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2006年4月 4日 (火)

『燃える地の果てに』 逢坂剛 > 「このミス」完全読破 No.05

このミステリーがすごい!」完全読破 No.05

 『燃える地の果てに』 逢坂剛

   「このミス」1999年版 : 2位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング : 「週刊文春ミステリーベスト10」 6位

   読始:2006.3.10 ~ 読終:2006.3.27

   読んだ時期 : 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 文庫本(上・下) <2001年11月>

燃える地の果てに〈上〉 (文春文庫)燃える地の果てに〈上〉 (文春文庫)
逢坂 剛

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 ここまで読んできた作品は、たまたまなのですが全て「このミス」年度1位の作品だったので、今回はあえて1位以外の作品を選んでみました。

 読んでみたら、どうも外国が舞台で、しかも歴史関係の内容みたいだったので、少々抵抗感があったのですが(なんとなく現代日本の話の方が読みやすそうだったので)、気合入れて読み始めてみたら、もうすぐに話にのめり込むことができましたね。かえって“外国物”“歴史物”の方が良いかな~なんて思ったりなんかして。

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 この作品は、構成的には、“1965年頃のスペインが舞台の話”と“1995年頃の日本が舞台の話”が交互に展開されていくのですが、最初は共通するキーワードは僅かしかなかったのに、話が進むにつれて様々な事物がリンクしてゆき、次第に全貌が明らかになってゆく.......、といった感じなのです。

 こういう構成ってなんか好きなんですよね。村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』もそうだし。まあでもこの作品は、60年代話が主で、90年代話は補佐的役割なんですけど。

 そして両話がぴったりと合わさるラスト近辺では、“これぞミステリ!”って感じの“衝撃の種明かし”がしっかりとありました。もう核心部分が出たときは「え?これはどういうことだ????」って軽く混乱してしまいましたからねェ。

 しかもすぐに説明が始まるのではなくて、年代が変わっての話が進むことでインターバルが出来るので、この“衝撃の種明かし”の余韻を長く楽しむことができて、そこがまた“憎い演出だな~”と思いました。

 別に“衝撃の種明かし”がなくても、小説としてずいぶん楽しめたんですけどね。“ミステリというジャンルはホントにサービス精神旺盛だな~”とつくづく思いました。

 でも作品的な評価は、★3つを超えるまではいかないかな~ってとこで。★4つ以上は滅多に出さないようにしてます。

(後日追記)
 この時は★5段階評価でしたが、その後に★10段階評価に変更しました。


  > 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆


  【 “逢坂剛” 関連記事 】

  > No.540 「平蔵の首」

  > No.414 「十字路に立つ女」
  > No.314 「兇 弾」
  > No.279 「さまよえる脳髄」
  > No.033 「禿鷹の夜」
  > No.005 「燃える地の果てに」


  NEXT MYSTERY ⇒⇒⇒⇒ 「名探偵の掟」 東野圭吾

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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