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カテゴリー「01.「このミス」完全読破(ミステリ小説)」の記事

2018年8月19日 (日)

『錆びた滑車』 若竹七海 > 「このミス」完全読破 No.1029

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1029

 『錆びた滑車』 若竹七海

   「このミス」2019年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2018年8月17日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 電子書籍 <2018年8月>

錆びた滑車 (文春文庫)錆びた滑車 (文春文庫)
若竹 七海

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 『プレゼント』、No.808「依頼人は死んだ」No.812「悪いうさぎ」No.813「さよならの手口」No.920「静かな炎天」に続く、“葉村晶シリーズ”の6作目です。

 ただ1作目の『プレゼント』における葉村晶はダブル主人公のうちの一人であったり、この作品だけ版元が違うなどの理由から、“葉村晶シリーズ”は『依頼人は死んだ』以降という見方もあるようですね(その場合は本作が5作目に)。

 とはいえ、『依頼人は死んだ』には『プレゼント』の内容に触れる場面(ネタバレ含む)もあるので、シリーズ全て読むつもりであれば『プレゼント』から読み始めた方が良いと思いますし、その時は『悪いうさぎ』と『さよならの手口』の間にNo.752「暗い越流」(“葉村晶シリーズ”の短編を二作収録)を読み忘れないようご注意を。

 ちなみに、本作からいきなり読んでも問題なく楽しむことが出来ますが、準レギュラー人物も新登場人物もそれなりに多めなため、人物把握にややこしさを感じたくないのであればシリーズ順に読んでいくことをお薦めします。

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 というわけで、13年ぶりのシリーズ復活となった前々作が「このミス」4位、前作が1位とわずか3点差の2位と、今や近年のミステリ界を代表するほどの評価と話題性を持つまでになったシリーズの新作ですが、今回は前々作以来となる長篇です(前作は連作集)。

 真面目で仕事熱心で有能でありながら不幸・不運な目にばかり合っている探偵・葉村晶は、“高齢女性の行動確認”の依頼を受け尾行していたところ、尾行対象者による喧嘩の巻き添えで大怪我を負ってしまい、それが縁となって大麻が絡んでいるらしい事件や騒動に巻き込まれたり自ら首を突っ込んだりしていくことに。

 今回も相変わらずの探偵っぷり&不運っぷりで楽しませてくれるのですが、昔ながらのハードボイルド小説を思わすようなシリアスな場面で魅せてくれたかと思えば、次の瞬間には近年の流行りであるキャラクター小説的とでもいうべきコミカルな場面でニヤニヤさせてくれて、さらにはシリアスな展開の中にコミカルな演出が入り混じってきたりもするため、このシリアスとコミカルの緩急が絶妙な匙加減となって面白さを一段と引き上げていますし、新旧ハードボイルド系小説の魅力を併せ持つ本作(本シリーズ)が今の時代に評価されていることにも納得できますね。

 それに、ストーリー構成や事件全体の構図や伏線の仕掛けなどミステリ小説としての土台がしっかりしているのも凄いことだと思うので、人によってはシリーズ作品としてのマンネリ感を覚えたり(過去作への評価から高い期待を持ちすぎたことにより)物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、多くのこのシリーズの愛読者は本作単体の面白さを心から堪能しつつ改めてこのシリーズの魅力にずっぽりと浸れるのではないでしょうか。


> 個人的評価 : ★★★★★ ★★☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “若竹七海” 関連記事 】

  > No.1029 「錆びた滑車」
  > No.0920 「静かな炎天」
  > No.0813 「さよならの手口」
  > No.0812 「悪いうさぎ」

  > No.0808 「依頼人は死んだ」
  > No.0777 「ミステリマガジン700 【国内篇】」
  > No.0752 「暗い越流」
  > No.0431 「ポリス猫DCの事件簿」
  > No.0205 「プラスマイナスゼロ」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2018年8月14日 (火)

『ペンギンは空を見上げる』 八重野統摩 > 「このミス」完全読破 No.1028

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1028

 『ペンギンは空を見上げる』 八重野統摩

   「このミス」2019年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2018年8月13日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2018年5月>

ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)
八重野 統摩

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 小学六年生の佐倉ハルは、NASAやJAXAなどでロケットの開発に大きく関わるようなエンジニアになることが夢で、なるべく大人やネットの力を借りず自分だけの力で風船ロケットを成層圏まで飛ばし空撮することに挑戦中。

 そんなハルのクラスに、長くて金色の髪を持つ背の低いハーフの女子・鳴沢イリスがアメリカから転校してきたものの、日本語を話せるのにも関わらずクラスメイトと仲良くする気など一切なく、話しかけられても視線すら合わせず無視し続けたため、一週間もしないうちにクラス内で孤立した存在に。

 しかし、ハルも実は、とある理由によりクラスで孤立していて....。
 
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 というわけで本作ですが、ライトノベル系レーベルであるメディアワークス文庫で作品を発表して来た著者による、一般レーベルから発売された初の作品となっています。

 単行本のあらすじなどを読んだ感じだと、手作りロケットを宇宙まで飛ばすことに挑戦している少年による熱くて前向きで感動的な青春物語が繰り広げられそうに思えてしまうものの、実際に読んでみますと、クラスで孤立し家族との関係も上手くいっていない少年と少女による辛くて哀しい青春物語の方が中心となっているのです。

