「チャゲチャ」です。

 アニメ化されるほどの人気作「ボボボーボ・ボーボボ」の作者・澤井啓夫の待望の新連載ということで期待も高かったこの「チャゲチャ」ですが、通常では早くても10週で打ち切りとなるところを、なんと前代未聞の8週での打ち切りと、衝撃的な突き抜けとなってしまいました......。

 その理由としてはいくつか挙げられると思うのですが、やはりなんといっても、第1話で読者の興味を惹くことが出来なかったことが大きかったのでしょうねェ。

 なにせ、第1話の時点では今後に対する期待のコメントのみをなるべく書こうと思っている自分でも、この「チャゲチャ」に関してだけはそういったプラスなコメントを書きにくかったですから.....。

 まあ、実績ある人ですし、ダメな時はこのくらい歴史的な突き抜けになるほどにダメな方が、かえって次に切り替えやすいと思うので、今回の反省を経て一体どのような作品で帰ってくるのか、今から楽しみに待ちたいですね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、「澤井啓夫の新領域!! マンガの常識、限界、不景気までをも打ち破る 規格外ヤンキーギャグ!!」という文字と、収録されている読み切り作品「黒梟」の主人公・黒澤報福郎の絵が描かれています。

 裏帯の方は、「ボボボーボ・ボーボボ」「真説ボボボーボ・ボーボボ」の単行本の宣伝のみ。

 ギャグ系以外の漫画でも遊び心が加えられていることが多いカバーを外した部分ですが、意外にも普通にカバーと同じ絵でしたね。今回は「いぬまるだしっ」にこの「チャゲチャ」とギャグ漫画が2冊も発売されたのですが、どちらもこの部分に遊びがなかったのはちょっと寂しかったですねェ。

 中身の方は、まずは文章のみの「作者あいさつ」。この「チャゲチャ」「黒梟」を作り出す上での意気込み(回想)やファンに対する感謝の言葉などが書かれています。“前作までとは異なる方向からギャグにアプローチをかけてみようというコンセプトの基”に “具体的には前作までの手法はなるべく使わず” “全てはゼロから手探り状態で新たなギャグ漫画の表現に挑戦”したのだそうです。

 その後は、6ページにわたって「チャゲチャミニイラスト展」が描かれています。これは、スタッフ(ムードメーカー鈴木くん、波切敦、江部信也、波浪のアシスタント)が描いた「チャゲチャ」のキャラクターの絵(それぞれ1ページずつ)、そして作者自身が描いたキャラ絵&作品の裏話(1ページずつ計2ページ)といった内容です。作品の裏話では、連載中に色々あって集英社に寝泊まりする日が結構あったことなどが書かれています。

 この「チャゲチャミニイラスト展」の合間には1ページだけ、「チャゲチャ ちょっと裏話」という文章のみのコーナーが。ここでは、この「チャゲチャ」のイメージの一つがファミコンゲーム「くにおくん」シリーズだったことなどが書かれています。

 そして、連載された全話が収録されているというのに、それに加えて「チャゲチャ」連載前にジャンプ本誌に掲載された読み切り作品「黒梟」までもが収録されているという豪華さです。

 さらに巻末には、読者のハガキ絵コーナーが2ページほど。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「澤井啓夫」関連記事】

  > 週刊少年ジャンプ新連載! 「チャゲチャ」 澤井啓夫 (08.9.13)
  > <JC1巻買い> 「チャゲチャ」 澤井啓夫 (09.2.11)


 【「2009年発売の“JC1巻買い”」関連記事】

  > 「鍵人-カギジン-」 田中靖規 (09.12.6)
  > 「あねどきっ」 河下水希 (09.12.5)

  > 「AKABOSHI -異聞水滸伝-」 天野洋一 (09.10.14)
  > 「めだかボックス」 西尾維新 暁月あきら (09.10.7)

  > 「フープメン」 川口幸範 (09.7.10)
  > 「べるぜバブ」 田村隆平 (09.7.3)

  > 「ぼっけさん」 西義之 (09.5.2)
  > 「黒子のバスケ」 藤巻忠俊 (09.4.6)
  > 「マイスター」 加地君也 (09.4.3)

  > 「アスクレピオス」 内水融 (09.2.13)
  > 「チャゲチャ」 澤井啓夫  (09.2.11)

  > 「いぬまるだしっ」 大石浩二 (09.2.9)
  > 「バクマン。」 大場つぐみ 小畑健 (09.1.7)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2009年2月10日 (火)

Crazy For You / 谷村奈南 (PV)

