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2008年5月 8日 (木)

『双頭の悪魔』 有栖川有栖 > 「このミス」完全読破 No.81

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.81

 『双頭の悪魔』 有栖川有栖

   「このミス」1993年版 : 6位

   受賞(候補) :

   総合ランキング : 「本格ミステリ・オールタイムベストアンケート」 5位
              「「このミス」20年のベスト・オブ・ベスト」 8位
              「本格ミステリ・ベスト100」 12位
              「「このミス」が選ぶ過去10年のベスト20」 15位
              「二十世紀傑作ミステリーベスト10」 19位
              「東西ミステリーベスト100(2012年版)」 22位

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 4位

   読始:2008.4.2 ~ 読終:2008.4.4

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本 <1999年4月>

双頭の悪魔 (創元推理文庫)双頭の悪魔 (創元推理文庫)
有栖川 有栖

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 この作品は、“探偵江神シリーズ”(または“学生アリスシリーズ”)の3作目となるのですが、「このミス」の“20年のベスト・オブ・ベスト”でも8位に入り、シリーズ最高傑作、いや作者自身の最高傑作と評されるほどの作品なので、“とうとう読むことができるのか~”と感慨深かったですねェ。

 そして読み終えてみたら、それらの評に納得できるほどに面白くて、前2作に比べてかなりの分厚さとなっているのですが、そんな分厚さなど微塵も感じないほどに一気に読めてしまいました。

 とはいっても、中身がすっからかんだったというわけではなくて、その中身の濃密さは本の厚み以上のものがありましたね。それだけのものを感じながらも、一気に読めてしまったのです。

 これは、このシリーズは“これぞお手本!”というほどの本格ミステリなのですが、その本格ミステリ的な謎以外の部分が面白くて、先を読まずにいられなかったからなのでしょう。

 英都大学推理研の面々が離れ離れになり、それぞれで推理を行うという展開や、個性豊かな芸術家が集まる村が舞台の一つになるなど、全く飽きないどころか興味を惹かれっぱなしです。

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 そしてもちろん、本格ミステリとしても前2作以上のものがあって、「読者への挑戦」も相変わらずあるのですが、なんだかんだいってもこの部分がこのシリーズの一番の肝であるのは間違いないですね。

 自分も挑戦しながら読んでいたのですが、細かい推理などはもちろんわからなかったけど、“たぶんこの人が犯人だろう!!”とかなり自信を持っていました。

 結構裏の裏まで読んだうえで“この人で間違いない!”と確信してたので、“まあ犯人当てちゃったから、最終評価点から★一つ減らさなきゃいけないかな~”なんて余裕ぶっこいていたのですが、解答編を読んでみたら、これが全くの見当違いだったのですねェ。

 まあでも、その推理内容読んだらもう納得スッキリするほどに解明されてましたからね。しかも今回は「読者への挑戦」も少々凝った作りになっているので、より楽しむことができました。

 そしてこの作品から15年という長いブランクを経て発表されたシリーズ第4作No.93「女王国の城」も近々読める予定なんで、今から楽しみです。今度こそ犯人を当てたいのですが、でも当たらない方が驚けて面白いだろうから、また見当違いの推理でもしとくのが良いのでしょうかねェ。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆


   本格ミステリ度 : ★★★★★   鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度 : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度 : ★★★      主キャラ魅力度 : ★★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★★        人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★         感涙ウルウル度 : ★★
   衝撃バカミス度 : ★★        読み終り爽快度 : ★★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “有栖川有栖” 関連記事 】

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  > No.216 「赤い月、廃駅の上に」
  > No.093 「女王国の城」
  > No.081 「双頭の悪魔」
  > No.067 「孤島パズル」
  > No.061 「月光ゲーム」


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