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カテゴリー「01.「このミス」完全読破(ミステリ小説)」の記事

2019年6月 7日 (金)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年7月)


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 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2019年版までの記録


 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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 【 2019年 7月 発売 】


 少女は鳥籠で眠らない / 織守きょうや  <<感想記事はこちら!>>

 << 2016年版 19位 >>

   ・「本格ミステリ・ベスト10」 18位

 ★ “木村&高塚弁護士シリーズ”の1作目

 ★ 15歳の少女に
   わいせつな行為をさせたとして
   21歳の元家庭教師が逮捕された。
   被疑者の大学生は
   何かを諦めたように本心を話さない。
   頭を抱える新米弁護士の前に現れた黒野葉月ーー
   被害者の高校生は、
   やがて途轍もない行動を起こす。
   法の奥深くへ分け入り、
   新米弁護士木村と先輩高塚のコンビが知る、
   四つの秘密。
   予測不能の事件の行方。
   加害者も、被害者もーー
   相談者たちは、一様に何かを隠している。
   鮮烈な読後感の表題作を含む
   連作リーガル・ミステリ!

 ★ 『黒野葉月は鳥籠で眠らない』を改題して文庫化

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 デブを捨てに / 平山夢明  <<感想記事はこちら!>>

 << 2016年版 29位 >>

   ・「Twitter文学賞」 9位

 ★ 「うでかでぶか」。
   借金まみれの俺は、わけのわからぬまま、
   “デブ"を、黄色いスパイダーに乗せて北へ向かった……
   表題作の「デブを捨てに」をはじめ、
   〈シュール〉な設定、乾いた〈ユーモア〉と、
   エッジの効いた〈表現〉で、
   〈最悪の状況〉に巻き込まれた男たちを、
   独特のスピード感あふれる文体で、
   泥沼のような日常を疾走するように描く。
   どこへ行くのかわからないスリルをあなたにお届けする、
   全四編の平山夢明〈最悪劇場〉。
   これぞ、小説表現の極北を目指す著者の真骨頂。
   「まあ、大変、買わなくちゃだわ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 << 「このミス」で41位以下または0票だった
       当ブログ読了済みの7月文庫化作品 >>

 プラスマイナスゼロ / 若竹七海  <<感想記事はこちら!>>
     * レーベルを変えて再文庫化
 私の消滅 / 中村文則  <<感想記事はこちら!>>

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 NEXT >>> 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年8月)

 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年6月) <<< PREV


 “「このミス」ランクイン作品文庫化リスト”の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2019年6月 3日 (月)

「このミス2020年版」月別ランクイン候補作品(2019年7月)


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 これで11年目となる“月別ランクイン候補作品”ですが、「このミステリーがすごい!2020年版」対象作品についても引き続き実施していこうと思います。

 この“月別ランクイン候補作品”とは、自分は日頃から“どんな作品が「このミス」にランクインしそうかな?”と色々とチェックしているので、どうせならそれを刊行された月(奥付記載の月)別にまとめてしまおう!ということで始めた企画です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、作者やシリーズの「このミス」実績ごとに分けて並べています。

 なお、読んだうえでのランクインするかどうかの予想に関しては、「このミステリーがすごい!2020年版」ランキング(順位)予想の方をご覧ください。


 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第(&Amazonに作品のページが作られ次第)、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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>> 2019年7月発売の「このミス」ランクイン実績のあるシリーズ作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * シリーズ過去作品の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 魔偶の如き齎すもの / 三津田信三 (5作) * シリーズ10作目
        〈3作目「首無の如き祟るもの」が08年版5位にランクイン〉
        〈4作目「山魔の如き嗤うもの」が09年版8位にランクイン〉
        〈6作目「水魑の如き沈むもの」が11年版7位にランクイン〉
        〈8作目「幽女の如き怨むもの」が13年版4位にランクイン〉
        〈9作目「碆霊の如き祀るもの」が19年版6位にランクイン〉


 うしろから歩いてくる微笑 / 樋口有介 (2作) * シリーズ12作目
        〈1作目「彼女はたぶん魔法を使う」が91年版18位にランクイン〉

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>> 2019年7月発売の「このミス」ランクイン実績作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数

 希望の糸 / 東野圭吾 (19作)
 さよならの儀式 / 宮部みゆき (17作)
 いけない / 道尾秀介 (9作)
 剣樹抄 / 冲方丁 (3作)
 あむんぜん / 平山夢明 (3作)

