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2009年1月25日 (日)

『ファミリーポートレイト』 桜庭一樹 > 「このミス」完全読破 No.150

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.150

 『ファミリーポートレイト』 桜庭一樹

   「このミス」2010年版 : 51位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2009.1.7 ~ 読終:2009.1.13

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年11月>

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桜庭 一樹

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 No.73「赤朽葉家の伝説」で日本推理作家協会賞、そして「私の男」で直木賞を受賞し、一躍人気作家の仲間入りを果たした桜庭一樹ですが、その直木賞受賞後の記念すべき第一作となったのが、この「ファミリーポートレイト」です。

 物語は大きく2つに分かれていまして、前半は若い母と幼い娘との逃避行劇が描かれています。

 その逃避行にて様々な場所に立ち寄ることとなるのですが、それぞれの区切りがハッキリしているので、連作集を読んでいるようでもありましたね。

 そしてそれぞれの場所やそこで起きる出来事というのが、まるで別世界のように様相を変えていって、しかもどことなく幻想的な雰囲気を漂わせているので、こういった部分がなんとなく「赤朽葉家の伝説」に似た空気を感じました。

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 そして後半ではその後の話が描かれるのですが、ストーリー展開を軸にしたような前半に対して、後半に入ると主人公の心情や精神的な成長などが中心となり話が進められるため、どちらかというと純文学的になってきます。

 なので、前後半で受ける印象は結構違って、境目が流れ的にもハッキリとした形で感じられるのですが、前半か後半かで読む人の好みが別れそうな感じでしょうか。

 ただ後半も、場面によって雰囲気がかなり変わったり突拍子もない出来事が起きたりと、ストーリー的にも惹かれるものがありますし、自分的にはそれぞれの魅力も、共通した面白さも堪能することができました。

 だけど、どちらかというならば、ずぶずぶと物語の中の世界に入り込んでしまい、読後にしばらくその余韻が残るくらいに影響を受けてしまった後半の方が、より楽しむことができましたかね。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★         鬼畜グログロ度 : ★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★         おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度 : ★★        主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★★     人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★★★   感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★       読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “桜庭一樹”関連記事 】

  > No.473 「ばらばら死体の夜」
  > No.412 「伏 贋作・里見八犬伝」
  > No.265 「製鉄天使」
  > No.150 「ファミリーポートレイト」
  > No.073 「赤朽葉家の伝説」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「警察庁から来た男」 佐々木譲

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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