 とはいっても(イヤミスのように)読んでいるこちらまで辛くなるほどではないのですが、ミステリ的にはハルがクラスで孤立することになった真相を中盤過ぎまで引っ張りつつ、コミュニケーションが不器用な主人公たちの日常や風船ロケット打ち上げに挑む姿がジュブナイル小説風に進んでいきまして、終盤ではサプライズ的な新事実が明らかになります。

 これはミステリを読み慣れている人であれば(細かな部分まで当てることは無理そうだけれど)大まかな部分は見当がつきそうなタイプではあるとはいえ、この(読者に明かされてこなかった)真相が判明することで、主人公の意地っ張りで生意気で少し意地悪な態度や言動などの(これまで読んでいて)モヤモヤしていたものの理由がすっきりと理解でき、主人公を見る目が大きく変わるという、青春物語としての読み応えを爆発的に膨らます効果を伴うサプライズ演出なのですね。

 そういった要素があるものの、あくまで青春物語を盛り上げるためにミステリ的要素が用いられているというタイプなので、(ミステリ・フロンティアから発売されたということもあり)ミステリ要素にのみ期待して読み始めるよりは、ジュブナイル青春小説を楽しむつもりで手にした方が本作にとって最良の読み方だと思いますし、そうすれば爽やかで感動的な読後感を味わえるに違いありません。


> 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2018年8月11日 (土)

『完全犯罪の死角 刑事花房京子』 香納諒一 > 「このミス」完全読破 No.1027

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1027

 『完全犯罪の死角 刑事花房京子』 香納諒一

   「このミス」2019年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2018年8月10日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2018年6月>

完全犯罪の死角 刑事花房京子完全犯罪の死角 刑事花房京子
香納諒一

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 “沢渡家具”を国内有数の高級家具・インテリア専門店へと成長させた亡き父の跡を継いで社長となった沢渡留理は、先代が敷いた路線から大きく転換を図り最近不振気味の会社を再生させようと奮闘中。

 そんな瑠璃は、会社の路線変更に反対している義理の兄・要次と、その兄の(愛人でもある)秘書の福田麻衣子の二人を、痴情のもつれに見せかけて殺害する計画を練り、今では兄が週末に過ごすだけの実家でついに実行。

 その翌朝、実家を訪れた家政婦から電話が掛かって来たものの、その内容はなぜか瑠璃の想定とは違い“(兄が)強盗に殺されたらしい”というもので....。
 
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 というわけで本作ですが、事件の犯人も犯行方法も物語の序盤で読者に披露したうえで、完全犯罪を目論むその犯人とそれを暴こうとする探偵役との駆け引きが描かれる、『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』などが代表例である“倒叙ミステリ”形式となっています。

 この“倒叙ミステリ”の特徴の一つとして“探偵役がとても個性的”というのがあるのですが、本作で探偵役を務める警視庁捜査一課の刑事・花房京子も、170cmを超える長身で、子供が集中してのめり込んでいるかのように見えるほどに捜査に没頭し、常に駆けまわっている姿から同僚たちに“のっぽのバンビ”とあだ名され、刑事としての鋭い嗅覚や推理力を持つという、やはり個性的なキャラクターです。

 ただ、本作を手掛けるのは、(倒叙ミステリ作品の著者に多い)本格ミステリ系作家ではなく、警察小説やハードボイルド作品のイメージが強い香納諒一ということもあってか、オーソドックスな倒叙ミステリとは少し異なる部分もありまりました。

 例えば、倒叙ミステリにおいて探偵役が果たす役割の多くは、犯人が仕掛けた犯行トリックやアリバイ工作をいかに崩して犯人を追いつめるかだと思うのですが、本作の場合、探偵役はトリックやアリバイなど犯人の仕掛けに早い段階から勘付いている代わりに、犯人の“動機”の真相を求めての捜査を中心に行っていくのです。

 それにより、関係者たちに話を聞いて回る(警察小説やハードボイルド作品的な)足を使っての捜査が多くなりますし、(“完全犯罪”とタイトルにも入りハードルが高くなっている割には)完全犯罪度はそれほど高くなくトリックや謎解きも斬新というわけではないこともあって、倒叙ミステリというよりは倒叙サスペンスといったような読み応えでもあるのですよね。

 なので、本格ミステリ色の強い本格派な倒叙ミステリを期待してしまうと物足りなく感じてしまいそうではありますが、警察小説・ハードボイルド系作家の色がそこかしこに感じられるという意味でも味のある倒叙ミステリ作品となっているので、あまり本格ミステリ(倒叙ミステリ)部分を意識せず軽い気持ちで物語を楽しむのが良いのではないでしょうか。


> 個人的評価 : ★★★★★ ☆☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “香納諒一” 関連記事 】

  > No.1027 「完全犯罪の死角 刑事花房京子」
  > No.0819 「刑事群像」
  > No.0750 「無縁旅人」
  > No.0639 「幸 SACHI」

  > No.0504 「心に雹の降りしきる」
  > No.0371 「熱愛」
  > No.0309 「虚国(蒼ざめた眠り)」
  > No.0108 「ステップ」
  > No.0059 「贄の夜会」