Crazy For You(DVD付)Crazy For You(DVD付)
谷村奈南 shungo. koma2 kaz

エイベックス・エンタテインメント 2009-02-18
売り上げランキング : 172

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 谷村奈南の待望のシングル「Crazy For You」のPVを、早速観ることが出来ました。

 十八番ともいうべき軽快なダンスチューンですが、やはりなんといっても注目なのはその衣装ですよね。

 今回は、赤いボディースーツで華麗に踊るのですが、そのボディースーツが全身を包んでいるので露出度はいつもと比べて少なめです。

 しかし、全身のシルエットをくっきりと見せているのでセクシーですし、もちろん胸元はバッチリと開いてますし、所々で黄色のビキニ姿のシーンが挿入されているので、大きな魅力でもあるセクシーさやエロさはバッチリですけどね。

 とはいえ、今回はどちらかといえば、カッコ良さや可愛らしさの方を強調しているようにも思いましたが。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 といった感じで感想を終えてもよかったのですが、これだけだとちょっと寂しいので、ここで前作の「「If I'm not the one / SEXY SENORITA」」以降に気付いた谷村奈南の魅力(どちらかというとエロス方面)について書いてみたいと思います。

 いきなり結論から言ってしまいますと、それは「ラッキーエロ」の要素です。

 この「ラッキーエロ」というのは、「モヤモヤさまぁ~ず2」「アリケン」「怒りオヤジ3」という伊藤Pが手掛けるテレビ東京のドイヒ~な3番組が一同に揃った「モヤモヤアリケンオヤジ」という特別番組で出てきた言葉です。

 この番組は、グダグダでゆるゆるな内容ながらもテーマだけは「明日のテレビを考える」という堅くしっかりとしたものだったのですが、その中の一つ「エロの規制について考える」というコーナーで、一旦は「2009年はエロはなし」「エロのない本当にオモシロイ番組を作る」という流れに落ちつくかと思いきや、結局は“ラッキーエロならOK”という結論に至ったのです。

 ちなみに、番組のまとめとして発表された「明日のテレビへの提言」も、“ラッキーエロのみ”に決定したのですけどね。

 この「ラッキーエロ」というのは、製作側が狙ってエロい番組を作ろうとするのはダメだけど、結果的にエロくなるのはOK、偶然にエロくなるのはOK、製作側の意図しないところでエロくなるのはOK、といったものなのですが、正直その時はあまりピンと来ていませんでした。

 しかし!それから数日後に、この「ラッキーエロ」の威力を思い知らされることがあったのです。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 これもまたさまぁ~ず関連の番組で、1月27日に放送された「さまぁ~ず式」での出来事なのですが、この日の内容は、まあ企画意図など省略して簡単に説明してしまえば、芸人たちがアイドルの前で動物の物まねをするというものでした。

 それでちょうどバナナマン・日村が物まねをしている場面だったのですが、その途中で一瞬だけ、それを見て笑っていたアイドルのうちの一人にカメラが向けられたのです。

 Photo

 わずか2秒にも満たないホントに一瞬だけのカットだったのですが、その神々しいまでの笑顔、そしてその神々しいまでの胸元に、その一瞬が永遠であるかのように感じられるほどに衝撃を受けたのです。

 このアイドルの名前は番組内では出てなかったので、これは一体誰なんだ!?とネットで調べてみたところ、そのアイドルは浜崎慶美であることがわかりました。

 日テレジェニック2008にも選ばれているほどのアイドルなので、ネット上でも水着姿をいくらでも見れるわけなので、あの衝撃を再び!!と意気込んで見てみたのですが、とくになんとも思わなかったのですよね.....。

 もちろん、その容姿は自分好みで予想以上に可愛く思ったし、性格もおっとりした感じながらも元気一杯でとても魅力的で、その後もちょくちょくとブログを見たりしているくらいなのですが、それでも、やはりあの時のような衝撃をもう一度受けることはありませんでした。

 これはやはり、期待も予想もしていなかった場面で突如自分の眼に飛び込んできたこと、そして瞬きをしていたら見逃してしまうような貴重さ、これが大きかったと思うのですが、この隙を見事に突かれた感じがまさしく「ラッキーエロ」の要素ですからね。

 こうして、この「ラッキーエロ」の威力を、まじまじと実感できたのです。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 というわけで話は谷村奈南に戻ってみましょう。

