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2008年6月 8日 (日)

『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』 歌野晶午 > 「このミス」完全読破 No.92

このミステリーがすごい!」完全読破 No.92

 『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』 歌野晶午

   「このミス」2009年版 : 0票

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読始:2008.5.13 ~ 読終:2008.5.16

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : ノベルス <2007年11月>

舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (光文社文庫)舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (光文社文庫)
歌野 晶午

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 なんとも気の抜けたタイトルですが、中身の方も、作者自らが「ゆるミス」と名付けるほどの、11歳の女の子が探偵を務めるなんとも気の抜けた内容です。

 .....というように書くことになるかと思っていたのですが、これが意外とちゃんとした本格ミステリに仕上がっていたのですよね。

 タイトルはこんなですが、別に11歳の女の子が探偵を勤めるのではなく、叔父である刑事が事件の謎を解いていくという、オーソドックスともいうべき連作短編集でした。

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 それでこのタイトルにもなっている小学生の女の子が、叔父が頭を悩ませている謎について、無自覚なのか自覚しているのかわからない形でヒントを与えていくのですが、このやり取りがなんともユルくて、これこそが「ゆるミス」と称される所以なのです。そしてこの部分こそが、この作品の大きな魅力でもあるわけですねェ。

 事件解決に向けた刑事としての熱く緊迫した場面と、叔父としての姪や兄とのユルいやり取りの場面のギャップがまた面白いし、そんな対称的な場面がいつしか重なり合って事件解決へと導かれる様などは、思わず唸ってしまうような上手さを堪能できました。

 歌野晶午といえば、No.2「葉桜の季節に君を想うということ」No.50「密室殺人ゲーム王手飛車取り」のようなアッと驚く仕掛けを期待してしまいがちですが、こういったほのぼの系のミステリもなかなか良いもんですねェ。
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  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★      鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★        おどろおどろ度 : ★
   熱アクション度 : ★★         主キャラ魅力度 : ★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★
   下ネタエッチ度 : ★          感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★★      読み終り爽快度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “歌野晶午”関連記事 】

  > No.786 「ずっとあなたが好きでした」
  > No.636 「コモリと子守り」
  > No.614 「舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵」
  > No.491 「春から夏、やがて冬」
  > No.481 「密室殺人ゲーム・マニアックス」

  > No.226 「密室殺人ゲーム2.0」
  > No.218 「絶望ノート」
  > No.092 「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」
  > No.050 「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
  > No.002 「葉桜の季節に君を想うということ」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「女王国の城」 有栖川有栖

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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