 「黙過」下村敦史 <<< PREV/NEXT >>> 「ペンギンは空を見上げる」八重野統摩

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2018年8月10日 (金)

「このミス2019年版」月別ランクイン候補作品(2018年9月)

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 とうとう10年目となる“月別ランクイン候補作品”ですが、「このミステリーがすごい!2019年版」対象作品についても引き続き実施していこうと思います。

 この“月別ランクイン候補作品”とは、自分は日頃から“どんな作品が「このミス」にランクインしそうかな?”と色々とチェックしているので、どうせならそれを刊行された月(奥付記載の月)別にまとめてしまおう!ということで始めた企画です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、作者やシリーズの「このミス」実績ごとに分けて並べています。

 なお、読んだうえでのランクインするかどうかの予想に関しては、「このミステリーがすごい!2019年版」ランキング(順位)予想の方をご覧ください。


 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第(&Amazonに作品のページが作られ次第)、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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>> 2018年9月発売の「このミス」ランクイン実績のあるシリーズ作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * シリーズ過去作品の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 インド倶楽部の謎 / 有栖川有栖 (7作) * シリーズ26作目
        〈17作目「乱鴉の島」が07年版19位にランクイン〉
        〈24作目「鍵の掛かった男」が16年版8位にランクイン〉
        〈25作目「狩人の悪夢」が18年版6位にランクイン〉


 グラスバードは還らない / 市川憂人 (2作) * シリーズ3作目
        〈1作目「ジェリーフィッシュは凍らない」が17年版10位にランクイン〉
        〈2作目「ブルーローズは眠らない」が18年版11位にランクイン〉

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>> 2018年9月発売の「このミス」ランクイン実績作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数

 漂砂の塔 / 大沢在昌 (15作)
 ドッペルゲンガーの銃 / 倉知淳 (4作)
 犯罪乱歩幻想 / 三津田信三 (4作)
 国宝(上・下) / 吉田修一 (2作)
 幽霊たち / 西澤保彦 (2作)
 アリバイ崩し承ります / 大山誠一郎 (1作)
 ある男 / 平野啓一郎 (1作)
 黄金の代償 / 福田和代 (1作)
 草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II / 柴田よしき (1作) * シリーズ2作目

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>> 2018年9月発売の「このミス」ランクイン実績なしも
          21~40位に入ったことのある作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」21~40位作品数

 少女たちは夜歩く / 宇佐美まこと <1作>
 放課後の名探偵 / 市川哲也 <1作> * シリーズ5作目
 TAS 特別師弟捜査員 / 中山七里 <1作>

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>> 2018年9月発売の
    日本推理作家協会賞(推協賞)短編部門の受賞作・候補作
    および年間傑作選アンソロジー選出作を収録した作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横のカッコ<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (「このミス」ランクイン作家の場合は省略)
 * 他の項目と重複している作品もあります

[ “” ]


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>> 2018年9月発売のミステリ(エンタメ)系新人賞受賞(候補)作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

[ “” ]


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>> 2018年9月発売の
     「このミス」で40位以内に入ったことはないものの
     「本格ミステリ・ベスト10(本)」
     「週刊文春ミステリーベスト10(春)」
     「ミステリが読みたい!(早)」
     にはランクイン経験のある作家の作品 <<

 * 「週刊文春ミステリーベスト10」は
   (「このミス」が始まった)1988年以降のランクイン作家のみ対象
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ


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>> 2018年9月発売の「このミス」の候補かもしれない作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 夏を取り戻す / 岡崎琢磨
 悪魔と呼ばれた男 / 神永学
 人さらい / 翔田寛
 人類滅亡小説 / 山田宗樹
 噴煙姉妹 / 名梁和泉
 廃墟戦隊 ラフレンジャー / 竹内真

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>> 2018年9月発売の宝島社作品 <<

 * 「このミス」では集計対象外(「本ミス」「文春」「早ミス」は対象)
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ


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>> Amazonに販売ページが作られる前の主な9月発売予定作品 <<

 * 作者名横の()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横の<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (ランクイン実績作家の場合は省略)

 絵里奈の消滅 / 香納諒一 (6作)
 ベルリンは晴れているか / 深緑野分 (1作)

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 NEXT >>> 「このミス2019年版」月別ランクイン候補作品(2018年10月)

 「このミス2019年版」月別ランクイン候補作品(2018年8月) <<< PREV


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2018年8月 8日 (水)

「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.801-1000補完版」 > 「このミス」完全読破・1000作突破記念企画

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「このミス」完全読破 1000作突破記念企画

   >> 「 アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.801-1000補完版 」 <<

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 ”「このミス」完全読破”が(結構前にではありますが)ついに1000作を突破したということで、100作突破ごとの記念企画を今回も実施していきたいと思います

 ちなみに、対象となる1000作について、および“「このミス」完全読破とは一体何なんだ?”といった基本的な部分、または100作突破ごとの企画については、 まとめページである「このミス」完全読破 読破本リストをご覧ください

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 そして1000作突破記念企画として行うのは、アッと驚くどんでん返しの仕掛けが盛り込まれている作品をまとめた「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド」です

 この企画は、200冊突破&400冊突破&600冊&800冊突破の時にも実施しています
  ・200冊突破記念企画「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド」
  ・400冊突破記念企画「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.201-400補完版」
  ・600冊突破記念企画「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.401-600補完版」
  ・800冊突破記念企画「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.601-800補完版」