 もちろんPVでは毎度のように、露出度の高い衣装で、セクシーなダンスで、ちょっとエロい演出でと、歌自体よりもそっちの方で注目されているわけですが、ただ「JUNGLE DANCE」の時にも書いたように、本人的にはそのエロス的な武器を意識的に披露しているような感じがしない“無自覚なエロス”であるため、押し付けがましさはあまり感じないのですよね。別の言い方をすれば、“健康的なエロス”的な。

 そんな無自覚さ、無防備さに油断していると、その自然と溢れ出てくるようなエロス・パワーにズキュゥゥゥン!とやられてしまうので、この隙を突かれる感じはまさしく「ラッキーエロ」的要素といえるでしょう。

 それに、スペースシャワーTVやMTVなんかを流し観していて、突如として谷村奈南のPVが出て来たりすると、予測していなかっただけにそのエロスに心を持っていかれるので、これなんかも「ラッキーエロ」的要素ですからね。

 というわけで、今回の「Crazy For You」のPVはこれまでに比べてエロス度は控え目なのですが、所々にビキニ姿が挿入されているところなど、「ラッキーエロ」的要素は相変わらずだと思うので、やはり観逃せないし聞き逃せない作品だと思います。

 それに、どんどん露出度をアップさせていくとなると、行き着く先はもう脱ぐしかなくなっちゃうと思うので、今回のようにカッコ良さや可愛らしさの方を強調した方向にも持っていくのは正解かもしれませんね。


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【 「谷村奈南」 関連記事】

  > Crazy For You / 谷村奈南 (PV) (09.2.10)
  > 「If I'm not the one / SEXY SENORITA」 谷村奈南 (PV) (08.8.17)
  > JUNGLE DANCE / 谷村奈南 (PV) (08.4.30)

2009年2月 9日 (月)

<JC1巻買い> 「いぬまるだしっ」 大石浩二

いぬまるだしっ 1 (1) (ジャンプコミックス)いぬまるだしっ 1 (1) (ジャンプコミックス)
大石 浩二

集英社 2009-02-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今月に発売されたJC(ジャンプコミックス)1巻の1冊目は、「いぬまるだしっ」です。

 前作「メゾン・ド・ペンギン」が評判のあまりよろしくない作品だったり、「デスノート」の原作・作画コンビが復活した「バクマン。」と同時期連載開始だったりしたことで、多くの人はこの新連載作品にもほとんど期待はしてなかったと思います。

 ところがどうして、連載開始から半年経つ現在でも、それほど打ち切りの心配をされていないくらいに好評を得ているようで、この前作からの良い意味での変わり身には驚かされました。


 その前作との違いの大きな要因としては、やはり主要キャラクターにありますね。

 実は前作も今作も、ギャグの特徴は「下ネタ」「エンタメ系時事ネタ」「パロディ」で基本的には変わりありません。

 ただ、そのギャグを演じているのが、汚らしいおっさんや大人なのにバカな男や生々しい女性キャラか、あるいは幼稚園児やその先生か、この違いがあるだけで作品全体の印象がここまで変わるもんだとは思いませんでした。

 そしてもう一つの要素としては、コメディ的な面白さが加わったことでしょう。

 前作の場合、形態が4コマ漫画だったこともあり、作品のクオリティはギャグの威力のみで判断されなければなりませんでした。

 ただ今回は、1話完結型(たまに2話に分かれたり3話だったりもしますが)になったので、ギャグだけでなく話の流れでも興味を引かせることが出来るようになり、その中で幼稚園児と先生との絡みなどでコメディ的な面白さが表現できるようになりましたからね。

 そしてその副産物として、ギャグの質のみで作品の評価がなされた前作に比べて、ギャグ以外の魅力を加えた今作の方は、ギャグのレベルがそれほど高くなかったとしても他の要素でカバーできる、つまりはギャグのハードルが前作よりも低めに設定されることになったのではないかと思うのですが、これなんかも前作から大きく変わった要因ですよね。まあ、ギャグのレベル的にも前作より上がっているとは思いますけど。

 それで第1話を読んだ時点での感想で「まずは突き抜け(1クールで打ち切り)にならないくらいのレベルでいいから面白くなりますように.....」と今から考えると大変失礼なことを書いていたのですが、こうなったならば、ぜひともアニメ化されるくらいにまでその面白さをパワーアップしてほしいですね。まあ、ネタ的にアニメ化は難しそうだけど.....。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 単行本ならではの特典ですが、まず帯の表は、表紙と繋がった絵の中に「ジャンプで話題のまるだし園児爆笑GAG☆」と書かれているだけで、結構シンプルですね。その分折り返し部分に、「バクマン。」に登場したセリフ「漫画は面白ければいいんだ 面白ければ連載する 当たり前だ」と共に本物のジャンプ編集長の似顔絵が描かれているというネタが仕込まれています。

