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2009年1月26日 (月)

『警察庁から来た男』 佐々木譲 > 「このミス」完全読破 No.151

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.151

 『警察庁から来た男』 佐々木譲

   「このミス」2008年版 : 51位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.1.14 ~ 読終:2009.1.15

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本 <2006年12月>

警察庁から来た男 (ハルキ文庫)警察庁から来た男 (ハルキ文庫)
佐々木 譲

角川春樹事務所 2008-05-15
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 この作品は、No.138「うたう警官 (笑う警官)」から続く、そしてNo.152「警官の紋章」へと続く(2009年1月時点)、「道警シリーズ」の第2作に当たります。

 シリーズ2作目といえども、前作からストーリーが完全に繋がっているわけではないので、この作品を単体で楽しむことも充分可能でしょう。

 ただし、時間の流れや主要人物や舞台・背景というのは繋がっています。それに、作中に前作の内容に関する話題が度々出てくるだけでなく、前作のネタバレ的な部分もあるくらいなのですよね。しかも、文庫版の紹介文を読んだだけでもネタバレになってしまうくらいで。

 その部分は、まあ作品の中の核心部分というわけではないのですが、でもそこを知らずに前作を読んだ方がより楽しめることは確かなので、“自分は「うたう警官(笑う警官)」を今後絶対に読まない!”と心に誓っている人以外は、この作品(およびシリーズ第3弾「警官の紋章」)の情報を目にする前に、まずはシリーズ第1作「うたう警官(笑う警官)」から読むことをお薦めします。

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 そして内容の方ですが、前作のように力を一つに集結して巨大な敵に向かっていく、といった構成ではなくて、逆に別々の捜査でもって進んでいくと、いつしか同じ終着地へと絡み合っていく、といった感じでしょうか。

 なので、前作とは構成的な部分では楽しみ所が違っていると思うのですが、やはり相手となるのが身内でもある道警で、つまりは主人公達にとっては大きすぎる敵であるので、そういったところは前作と共通したテーマとなっています。

 それに、この堅守なまでに強固な道警の黒い部分を様々な方法を屈指して探ろうとするところで、“正体不明の謎”と“その謎に到達するまでの道筋”といったミステリ的な面白さを楽しむことが出来るのですが、これも前作同様ですね。

 そして、様々な事件や人が一つに集約されるクライマックスのシーンが、とても映画的な迫力で、これが前作にはない今作の魅力となっていました。なんか「笑う警官」に続いてこの作品の映画化もすでに目論んでいるかのようでしたねェ。

 ちなみに、前作「うたう警官」は“タイトルがわかりにくい”という理由で文庫化の際に「笑う警官」に改題されたわけですが、その影響からか本作はこれ以上ないくらいにわかりやすいタイトルとなりましたね。ただ、その分面白味がないようにも感じてしまいますが.....。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★        鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★         おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★★     主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★★
   下ネタエッチ度 : ★★       感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★       読み終り爽快度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


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  > No.200 「警官の血」
  > No.175 「暴雪圏」

  > No.152 「警官の紋章」
  > No.151 「警察庁から来た男」
  > No.138 「うたう警官 (笑う警官)」
  > No.048 「制服捜査」
  > No.024 「ストックホルムの密使」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「警官の紋章」 佐々木譲

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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