 この4つの記事ではNo.1~800の800作が対象だったため、それ以後に読んだNo.801~1000の200作分を補完するのがこの記事というわけなのですね

 なので、この記事は以前の4記事と合わせて参考にしてみてください

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 それで“アッと驚くどんでん返し本”というのは、読者を騙すトリックが仕掛けられた、いわゆる”叙述ミステリ”作品なのですが、ここではそれだけでなく、衝撃的な真相や展開に驚いたりするような作品なども含まれています

 なお、ここで紹介するようなタイプの作品というのは、あらかじめ”驚く仕掛けがある”ということを知らずに読んだ方が楽しめるのはもちろんですが、逆に知ってから読むとなると、仕掛けのみが気になって物語に入り込めなかったり、途中で真相に気付きやすくなってしまったりなどのデメリットも多くあります

 なので、”驚くようなトリックが仕掛けられている”ということを事前に知っていてしまうと楽しんで読むことが出来ない!という方は、この記事には目を通さない方がよいでしょう

 ”驚くようなトリックが仕掛けられている”ことを事前に知っていても楽しむ自信がある!という方のみ、この記事を参考にしてみてください

 ちなみに、200作(No.801~1000)の中で対象となる作品を全て入れているので、個人的に評価の高かった作品や誰もが必ず驚けるであろう作品を選び抜いたわけではありません


 * タイトル部分のリンク : Amazonの詳細サイト
 * <<感想記事>>部分のリンク : 当ブログの感想記事
 * << >>内の順位:「このミステリーがすごい!」の順位

 * 作品の内容やシリーズ情報、
   どんでん返しのタイプや読むうえでの注意点などは
   <<感想記事>>部分のリンク先記事にてご確認ください
   (基本的にネタバレはないようにしていますし
   ネタバレがある場合は前もって文中で警告してあります)

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【 本格ミステリ系作品 】


 ミステリー・アリーナ / 深水黎一郎  <感想記事>

 << 2016年版 6位 >>

  ・「本格ミステリ大賞」 候補
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 1位
  ・「ミステリが読みたい!」 3位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 4位

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 ブルーローズは眠らない / 市川憂人

 << 2018年版 11位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 5位

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 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた / 井上真偽  <感想記事>

 << 2017年版 11位 >>

  ・「本格ミステリ大賞」 候補
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 1位
  ・「ミステリが読みたい!」 9位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 10位

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 その可能性はすでに考えた / 井上真偽  <感想記事>

 << 2016年版 14位 >>

  ・「本格ミステリ大賞」 候補
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 5位
  ・「ミステリが読みたい!」 5位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 15位

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 誰も僕を裁けない / 早坂吝  <感想記事>

 << 2017年版 15位 >>

  ・「本格ミステリ大賞」 候補
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 6位
  ・「ミステリが読みたい!」 11位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 18位

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 東京結合人間 / 白井智之

 << 2016年版 16位 >>

  ・「日本推理作家協会賞」 候補
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 8位

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 屋上の道化たち(屋上) / 島田荘司

 << 2017年版 26位 >

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 8位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 8位

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 黒面の狐 / 三津田信三

 << 2017年版 49位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 11位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 14位

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 ドローン探偵と世界の終わりの館 / 早坂吝

 << 2018年版 53位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 23位

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 双蛇密室 / 早坂吝  <感想記事>

 << 2018年版 67位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 5位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 12位

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 ダブル・ミステリ / 芦辺拓  <感想記事>

 << 2018年版 67位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 13位

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 紅城奇譚 / 鳥飼否宇

 << 2018年版 84位 >>

  ・「ミステリが読みたい!」 3位
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 9位

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 絶望的 寄生クラブ / 鳥飼否宇  <感想記事>

 << 2016年版 投票数0 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 28位


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【 サスペンス系作品 】


 僕が殺した人と僕を殺した人 / 東山彰良

 << 2018年版 31位 >>

  ・「織田作之助賞」 受賞
  ・「読売文学賞」 受賞
  ・「渡辺淳一文学賞」 受賞
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 15位
  ・「ミステリが読みたい!」 15位

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 愚者の毒 / 宇佐美まこと

 << 2018年版 39位 >>

  ・「日本推理作家協会賞」 受賞

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 透明カメレオン / 道尾秀介  <感想記事>

 << 2016年版 59位 >>

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 満月の泥枕 / 道尾秀介

 << 2018年版 74位 >>

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 リバース / 湊かなえ  <感想記事>

 << 2016年版 120位 >>

  ・「吉川英治文学新人賞」 候補

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 コクーン / 葉真中顕

 << 2017年版 141位 >>

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 聖母 / 秋吉理香子

 << 2016年版 投票数0 >>

  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 12位
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 17位


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【 刑事・警察小説系作品 】


 孤狼の血 / 柚月裕子  <感想記事>

 << 2016年版 3位 >>

  ・「日本推理作家協会賞」 受賞
  ・「直木三十五賞」 候補
  ・「吉川英治文学新人賞」 候補
  ・「山田風太郎賞」 候補
  ・「ミステリが読みたい!」 11位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 14位

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 メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官 / 川瀬七緒  <感想記事>