 裏帯の方は、いぬまるくんとたまこ先生の説明が描かれています。カバーを外した部分は、ギャグ系以外の漫画でも遊び心が加えられていることが多いところなのですが、意外にも普通にカバーと同じ絵でしたね。

 ただその分中身の方は描き下ろしが豊富に収録されていて、まずは、この漫画を読む上での注意点などが書かれた「★ごあいさつ★」(文章のみ)。

 その後は、いぬまるくん、たまこ先生、園長先生、りゅういちくん、ビューティー中野、ケンちゃん&モンちゃん、鳥居くん、みなみ先生、すみれ組のお友達(けんたくん、モッちゃん、ひろくん、ふとしくん、ゆきちゃん)、理事長先生のキャラクターファイルが、ほぼ1人1ページで掲載されています。この中では、初期設定ではいぬまるくんがビジュアル的に可愛くなかったりとか、たまこ先生がドSキャラだったことなどを知ることが出来ます(この2人だけは初期設定の絵も公開されています)。

 そして、仲良し漫画家仲間である「OVER TIME」の天野洋一がいぬまるくんを、「どがしかでん!」の濱田浩輔がたまこ先生を描いた豪華なコラボ絵と、現アシスタントの平方昌宏(読切作品「クロガネ」「TEAM MADE」等)・及川友高(読切作品「シュガーヒーロー」「アポロのソラ」等)がそれぞれ描いたいぬまるくん等の絵が掲載されています。

 あとは、最後のページというわけではないのですが、この漫画を描く上でのスタンスや、ファンレターに対する感謝の言葉などが書かれた「★あとがき★」(文章のみ)が。

 ちなみに、「業界初のおしりカラー」と煽られていた第2話の一部分だけカラーだったところは、本誌と変わらぬまま(もちろんカラーではないけれど)で掲載されていて、“コミックスだと白黒だけど”というツッコミ文が加わっていました。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【「大石浩二」関連記事】

  > 「トマトイプーのリコピン」 大石浩二 > 週刊少年ジャンプ新連載! (17.10.2)
  > 「トマトイプーのリコピン」 大石浩二 > 週刊少年ジャンプ読切! (16.12.13)

  > 「未来への跳躍~長浜洋次郎物語~」 大石浩二
     > 週刊少年ジャンプ読切! (14.4.29)

  > 「いぬまるだしっ ~タイでもまるだしっ~」 大石浩二
     > 週刊少年ジャンプ読切! (13.8.2)

  > 「氷上布武」 大石浩二 > 週刊少年ジャンプ読切! (13.1.4)

  > 「信魂さんいらっしゃい」 大石浩二 > 週刊少年ジャンプ読切! (11.1.5)

  > 「いぬまるだしっ」 大石浩二 <JC1巻買い> (09.2.9)
  > 「いぬまるだしっ」 大石浩二 > 週刊少年ジャンプ新連載! (08.8.26)


 >>> 「週刊少年ジャンプ」関連記事リスト <<<

2009年2月 8日 (日)

『まいなす』 太田忠司 > 「このミス」完全読破 No156

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.156

 『まいなす』 太田忠司

   「このミス」2010年版 : 投票数0

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.01.30 ~ 読終:2009.1.30

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

まいなす (PHP文芸文庫)まいなす (PHP文芸文庫)
太田 忠司

PHP研究所 2012-09-18
売り上げランキング : 426298

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 まずはなんといってもこの可愛らしい表紙ですね(後日追記:単行本版の表紙のことです → )。

 ミステリの棚に並んでいなければ、漫画や小さい子向けの絵本と間違えてしまいそうな代物なので、他のミステリ小説と比べてもまあ目立つこと目立つこと。これはもう手を伸ばさずにはいられないでしょう。

 そして中身の方も可愛らしく、というわけではないのですが、中学生の女の子が主役の「ミステリーYA!」らしい青春ミステリで、とてもすらすらと読みやすく大変爽やかな作品でした。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 この中学生の主人公は、偶然にも事件の発端に関わることとなるのですが、その後に学校や町全体が大騒ぎとなるこの事件の真相を、探偵役となって付きとめようと奮闘します。