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>> 2019年7月発売の「このミス」ランクイン実績なしも
          21~40位に入ったことのある作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」21~40位作品数

 純子 / 赤松利市 <1作>

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>> 2019年7月発売の
    日本推理作家協会賞(推協賞)短編部門の受賞作・候補作
    および年間傑作選アンソロジー選出作を収録した作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横のカッコ<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (「このミス」ランクイン作家の場合は省略)
 * 他の項目と重複している作品もあります

[ “「ザ・ベストミステリーズ」&「ベスト本格ミステリ」選出作収録” ]
 最後のページをめくるまで / 水生大海 (本)

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>> 2019年7月発売のミステリ(エンタメ)系新人賞受賞(候補)作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

[ “”受賞作 ]


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>> 2019年7月発売の
     「このミス」で40位以内に入ったことはないものの
     「本格ミステリ・ベスト10(本)」
     「週刊文春ミステリーベスト10(春)」
     「ミステリが読みたい!(早)」
     にはランクイン経験のある作家の作品 <<

 * 「週刊文春ミステリーベスト10」は
   (「このミス」が始まった)1988年以降のランクイン作家のみ対象
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 灼熱 / 秋吉理香子 (本)(春)
 最後のページをめくるまで / 水生大海 (本)
 ファミリーランド / 澤村伊智 (早)

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>> 2019年7月発売の「このミス」の候補かもしれない作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 密室を開ける手 / 藤本ひとみ
 時喰監獄 / 沢村浩輔
 決断の刻 / 堂場瞬一
 漣の王国 / 岩下悠子

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>> 2019年7月発売の宝島社作品 <<

 * 「このミス」では集計対象外(「本ミス」「文春」「早ミス」は対象)
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ


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>> Amazonに販売ページが作られる前の主な7月発売予定作品 <<

 * 作者名横の()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横の<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (ランクイン実績作家の場合は省略)

 途中下車はできません / 山本巧次 (1作)
 風はずっと吹いている / 長崎尚志(1作)

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 「このミス2020年版」月別ランクイン候補作品(2019年6月) <<< PREV


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2019年5月31日 (金)

『W県警の悲劇』 葉真中顕 > 「このミス」完全読破 No.1068

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1068

 『W県警の悲劇』 葉真中顕

   「このミス」2020年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2019年5月28日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2019年1月>


W県警の悲劇 (文芸書)

葉真中 顕

徳間書店 2019.01.19

Amazonで詳しく見る

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 W県にあるW県警は、男尊女卑がまかり通っているなど日本中の県警の中でも特に旧態依然としていることで知られていて、県警を仕切っている“円卓会議”と呼ばれる幹部会合も、現状維持を旨とし前例にない組織改革などをとにかく嫌う事なかれ主義の集まり。  

 そんなW県警で女性警官として史上初めて警視まで登りつめた松永菜穂子は、男尊女卑的な体質を改革するのを自分の使命とし、そのために警視正へ昇進して円卓会議の正規メンバーになるべく努力していて....。

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 というわけで本作は、「洞の奥」「交換日記」「ガサ入れの朝」「私の戦い」「破戒」「消えた少女」から成る連作集です。

 各話ごとに主人公が変わることもあって、連作とはいえ全編を通して深く繋がっているわけではないものの、主人公はW県警の女性警官という共通点があり、各主人公が間接的に関わっていたりもします。

 そんな女性警官たちがそれぞれ担当することになる事件に挑んでいくのですが、捜査や取り調べの場面は事件自体がかなり謎めいているため先の読めないスリル満点な展開が繰り広げられ、女性という(W県警では特に)弱い立場にいながら奮闘する姿も描かれるなど、警察小説としての魅力が刺激的なほどに感じられました。

 そして本作の一番の特徴といえば、各話の終盤で読者をアッと驚かせるような仕掛けが炸裂することでして、そこに至るまでの物語だけでも充分に面白く読んでいたのに、驚きの真相が明かされることによってさらに身体が震えるほどの衝撃的なカタルシスを味わわされてしまいますし、注意深く読んでいても見事に騙されたりドキッとさせられてしまうくらいに捻りが効き趣向が凝らされた仕掛けとなっているのですね。

 とはいえ、中にはさすがに伏線が強引すぎるのではないかと思うような箇所もあったりして、そんなところからも現実的な警察サスペンスや人間ドラマを描くタイプなではないことがわかるため、そういったリアルさを期待して読んでしまうと人工的で荒唐無稽な物語に見えて話に入っていき辛くなってしまうかもしれません。

