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2008年7月22日 (火)

『堕天使拷問刑』 飛鳥部勝則 > 「このミス」完全読破 No.103

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.103

 『堕天使拷問刑』 飛鳥部勝則

   「このミス」2009年版 : 22位

   受賞(候補) :

   総合ランキング : 「本格ミステリ・オールタイムベストアンケート」 71位

   年度ランキング : 「本格ミステリ・ベスト10」 20位

   読始:2008.6.19 ~ 読終:2008.6.22

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2008年1月>

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 これは偶然なのですが、直前まで読んでいたNo.102「山魔の如き嗤うもの」三津田信三と共通する部分が多いように感じました。

 まず、その土地のみで伝承されている土俗的な儀式が出てくる点。そしてそれに関わってくるかのように、密室やらアリバイやらの本格ミステリ的要素を含む事件が起こるところも。ただ今作の方が、時代設定の違いもあってか、より現代的な雰囲気を醸し出していますけどね。

 それに、ホラー的要素が作品全体に漂っているところも似ているのですが、この点でも今作の方は悪魔崇拝などオカルト的なものが基になっているので、日本的な古臭い感じはあまりしないです。それでいて和風と洋風が複雑に絡み合っているので、得体の知れない不気味さが作品世界を彩っているようでしたね。

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 そんな不思議で不気味な世界観がとても魅力なのですが、それ以外にも、個々のエピソードが凄く刺激的でした。現時代的でもありながら御伽噺的でもあるので、なんか自分自身が、この作品の中だけに存在する物語世界にいつのまにか入り込んでしまったかのようでした。

 そして後半に入ると、それまで微妙なバランスを保っていた様々なものが片側に一気になだれ込むかのように、激しく圧倒されるような展開になっていきます。それもオカルト的な部分を伴っているだけに、その迫力は常識外れですね。

 それに本格ミステリといての謎についても、果たして現実的な解決となるのか.....、はたまた超常現象的な解決となるのか.....、といった感じでも興味は尽きずに読み進めることが出来ました。

 というわけで、このタイトルにこの表紙絵なんで、図書館で借りるのにちょっと躊躇してしまいましたが、でもそこで借りず終いにならないでホントに良かったな、って思えるほどに面白かったです。
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  > 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★★★
   熱アクション度 : ★★★★      主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★★       人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★★★      感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “飛鳥部勝則” 関連記事 】

   > No.388 「黒と愛」
   > No.147 「殉教カテリナ車輪」
   > No.103 「堕天使拷問刑」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「エコール・ド・パリ殺人事件」 深水黎一郎

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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