 そうした中で、級友との友情や、家族との関係や、哀しい別れや、ちょっとした冒険などを経験していき、それらを経て主人公が成長していく姿が描かれています。

 この作品は、どちらかといえばそういった“青春小説”的な意味合いが強いように感じましたね。

 もちろんミステリ的要素が主軸の中に組み込まれているのですが、むしろ主人公の成長物語を盛り上げるための演出として使われているようで。

 なので、がっつりとしたミステリ作品を期待してしまうと物足りないとは思いますが、青春ミステリとしてはとてもシンプルでありながら良質な作品なので、重厚な作品を読んだ後に“次は軽く楽しめるものを読みたいな”と思った時なんかに手にしてみてはいかがでしょうか。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★        感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「豪華客船エリス号の大冒険」 山口芳宏

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月 5日 (木)

WAO!/ ユニコーン (CD)

WAO!【初回生産限定盤】WAO!【初回生産限定盤】
ユニコーン

SMR(SME)(M) 2009-02-04
売り上げランキング : 4

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 自分がユニコーンを聴き始めたのは、「ヒゲとボイン」が発売された1991年頃から。

 もちろんその存在はもっと前から知ってはいたのですが、CDを買ったりレンタルしたりし始めたのがそのぐらいからだったので、ちゃんとした形でユニコーンを聴くようになったのもその頃からだったのです。

 当時の自分が一番好きだったのが米米CLUBだったこともあり、遊び心満載の音楽性や多様なジャンル性、個性的なメンバーなど、ユニコーンを好きになる要素は充分すぎるほどにあったので、新曲を聴いたり過去にさかのぼって聴いたりして楽しんでいました。

 そんな中で発売されたアルバム「SPRINGMAN」が、もう衝撃をガツンと受けてしまうくらいに気に入ってしまい、“よく聴くアーティストの中の1つ”から“最高レベルに好きなアーティストの1つ”にその存在を上げたかに思えたのですが、このアルバムを最後に解散となってしまったので、熱い気持ちと共にユニコーンの新曲の発売を待つことは結局一度もなかったのです.....。

 なので、あれから15年も経った今になって、その待望の新曲を手にすることが出来た現実が、なんかいまだに信じられないのですよね。かつて活動していた期間においては短い間でしかユニコーン好きでいられなかったので、こうしてまたリアルタイムでユニコーンの音楽を聴けるというのが、ホントに素直に嬉しいのです。

 それでその15年ぶりに聴いた新曲「WAO!」の感想ですが、それはまあアルバムが発売されてから他の曲と一緒に書いてみたいと思います。


 ちなみに、元彼女がライブに何度も通うくらいのユニコーン好きだった(後聞き)のですが、この復活をどのように受けとめているのでしょうねェ.....。


シャンブル【初回生産限定盤】シャンブル【初回生産限定盤】
ユニコーン

キューンレコード 2009-02-18
売り上げランキング : 6792

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2009年2月 4日 (水)

「このミス2010年版」月別ランクイン候補作品(09年2月)

 「2009年版」に引き続いて、「このミステリーがすごい!2010年版」でも“ランキング発表前に対象作品を読んでしまおう!”というのをやってみようと思います。

 それで、日頃から“どんな作品がランクインしそうかな?”って色々とチェックしているので、どうせならそれを発売された月別にまとめてしまおう!ということで始めたのがこの「月別ランクイン候補作品」です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、“作者の過去実績”や“なんとなくの前評判”を元に、推測されるランクインの可能性ごとに3段階に分けて並べています。

 なお、これを書いている時点では作品をまだ読んでいない状況になると思うので、この3段階の分類は、作品を読んだ上で決めたものではありませんので、その点ご了承ください。 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 >> 2009年2月発売の最有力候補っぽい作品 <<


 【 暴雪圏 / 佐々木譲 】

暴雪圏暴雪圏
佐々木 譲

新潮社 2009-02
売り上げランキング : 325

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

  > 咆り狂う雪嵐、すべての交通が遮断された十勝平野の町。
  > 氷点下の密室と化 したペンションに、
  > 逃亡者たちが吹き寄せられた。
  > 暴走を始めた殺人犯、応援は来ない…。
  > 超弩級の警察サスペンス。


 No.48「制服捜査」に続く、駐在警官・川久保篤シリーズの第2弾です。

 そのシリーズ前作「制服捜査」が「2007年版」で2位にランクインするほどに高い評価を得ているので、この作品にも期待が高まります。

 ただ、前作が連作短編だったのに対して今回は長編だし、内容的にも今回はサスペンスということで前作とは少し違うアプローチの様なので、やはり読んでみないことにはわかりませんけどね。