 ただその分エンタメ要素全開でとにかく読者を驚かせ楽しませようとする意気込みが強く伝わってきますし、社会派サスペンスを得意とする著者からすると軽く読める系の作品に思われそうですが中身の方は警察小説としても本格ミステリ作品としても(遊び心がたっぷりと詰まっていながら)一級品の読み応えがあります。

 なので、葉真中作品好きな人やサスペンス系作品が好きな人はもちろんのこと当然ですが、これまでの葉真中作品を(ジャンル的に)敬遠していた本格ミステリ好きな人にも強くお薦めしたくなる作品ですし、読めば単行本表紙に描かれた女性警官二人と同じようなニヤリとした笑顔を思わず作ってしまうほどのミステリ的快感を堪能できるのではないでしょうか。


 個人的評価 : ★★★★★ ★★★☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “葉真中顕 ”関連記事 】

  > No.1068 「W県警の悲劇」

  > No.1048 「凍てつく太陽」(後日更新予定)
  > No.0922 「コクーン」(後日更新予定)
  > No.0913 「ブラック・ドッグ」(後日更新予定)
  > No.0792 「絶叫」
  > No.0643 「ロスト・ケア」


 「魔眼の匣の殺人」今村昌弘 << PREV
             NEXT >> 「こうして誰もいなくなった」有栖川有栖

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2019年5月28日 (火)

『魔眼の匣の殺人』 今村昌弘 > 「このミス」完全読破 No.1067

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1067

 『魔眼の匣の殺人』 今村昌弘

   「このミス」2020年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2019年5月22日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2019年2月>


魔眼の匣の殺人

今村 昌弘

東京創元社 2019.02.20

Amazonで詳しく見る

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 著者の今村昌弘は、鮎川哲也賞を受賞したNo.990「屍人荘の殺人」で2017年にデビューすると、発売直後から話題を集め、(新人作家の作品がランクインするだけでも大変なことなのに)1997年版の『不夜城』(馳星周)以来史上二作目となる“デビュー作での「このミス」1位”に輝くことに。

 さらには、「本格ミステリ・ベスト10(本ミス)」と「週刊文春ミステリーベスト10(文春)」でも1位となったため(発売時期のために翌年度対象となった「ミステリが読みたい!」は2位)、ベテラン作家でもほとんど達成出来ていない“ミステリランキング三冠”をデビュー作で為し遂げるというとんでもない偉業を果たしてしまいました(ちなみに三冠達成は東野圭吾No.45「容疑者Xの献身」、米澤穂信No.748「満願」No.828「王とサーカス」に次ぐ三人目/四作目で、「このミス」「本ミス」「文春」での三冠達成は東野圭吾『容疑者Xの献身』に次いで二作目)。

 それでも勢いはまだまだ止まらず、本格ミステリ大賞を受賞し、本格ミステリ系作品に票が集まりにくい傾向の「本屋大賞」でも3位に入り、実写映画化&漫画化も決まるなど、近年のミステリ界では稀に見るほどのフィーバー状態となったのですね。

 そんな2010年代のミステリ小説を代表する一冊となった作品に続く待望のデビューニ作目にしてシリーズニ作目が本作なのですが、前作の超重要部分のネタバレは上手いこと避けられているので本作から読んでも問題なく楽しめるものの、やはり連続殺人が起きるシリーズということもあって生存確認的ネタバレにはなってしまうので、出来るだけ前作から読むことをお薦めします。

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 神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子は、二人と因縁深いものの存在自体が謎に包まれている“班目機関”の実験施設であるらしい場所の情報を得たため、W県の山奥にある好見地区に向かったところ、そこは入口がフェンスで塞がれているうえに中に入ると住民が一人も見当たらないという異様な状況。

 そのため、二人と同じタイミングで偶然または目的があって好見にやって来た男女数名と、川向こうの真雁という地区に建つ通称“魔眼の匣”を訪ねたところ、そこに住む未来を見通す予言者であるサキミが「これから二日の間に真雁で男女が二人ずつ、四人死ぬ」と予言し、しかもその直後に好見へ戻るための唯一の行路であった木橋が燃え落ちてしまって....。

 というわけで前作と同様に外界から孤立した地(クローズド・サークル)で連続殺人事件が起きるという本格ミステリの定番中の定番的な展開が繰り広げられていくのですが、今回は本物らしい予言者が二人登場するという特殊な状況にあるため、その予言が物語に大きく影響していき、単なる殺人事件に終わらないサスペンス的な盛り上がりを生み出しています。