 << 2016年版 52位 >>


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【 冒険小説・ハードボイルド系作品 】


 影の中の影 / 月村了衛  <感想記事>

 << 2016年版 12位 >>


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【 青春ミステリ系作品 】


 かがみの孤城 / 辻村深月

 << 2018年版 8位 >>

  ・「日本推理作家協会賞」 候補
  ・「本屋大賞」 1位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 10位
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 26位

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 砕け散るところを見せてあげる / 竹宮ゆゆこ  <感想記事>

 << 2017年版 投票数0 >>


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【 ホラー系作品 】


 おやすみ人面瘡 / 白井智之  <感想記事>

 << 2017年版 8位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 5位

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 ずうのめ人形 / 澤村伊智

 << 2017年版 127位 >>

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 わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 / 小林泰三

 << 2018年版 投票数0 >>


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【 その他のジャンル系作品 】


 クララ殺し / 小林泰三

 << 2017年版 27位 >>

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 わたしの隣の王国 / 七河迦南

 << 2017年版 29位 >>

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 橋を渡る / 吉田修一

 << 2017年版 97位 >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さなとりょう / 谷治宇  <<感想記事>>

 << 2018年版 投票数0 >>

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私の消滅 / 中村文則  <感想記事>

 << 2017年版 投票数0 >>

  ・「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」受賞


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【 連作ミステリ系作品 】


 片桐大三郎とXYZの悲劇 / 倉知淳  <感想記事>

 << 2016年版 7位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 2位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 6位
  ・「ミステリが読みたい!」 12位


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 死と砂時計 / 鳥飼否宇  <感想記事>

 << 2016年版 13位 >>

  ・「本格ミステリ大賞」 受賞
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 9位
  ・「ミステリが読みたい!」 9位

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 チルドレン / 伊坂幸太郎

 << 2005年版 16位 >>

  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 5位

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 虹の歯ブラシ 上木らいち発散 / 早坂吝  <感想記事>

 << 2016年版 35位 >>

  ・「本格ミステリ・ベスト10」 11位


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【 ミステリ短篇集作品 】


 許されようとは思いません / 芦沢央  <感想記事>

 << 2017年版 5位 >>

  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 7位
  ・「ミステリが読みたい!」 7位
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 13位


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【 新人賞受賞作 】


 屍人荘の殺人 / 今村昌弘  <感想記事>

 << 2018年版 1位 >>

  ・「本格ミステリ大賞」 受賞
  ・「鮎川哲也賞」 受賞
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 1位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 1位
  ・「本屋大賞」 3位

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 ジェリーフィッシュは凍らない / 市川憂人  <感想記事>

 << 2017年版 10位 >>

  ・「鮎川哲也賞」受賞
  ・「本格ミステリ・ベスト10」 3位
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 5位
  ・「ミステリが読みたい!」 12位

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 ぼぎわんが、来る / 澤村伊智

 << 2016年版 63位 >>

  ・「日本ホラー小説大賞」受賞

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 がん消滅の罠 完全寛解の謎 / 岩木一麻  <感想記事>

 << 2018年版 対象外 >>

  ・「このミステリーがすごい!大賞(大賞)」受賞
  ・「週刊文春ミステリーベスト10」 16位


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  【 “アッと驚くどんでん返し本” 関連記事 】

  > 「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.601-800補完版」
    > 800冊突破記念企画 (15.4.30)

  > 「どんでん返し!ベスト5(2009-2014年版)」
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  > 「アッと驚くどんでん返し本読破ガイド No.401-600補完版」
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  > 「驚いた!!セレクション」 > 300冊突破記念企画 (10.3.24)

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  > 「驚いた!!ベスト5」 > 100冊突破記念企画 (08.6.26)

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2018年8月 7日 (火)

『黙過』 下村敦史 > 「このミス」完全読破 No.1026

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1026

 『黙過』 下村敦史

   「このミス」2019年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2018年7月31日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2018年4月>

黙過 (文芸書)黙過 (文芸書)
下村 敦史

徳間書店 2018-04-21
売り上げランキング : 164094

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 本作は、「優先順位」「詐病」「命の天秤」「不正疑惑」「究極の選択」という五つの中短篇から成っています。

 まず「優先順位」は、大学病院が舞台で、すぐにでも肝臓移植をしなければ死んでしまう患者自身の臓器提供を巡っての(院内で出世争いもしている)二人の准教授による(足の引っ張り合いのような)駆け引きが描かれていくのですが、そんな中で突然、意識不明の患者が病室から忽然と姿を消す事件が発生。

 「詐病」は、パーキンソン病が発症したため(厚生労働省の)事務次官の職を辞した父と、父のために仕事を休職して介護している兄が住む実家に(数年ぶりに)帰って来た弟が、父が安楽死を考えていることを聞かされ動揺したその直後、父が実は(兄にも内緒で)パーキンソン病を演じていたことが分かって....。

 「命の天秤」は、前の二篇とは違って医療関係の話ではなく、動物愛護団体から嫌がらせのような抗議を受けている養豚場が舞台で、ある日突然、分娩豚舎にいた母豚十頭全ての胎内から子豚が消え、さらに母豚たちにも異変が。