 個人的には、こちらも「2010年版」対象作品である“道警シリーズ”最新作のNo.152 『警官の紋章』が期待ほどではなかったので、その分もこの「暴雪圏」に期待したいと思います。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
       >> No.175 『暴雪圏』 佐々木譲


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「ベルリン飛行指令」  1988年 4位
   > 「エトロフ発緊急電」  1989年 4位、10年ベスト 11位、20年ベスト 13位
   > 「五稜郭残党伝」  1992年版 15位
   > 「ストックホルムの密使」  1995年版 2位
   > 「昭南島に蘭ありや」  1996年版 20位
   > 「うたう警官 (笑う警官)」  2006年版 10位
   > 「制服捜査」  2007年版 2位
   > 「警官の血」  2008年版 1位、20年ベスト 30位


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【 英雄の書 / 宮部みゆき 】

英雄の書 上英雄の書 上
宮部 みゆき

毎日新聞社 2009-02-13
売り上げランキング : 1639

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

  > お兄ちゃんが人を刺すなんて。
  > 本棚に隠された赤い本の呼びかけに応え、
  > “英雄”に取り憑かれた兄を救うため、
  > 友理子は物語の世界へと旅立った…。
  > 宮部みゆきのファンタジー最新刊。


 宮部みゆき待望の新作は、2007年1月から毎日新聞夕刊で連載されていた「英雄の書」です。

 ただ、上の説明にもあるようにジャンルとしてはファンタジーのようで、「このミス」的には微妙なところでしょうか。

 しかし、上下巻の大作ですし、それになにより宮部みゆきの新作というだけでチェックしておかなければなりませんからね。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
       >> No.174 『英雄の書』 宮部みゆき


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「魔術はささやく」  1991年版 9位
   > 「レベル7」  1991年版 14位
   > 「龍は眠る」  1992年版 4位、10年ベスト 20位
   > 「返事はいらない」  1992年版 20位
   > 「火 車」  1993年版 2位、10年ベスト 2位、20年ベスト 1位
   > 「蒲生邸事件」  1997年版 4位
   > 「理 由」  1999年版 3位、20年ベスト 38位
   > 「クロスファイア」  1999年版 15位
   > 「あやし」  2001年版 14位
   > 「模倣犯」  2002年版 1位、20年ベスト 19位
   > 「R.P.G.」  2002年版 19位
   > 「名もなき毒」  2007年版 6位
   > 「楽 園」  2008年版 8位


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【 虎と月 / 柳広司 】

虎と月 (ミステリーYA!)虎と月 (ミステリーYA!)
柳 広司

理論社 2009-02-03
売り上げランキング : 14427

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

  > “虎になった”という父が残した一篇の漢詩。
  > そこに秘められた驚愕の「真実」とは…。
  > ミステリー界で熱い注目を集める柳広司が、
  > こよなく愛する「山月記」をもとに描く傑作青春ミステリー。


 「このミス」での2位を始め、昨年のミステリランキングでことごとく上位にランクインした「ジョーカー・ゲーム」の柳広司の新作です。

 ただ今回は、学生向けの「ミステリーYA!」から発表される作品だし、完全なオリジナルではなくて「山月記」中島敦を元にして書かれたものなので、前作とはタイプがガラリと変わっているようです。

 とはいえ今回もミステリ作品のようですし、その内容にもランキング的にも期待したいですね。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
       >> No.172 『虎と月』 柳広司


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】
   * タイトル部分のリンク先は、当ブログの感想ページです

   > 「ジョーカー・ゲーム」  2009年版 2位

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【 黒と赤の潮流 / 福田和代 】

黒と赤の潮流 (ハヤカワ・ミステリワールド)黒と赤の潮流 (ハヤカワ・ミステリワールド)
福田 和代

早川書房 2009-02
売り上げランキング : 36338

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

  > 震災後の復興の兆しを見せる神戸。
  > ヨットを通じたワル仲間の死を知った大学生の祐一は
  > 自らの人生を変える冒険に乗り出していく。
  > 『TOKYO BLACKOUT』の著者が放つ、
  > 骨太で熱い青春海洋冒険小説。


 「TOKYO BLACKOUT」が「2009年版」の17位にランクインした福田和代の最新作です。

 その前作で「このミス」に初ランクインしたわけですが、「2008年版」でもデビュー作の「ヴィズ・ゼロ」が26位と惜しいところまでいっていて、「このミス」では安定した評価を得ているようなので、この新作にもチェックが必要ですね。