 しかも、終盤に入り探偵役による推理披露シーンになると、予言が事件の核心に驚くほど深く侵食していたことが明かされまして、推理内容も予言の要素が様々な場面で重要な鍵となり、いくつもの伏線を回収してそれらの鍵を解いていくことにより狂気の真相が浮かび上がってくるなど、予言という特殊設定を見事なまでに活かした凄みのある本格ミステリ作品となっているのですよね。

 ただやはり前作ほどの分かりやすいインパクトはないので、前作のド派手な部分に面白さを感じた人だと今回は少々物足りなく感じてしまうかもしれません。

 とはいえ、前作が高く評価されたのは(ド派手な部分だけでなく)根幹となる本格ミステリ要素の土台がしっかりとしているうえに高レベルであったからで、本作ではそれがフロックではなく著者の実力であることを証明するほどの内容となっていますし、それでいて予言という変化球の要素を巧妙に組み込むことで本作ならではのミステリ的魅力を何十倍にも膨れ上げさせているので、本格ミステリ好きな人であれば“前作が凄すぎたからさすがに今回はどうだろうか....”という不安など瞬く間に吹き飛んでしまうくらいの面白さや本格ミステリ的刺激を堪能できるのではないでしょうか。


 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “今村昌弘”関連記事 】

  > No.1067 「魔眼の匣の殺人」
  > No.0990 「屍人荘の殺人」


 「猫には推理がよく似合う」深木章子 << PREV
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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2019年5月17日 (金)

『マーダーズ』 長浦京 > 「このミス」完全読破 No.1064

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1064

 『マーダーズ』 長浦京

   「このミス」2020年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2019年4月18日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2019年1月>


マーダーズ

長浦 京

講談社 2019.01.24

Amazonで詳しく見る

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 長浦京は、放送作家として活動していたものの、難病にかかったため闘病生活に入り、退院後に書き上げた時代小説の『赤刃』で小説現代長編新人賞を受賞して2012年に小説家デビュー。

 それから4年が経ってようやく発売されたデビュー2作目であるNo.899「リボルバー・リリー」は、「ミステリが読みたい!」で3位、「このミス」で6位、「週刊文春ミステリーベスト10」で12位にランクインし、大藪春彦賞を受賞するなど、近年では流行りのジャンルではなくなったアクション系冒険小説作品でありながらかなり高い評価を受けました。

 そしてまた新作が出ない期間が3年も続いた後でついに発売された待望のデビュー3作目となるのが本作です(ここまで発表された3作はいずれもシリーズものではないのでどの作品から読んでも大丈夫です)。

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 総合商社に勤める阿久津清春は、一度だけ会ったことのある柚木怜美がストーカーに襲われている場面に出くわし助けたところ、搬送された病院で怜美から恋人のふりを強要されることに。

 さらに、清春の過去の秘密を脅しの材料として、怜美の母が自殺に見せかけ殺され姉が行方不明となった19年前の未解決事件の真相を探るよう怜美に命令されたため、清春は同じように怜美から脅されている警察官の則本敦子と共に捜査を始めることになって....。

 そこからはこの訳あり三人組による未解決事件の捜査を中心に展開していくのですが、捜査の対象となるのは“殺人を犯しながら誰にも知られずに一般社会で普通に生活している者”となり、捜査の過程でも同じような未知の殺人者たちと次々に出会っていくことに。

 しかも、実は清春と敦子も過去に人知れず殺人を犯していて、その証拠を怜美によって脅迫の材料にされていますし、そんな怜美自身も殺人事件に加害者側として関わっていたりもするので、つまりは捜査する側もされる側も皆“一般社会に紛れた殺人者(またはそれに近い者)”という凶悪すぎる構図となっているのですね。

 そのため、(激しすぎるバイオレンスアクションが全編に渡って繰り広げられた著者の前作『リボルバー・リリー』と比べると)驚くほど直球な捜査ミステリでありながら、捜査する三人がいずれもどのように動くのか(いつ裏切ったり暴走したりするのか)わからないピリピリとした関係ということもあり、予測不能な捜査劇として圧倒されるほどの読み応えがありますし、終盤になると(『リボルバー・リリー』を読んでいた人であれば“待ってました!”と声に出してしまいそうな)バイオレンスアクション劇で熱狂的に盛り上がったりもするのです。