 「不正疑惑」は再び医療系の話で、心臓移植手術の甲斐もなく娘を亡くした准教授が、学術調査官という立場を利用して不正受給に関わっていた疑惑を突き付けられた直後に自ら命を絶ったため、本当に不正をしていたのかどうかや自殺の謎を、准教授の大学時代の同期である研究者と、不正疑惑を追っていた医療ジャーナリストの二人が協力して取材していく話です。
 
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 そしてラストにして唯一の中篇である「究極の選択」は、繋がりなど感じさせなかった前四篇のその後を一つにまとめつつ進んでいきまして、ここに来て本作は(ノンシリーズ短篇集ではなく)連作集だと判明します。

 なので、未読の人にこれを教えてしまうのはネタバレのようではあるものの、この章の冒頭に「前知識が必要なので必ず他の四篇の読了後にお読みください」という注意書きもあるため、ネタバレではないと判断しました。

 最後の章を読むうえでの前提条件とでもいうべき四つの短篇は、生命が取り扱われ生と死が身近に感じられる作中舞台において、臓器移植 尊厳死、動物愛護など深く考えさせられてしまう社会派なテーマが絡んだ人間ドラマがそれぞれ繰り広げられるので、サスペンス的なヒリヒリとした迫力は半端ないものがありますし、そこに先(真相)が気になってしまうような謎が巧妙に仕掛けられているため、社会派ミステリ短篇としての魅力や求心力がどの作品からも強く放たれていました。

 そんな四篇が最終章で一つに絡み合い、(短篇として完結したかに思われた)それぞれの謎やストーリーにもさらにその先の道が示され、(一つでも深く重い読み応えだった)命の倫理が関わる社会派なテーマも熱量や刺激がそのままに注ぎ込まれつつ、新たな物語が生み出されていくのですから、この最終章が面白くならないわけがないのですよね。

 ただ、クライマックスにおける怒涛の展開というのが、物語やエンタメ要素における(感覚的に堪能できる)“うねり”というよりは、医療などの専門知識を屈指した(頭脳的に堪能する)“うねり”といったタイプなので、物語性やエンタメ性にのみ期待してしまうと少々小難しく感じられるかもしれません。

 とはいえ、いきなりこの真相やクライマックスでのやり取りを提示されても(多くの読者が)戸惑ったり理解しにくかったりしそうなところを、テーマや物語を分けた四つの短篇をまず描くことで自然と医療に関する専門知識やテーマ性など理解しやすく物語に入り込めるようにしたこの構成の技がとにかく素晴らしいですし、社会派ミステリを書き続けてきた著者ならばこその面白さが存分に発揮された作品といえるのではないでしょうか。


> 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “下村敦史”関連記事 】

  > No.1026 「黙過」
  > No.1011 「サハラの薔薇」
  > No.0848 「生還者」
  > No.0816 「叛徒」
  > No.0783 「闇に香る嘘」


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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2018年8月 4日 (土)

(再掲載)“「このミス」完全読破”の更新情報についての紹介

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* この記事は以前更新したものと同じ内容です


 当ブログ(朴念仁と居候)のカテゴリーの一つである“「このミス」完全読破”のみの更新情報を、まとめページ“「このミス」完全読破 説明&読破本リスト”にて表示しています

 まあ最新記事は、ブログのサイドメニューにある“最近の記事”を見てもらえばよいのですが、例えばこのミステリーがすごい!ランキング(順位)予想“月別ランクイン候補作品”に対象作品を追加したり、“「このミス」ベスト10作品をみんなで予想しよう!”に新たな投票者の予想を追記したような場合、サイドメニューではそれらをお知らせすることは出来ません

 そういった追記・追加情報も、この“更新情報”欄を見てもらえればわかることから、いくらか便利なのではないかと思うので、もしよかったら“「このミス」完全読破 説明&読破本リスト”“更新情報”欄で“「このミス」完全読破”の更新情報をチェックしてみてください


 そしてこのまとめページ“「このミス」完全読破 説明&読破本リスト”では、読んだ順番に並べた記事リストの他、年版別(ランキング別)・作家別のリストも作っていて、ランキング予想(候補作品)・各企画などもまとめていますし、「このミス」に関する資料的なランキング&リストを載せた“このミス資料集”というページもあります

 なので、まだ“「このミス」完全読破 説明&読破本リスト”を見たことがないという方や、普段カテゴリー記事一覧などから目的の記事を探している方などは、この機会に一度見てみてください

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2018年8月 2日 (木)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2018年9月)

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 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2018年版までの記録

 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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 【 2018年 9月 発売 】


  赤い博物館 / 大山誠一郎

 << 2016年版 19位 >>

   ・「本格ミステリ大賞」 候補
   ・「本格ミステリ・ベスト10」 6位
   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 13位

 ★ 企みを、看破せよ―!
   キャリアながら“警視庁付属犯罪資料館”の
   館長に甘んじる謎多き美女と、
   一刻も早く汚名を返上し
   捜査一課に戻りたい巡査部長。
   図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて
   共闘することになった二人が挑む、難事件。
   予測不能の神業トリックが冴え渡る、
   著者初の本格警察小説!!