 [ この作品の当ブログ感想記事はこちら!! ]
       >> No.177 『黒と赤の潮流』 福田和代


 【 「このミス」20位以内ランクイン実績 】

   > 「TOKYO BLACKOUT」  2009年版 17位

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 >> 2009年2月発売の有力候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数

  
   乱反射 / 貫井徳郎 (2作)
   赤い月、廃駅の上に / 有栖川有栖 (5作)
   骨の記憶 / 楡周平
   神君幻法帖 / 山田正紀 (2作)  <感想記事はこちら>
   鏡の顔 / 大沢在昌 (14作)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 >> 2009年2月発売の候補っぽい作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページです
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」20位以内ランクイン作品数


   眩 暈 / 東直己 (2作)
   蘭陽きらら舞 / 高橋克彦 (2作)
   マリオネット・エンジン / 西澤保彦 (2作)
   UFOの捕まえ方―天才・龍之介がゆく! / 柄刀一 (1作)
   私立探偵・麻生龍太郎 / 柴田よしき (1作)
   思い出探偵 / 鏑木蓮
   バギー・イン・ザ・ドールハウス / 齊藤慶  <感想記事はこちら>
   天帝のみぎわなる鳳翔 / 古野まほろ
   十四歳の情景 / 斎樹真琴
   ポルトガルの四月 / 浅暮三文  <感想記事はこちら>
   最上階ペンタグラム / 南園律
   硝煙の向こう側に彼女 / 深見真
   青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 / 佐藤友哉
   男爵最後の事件 / 太田忠司
   スノーフレーク / 大崎梢
   狂鬼降臨 / 友成純一
   怪談熱 / 福澤徹三
   君が悪い / 新堂冬樹
   レッド・デッド・ライン / 吉来駿作
   悪党が見た星 / 二郎遊真
   待ってる 橘屋草子 / あさのあつこ
   深山に棲む声 / 森谷明子

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  「このミス2010年版」月別ランクイン候補作品(09年1月) <<<

  >>> 「このミス2010年版」月別ランクイン候補作品(09年3月)


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月 3日 (火)

『悼む人』 天童荒太 > 「このミス」完全読破 No155

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.155

 『悼む人』 天童荒太

   「このミス」2010年版 : 121位

   受賞(候補) : 「直木三十五賞」受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「本屋大賞」 8位

   読始:2009.1.26 ~ 読終:2009.1.30

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

悼む人〈上〉 (文春文庫)悼む人〈上〉 (文春文庫)
天童 荒太

文藝春秋 2011-05-10
売り上げランキング : 19953

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「永遠の仔」で2000年版1位となった天童荒太が、7年もの歳月をかけて書き上げた作品がこの「悼む人」です。

 まあ7年というとホントに長い年月なのですが、ただ時間をかけただけではなく、主人公と同じ行動を作者自らとってみるなど、かなりの思い入れとエネルギーを注いで作られたそうなのです。

 それを聞いただけでも期待が高まっていたのに、さらに直木賞受賞となったので、これはもう読むのが楽しみでしたね。

 ちなみに、この本は図書館で予約していたのですが、やはり寡作な人気作家の新作ということもあって、予約開始当日に予約したものの、順番がまわって来るまでかなりの時間が掛かりそうでした。

 しかし、直木賞を受賞したことで、予約数もかなりの増えようだったのですが、その分新たに追加された冊数もかなりのものとなったので、思っていたよりも早く借りることが出来たし、新品を手にすることが出来たので、結果的にはラッキーでしたねェ。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 この作品の主人公は、死者を悼みながら日本全国を周っていて、いつしか“悼む人”と呼ばれることになる人物です。

 “死者を悼む旅”ということからもわかるように、作品全体に“生と死”といったテーマが溢れているのですが、この主人公自身の物語としてというよりは、主人公に関わることになる人々の、主人公を通して見えてくる“生と死の物語”といった感じでしょうか。

 そんな中には、近年では“感動を演出するための安易な要素”であるかのようなイメージが付いてしまっている“不治の病”に関する話もあるのですが、感動の押し売り的ではないし、もっと別の意図のために用いられているように自分は感じましたけどね(そういう意図であるなら、ラストはもっとベタな展開にしていたはずだし)。

 まあ、感動の押し売り的ではないからといって、感動しないというわけではないのですが。

 自分はだいたい電車での移動中に本を読むことが多くて、この作品もそうだったのですが、“これはちょっとこの先の展開次第で、読みながら涙こぼして恥ずかしいことになってしまいそうかも.....”と不安になって、途中から家でのみ読むことにしました。