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  図書館の殺人 / 青崎有吾  <<感想記事はこちら!>>

 << 2017年版 20位 >>

 ★ 「体育館の殺人」 「水族館の殺人
   「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」に続く
   “裏染天馬シリーズ”の4作目

   ・「本格ミステリ・ベスト10」 2位

 ★ 九月の朝、
   風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。
   被害者は常連利用者の男子大学生。
   閉館中の館内に忍び込み、
   山田風太郎の『人間臨終図巻』で
   何者かに撲殺されたらしい。
   現場にはなんと、
   二つの奇妙なダイイングメッセージが残されていた!
   警察に呼び出された裏染天馬は独自の捜査を進め、
   一冊の本と一人の少女の存在に辿り着く。
   一方、風ヶ丘高校では期末テストにまつわる騒動が勃発。
   袴田柚乃たちは事件とテストの二つに
   振り回されることになり……。
   ロジカルな推理と、巧みなプロットで読者を魅了する
   〈裏染天馬シリーズ〉第4弾。

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  中野のお父さん / 北村薫

 << 2016年版 28位 >>

   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 15位
   ・「本格ミステリ・ベスト10」 21位

 ★ 〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ
   体育会系な文芸編集者の娘&
   定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、
   出版界に秘められた《日常の謎》!
   大手出版社の文宝出版を舞台に繰り広げられる
   8つのミステリーの推理の結末やいかに……。
   〈円紫さんと私〉〈覆面探偵〉〈ベッキーさん〉シリーズほか、
   多くのファンを唸らせてきた名手による、
   新たな名探偵コンビが誕生。

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 カミカゼの邦 / 神野オキナ

 << 2018年版 37位 >>

   ・「大藪春彦賞」 候補

 ★ 魚釣島で日本人が
   中国人民解放軍に拘束されたことを機に
   海自と中国軍が交戦状態に入った。
   在日米軍もこれに呼応。
   沖縄を舞台に“戦争”が勃発した。
   米軍によって組織された
   民間の自警軍――琉球義勇軍に参加した
   沖縄生まれの渋谷賢雄は激戦を生き抜く。
   そして突然の終戦。
   東京に移った賢雄の周辺で暗躍する
   中国の非合法工作員〈紙の虎〉の真の目的は――?
   やがて賢雄のもとにかつての部下たちが集う。
   国際謀略アクション小説、新たな傑作の誕生。

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
       当ブログ読了済みの9月文庫化作品 >>

 聖母 / 秋吉理香子
 失踪者 / 下村敦史

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 NEXT >>> 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2018年10月)

 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2018年8月) <<< PREV


 “「このミス」ランクイン作品文庫化リスト”の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2018年7月 7日 (土)

「このミス2019年版」月別ランクイン候補作品(2018年8月)

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 とうとう10年目となる“月別ランクイン候補作品”ですが、「このミステリーがすごい!2019年版」対象作品についても引き続き実施していこうと思います。

 この“月別ランクイン候補作品”とは、自分は日頃から“どんな作品が「このミス」にランクインしそうかな?”と色々とチェックしているので、どうせならそれを刊行された月(奥付記載の月)別にまとめてしまおう!ということで始めた企画です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、作者やシリーズの「このミス」実績ごとに分けて並べています。

 なお、読んだうえでのランクインするかどうかの予想に関しては、「このミステリーがすごい!2019年版」ランキング(順位)予想の方をご覧ください。


 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第(&Amazonに作品のページが作られ次第)、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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>> 2018年8月発売の「このミス」ランクイン実績のあるシリーズ作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * シリーズ過去作品の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事
 * 作者名横のカッコ内は、作者の「このミス」20位以内ランクイン作品数

 鳥居の密室 世界にただ一人のサンタクロース / 島田荘司 (11作) * シリーズ31作目
        〈4作目「異邦の騎士」が88年5位にランクイン〉
        〈6作目「暗闇坂の人喰いの木」が91年版10位にランクイン〉
        〈7作目「水晶のピラミッド」が92年版5位にランクイン〉
        〈8作目「眩暈」が93年版15位にランクイン〉
        〈10作目「龍臥亭事件」が97年版15位にランクイン〉
        〈16作目「魔神の遊戯」が03年版16位にランクイン〉
        〈28作目「星籠の海」が14年版9位にランクイン〉


 錆びた滑車 / 若竹七海 (4作)  <感想記事はこちら>
        〈2作目「依頼人は死んだ」が01年版16位にランクイン〉
        〈4作目「さよならの手口」が16年版4位にランクイン〉
        〈5作目「静かな炎天」が17年版2位にランクイン〉

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>> 2018年8月発売の「このミス」ランクイン実績作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数

 帝都探偵大戦 / 芦辺拓 (8作)
 パズラクション / 霞流一 (3作)
 信長の原理 / 垣根涼介 (2作)
 小説の神様 あなたを読む物語(上) / 相沢沙呼 (1作) * シリーズ2作目の上巻
 歪んだ波紋 / 塩田武士 (1作)
 ただし、無音に限り / 織守きょうや (1作)
 翼竜館の宝石商人 / 高野史緒 (1作)
 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道 / 円居挽 (1作) * シリーズ2作目
 深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説 / 辻真先 (別名義で1作)
 ブロードキャスト / 湊かなえ (1作)

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>> 2018年8月発売の「このミス」ランクイン実績なしも
          21~40位に入ったことのある作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」21~40位作品数