 そしたらいきなりポロポロと来てしまいましたからねェ。ホントに電車の中で読んでなくてよかったです。なんか不幸の演出というよりも、不幸の中にある幸せがグッと自分に迫ってくるようだったので、この手の感動には弱い自分の涙腺ではもう太刀打ちできませんでした。

 まあ、この作品のテーマからしても、そこに偽善的なものを感じる人も多くいると思います。ただ、作中においての主人公に対する周囲の目というのも、これとほとんど同じようなものなのですよね。つまりは、そういった“偽善的”という評価に対する作者の答えというのが作中に書かれているわけなので、そういった意味でも読み応えあるものとなっています。

 テーマ的にずっしりと重く読み進め辛そうなイメージがありますが、そういった重さを受けとめたうえで前に進んでいこうとする力強さが感じられる作品なので、あんまり肩肘張らずに読み始めて大丈夫だと思いますね。

 ちなみに、ジャンルとしてはミステリ的ではないので、「このミス」2010年版ではどのような評価になるでしょうか(後日追記:結果はランク外でした)。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★         おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「まいなす」 太田忠司

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2009年2月 2日 (月)

『オリンピックの身代金』 奥田英朗 > 「このミス」完全読破 No.154

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.154

 『オリンピックの身代金』 奥田英朗

   「このミス」2010年版 : 21位

   受賞(候補) : 「吉川英治文学賞」受賞

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 8位
               「ミステリが読みたい!」 20位

   読始:2009.1.21 ~ 読終:2009.1.25

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)
奥田 英朗

講談社 2014-11-14
売り上げランキング : 79363

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「最悪」(2000年版7位)、No.18「邪魔」(2002年版2位)で「このミス」の上位常連になるかと思われた奥田英朗ですが、その後は「このミス」の範囲内からは外れてしまうような作品へとシフトチェンジしていきました。

 そして「イン・ザ・プール」、「空中ブランコ」(直木賞受賞)、「サウスバンド」など、その後に発表された作品の方が、奥田英朗作品としての一般的知名度は上なのではないでしょうか。

 しかし、この新作「オリンピックの身代金」はサスペンスということで、久々に「このミス」領域のど真ん中を直撃するような作品となりました。大物が帰ってきたって感じですね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 サスペンスといっても、2009年版で1位となったNo.125「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎のような、めくるめく展開やスピード感溢れるストーリーといった感じではなくて、むしろ真逆な印象ですね。

 とにかくサスペンス的なストーリーとしては亀の歩みのようにゆっくりなのですが、その分、複数の主人公やその周囲の人物達の描写に力が入っているのです。

 元々魅力的なキャラクター揃いで、“このキャラをこんな脇役として使ってしまうのはもったいない”ってくらいの人物が数多くいるのですが、そんな登場人物達の行動や思考をじっくりと書くことで、ゆっくりとしたストーリーがとても幹が太く濃密なものに感じられますからね。

 それで、クライマックスが近づく頃には、それぞれのキャラクターに対する思い入れというのがかなりのものになってしまったので、人事ではないように感じるくらいに作品世界にのめり込んでしまいました。

 あとやはりこの作品の魅力てしては、東京オリンピックを間近に控えた1964年当時の日本の情勢を擬似体験できるというところもあるでしょう。この部分でより楽しみたいならば、市川崑監督による記録映画「東京オリンピック[DVD](Amazon.co.jp)」なんかを事前に観ておくとよいかもしれませんね。

 というわけで、派手さはないけれど、じっくりと作品世界に浸るほどに読ませてくれるので、どちらかといえば玄人好みの作品なのではないでしょうか。

 結構な分厚さなうえに二段組(後日追記:ハードカバー版のことです)というボリューム感にも、長すぎると思う人もいれば、それでも物足りないと思う人もいるでしょうね。自分はもちろん後者でして、“あのキャラクターを主役にしてもっと読みたいな~”っていう登場人物が何人もいるくらいですからねェ。
.
.
.
  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★
   ビックリ驚愕度 : ★★         おどろおどろ度 : ★★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       気軽に読める度 : ★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “奥田英朗” 関連記事 】

  > No.798 「ナオミとカナコ」
  > No.450 「純平、考え直せ」
  > No.249 「無理」
  > No.154 「オリンピックの身代金」
  > No.018 「邪魔」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「悼む人」 天童荒太

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

Google AdSense

楽天市場

「このミス」完全読破:次に感想を書く予定の本

「このミス」完全読破:現在読書中の本

「このミス」完全読破:最近読み終えた本

無料ブログはココログ