 出版禁止 死刑囚の歌 / 長江俊和 <1作> * シリーズ2作目
 始まりの家 / 蓮見恭子 <1作>
 ボーダレス / 誉田哲也 <1作>
 冷たい檻 / 伊岡瞬 <1作>
 日傘を差す女 / 伊集院静 <1作>
 忘られのリメメント / 三雲岳斗 <1作>

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>> 2018年8月発売の
    日本推理作家協会賞(推協賞)短編部門の受賞作・候補作
    および年間傑作選アンソロジー選出作を収録した作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横のカッコ<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (「このミス」ランクイン作家の場合は省略)
 * 他の項目と重複している作品もあります

[ “” ]


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>> 2018年8月発売のミステリ(エンタメ)系新人賞受賞(候補)作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

[ “メフィスト賞”受賞 ]
 異セカイ系 / 名倉編


[ “野性時代フロンティア文学賞”受賞 ]
 永遠についての証明 / 岩井圭也

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>> 2018年8月発売の
     「このミス」で40位以内に入ったことはないものの
     「本格ミステリ・ベスト10(本)」
     「週刊文春ミステリーベスト10(春)」
     「ミステリが読みたい!(早)」
     にはランクイン経験のある作家の作品 <<

 * 「週刊文春ミステリーベスト10」は
   (「このミス」が始まった)1988年以降のランクイン作家のみ対象
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 ガラスの殺意 / 秋吉理香子 (本)(春)

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>> 2018年8月発売の「このミス」の候補かもしれない作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 帝都一の下宿屋 / 三木笙子
 呪いに首はありますか / 岩城裕明
 骸の鍵 / 麻見和史
 ざんねんなスパイ / 一條次郎
 お節介な放課後 御出学園帰宅部の献身 / 阿藤玲 * シリーズ2作目
 閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット / 木元哉多 * シリーズ3作目
 顔の見えない僕と嘘つきな君の恋 / 望月拓海
 火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ / 知念実希人 * シリーズ9作目
 サーラレーオ / 新庄耕
 潜在殺 / 渥美饒児
 バー極楽 / 遠藤彩見

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>> 2018年8月発売の宝島社作品 <<

 * 「このミス」では集計対象外(「本ミス」「文春」「早ミス」は対象)
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ


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>> Amazonに販売ページが作られる前の主な8月発売予定作品 <<

 * 作者名横の()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横の<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (ランクイン実績作家の場合は省略)


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 「このミス2019年版」月別ランクイン候補作品(2018年7月) <<< PREV


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2018年7月 4日 (水)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2018年8月)

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 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2018年版までの記録

 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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 【 2018年 8月 発売 】


  王とサーカス / 米澤穂信  <<感想記事はこちら!>>

 << 2016年版 1位 >>

   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 1位
   ・「ミステリが読みたい!」 1位
   ・「本格ミステリ・ベスト10」 3位
   ・「本屋大賞」 6位

 ★“〈ベルーフ〉シリーズ”の1作目
   .(2作目「真実の10メートル手前」も
    2017年版3位にランクイン)

 ★ 2001年、
   新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、
   編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、
   事前調査のためネパールに向かう。
   現地で知り合った少年にガイドを頼み、
   穏やかな時間を送ろうとしていた太刀洗だったが、
   王宮では国王をはじめとする王族殺害事件が勃発。
   太刀洗は早速取材を開始したが、
   そんな彼女を嘲笑うかのように、
   彼女の前にはひとつの死体が転がり……。
   『さよなら妖精』の出来事から十年のときを経て、
   太刀洗万智は異邦でふたたび大事件に遭遇する。

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  片桐大三郎とXYZの悲劇 / 倉知淳  <<感想記事はこちら!>>

 << 2016年版 7位 >>

   ・「本格ミステリ・ベスト10」 2位
   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 6位
   ・「ミステリが読みたい!」 12位

 ★ 聴覚を失ったことをきっかけに引退した
   時代劇の大スター、片桐大三郎。
   古希を過ぎても聴力以外は元気極まりない大三郎は、
   その知名度を利用して、
   探偵趣味に邁進する。
   あとに続くのは彼の「耳」を務める野々瀬乃枝。
   今日も文句を言いつつ、
   スターじいさんのあとを追う!

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  機龍警察 火宅 / 月村了衛  <<感想記事はこちら!>>

 << 2016年版 32位 >>

 ★ 「機龍警察」 「機龍警察 自爆条項
   「機龍警察 暗黒市場」 「機龍警察 未亡旅団」」に続く
   “機龍警察シリーズ”の5作目
   .(2作目が2012年版9位、3作目が2013年版3位、
    4作目が2015年版5位、
    6作目「機龍警察 狼眼殺手」が2018年版3位にランクイン)

 ★ 最新型特殊装備“龍機兵”を擁する警視庁特捜部は、
   警察内部の偏見に抗いつつ
   国際情勢のボーダーレス化に連れて変容する犯罪に
   日夜立ち向かう―
   由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作、
   特捜部入りする前のライザの彷徨を描く「済度」、
   疑獄事件捜査の末に
   鈴石主任が悪夢の未来を幻視する「化生」など、
   吉川英治文学新人賞&日本SF大賞受賞の
   “至近未来”警察小説、
   珠玉の傑作短篇集。

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
       当ブログ読了済みの8月文庫化作品 >>

  ジャッジメント / 小林由香

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