 ただそれ故にバイオレンス系クライムノベルが苦手な人だと話に乗りきれない感じになってしまうかもしれないものの、そうでないのであれば、意外と正統派な捜査ミステリの中にクライムノベル要素が刺激的にぶち込まれさらにバイオレンス展開でクライマックスまで昇りつめるという長浦作品ならではの面白さを身体の奥が沸騰するほどに堪能できるのではないでしょうか。


 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


  【 “長浦京”関連記事 】

  > No.1064 「マーダーズ」
  > No.0899 「リボルバー・リリー」


 「ネクスト・ギグ」鵜林伸也 << PREV/NEXT >> 「いくさの底」古処誠二

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2019年5月14日 (火)

『ネクスト・ギグ』 鵜林伸也 > 「このミス」完全読破 No.1063

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1063

 『ネクスト・ギグ』 鵜林伸也

   「このミス」2019年版 : 15位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :「エアミス研ランキング」 2位
              「本格ミステリ・ベスト10」 12位

   読了日 : 2019年4月8日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"後"

   読んだ版 : 単行本 <2018年10月>

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 著者の鵜林伸也は、本作の著者紹介欄によりますと、新人賞への応募を続けていた中で、2009年に鮎川哲也賞へ応募した長篇作品「スレイプニルは漆黒を駆ける」が編集者の目に留まったことがきっかけとなり、翌年発売のアンソロジー『放課後探偵団』に短篇「ボールがない」が収録されてデビュー。

 続いて2013年には短篇「宇宙倶楽部へようこそ!」を"ミステリーズ!"に掲載し、2018年に発売された本作にてついに単独著書デビューとなりました。

 すると、新人賞受賞作でもランクインするのは難しいことなのに、しかもミステリランキングの締め切りギリギリの10月末日発売というハンデもありながら、「本格ミステリ・ベスト10(本ミス)」で12位、「このミス」で15位にランクインするなど、新人賞を受賞したわけでもないデビュー作としては異例とも言うべき高評価を得たのです。

 ちなみに、短篇デビュー作が収められた『放課後探偵団』は、新人賞受賞以外の実績はまだなくデビュー間もないという新人作家五人(そのうち二人は単行本デビュー前)による書き下ろし学園ミステリ・アンソロジーなのですが、梓崎優が直後に発表された「このミス」でランクインを果たしたのに続き、2018年版では相沢沙呼が、昨年(2019年版)には似鳥鶏と本作の著者がランクインし、今のところ唯一「このミス」未ランクインの市井豊も2013年版で23位とランクインまであとわずかなところまでいっているので(「本ミス」には五人全員がランクイン)、今からすると先見の明に優れた新人アンソロジー作品だったことが分かりますね。

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 2003年にメジャーデビューしたロックバンド<サウザンドリバー>は、全国的な知名度は低いとはいえ高い演奏技術とカリスマ性を併せ持つバンドとして熱狂的なファンを獲得しながら、ボーカルの病死をきっかけに2010年に解散。

 バンドの中心的存在だったギタリストのクスミトオルは、二年間の消息不明を経て新メンバーと共にバンド<赤い青>を結成し、自身が経営するライブハウスを中心に活動して再び人気を集めていたものの、ある日のライブ中のステージ上でボーカルのシノハラヨースケが胸に千枚通しを刺されて殺され、しかも衆人環視の中だったのにも関わらず犯人が分からなくて....。

 というわけで本作はロックバンドの物語なのですが、バンドメンバーやスタッフたちのロックに懸ける熱い想いが情熱的に描かれ、成長物語や友情物語などのドラマ性も心に響いてくるものがありますし、そんな中でCDが売れずバンドを続けていくことが難しい状況であるなど今の時代だからこそのロックバンドを取り巻く情勢もリアルに描いているなど、ロックバンドの理想と現実のどちらもが魅力的に映し出されていくので、ロックバンド物語としての完成度はかなり高いように思います。

 となると、そこにミステリ要素が加わったとしても、申し訳程度の謎や推理でしかなかったりとか、ミステリ要素が無理矢理強引にねじ込まれているだけなのではないかと斜に構えて思ってしまいがちではありますが、本作の場合は(ランクイン実績が証明するように)謎や推理やトリックなどのミステリ要素は本格派で読み応え充分ですし、ロックバンド物語とミステリ要素は“ロックとは何なのか”という共通命題で強く結び付いているため、ロックバンド(音楽)ミステリとしての完成度も超一級なのですよね。

 ただそういった作品だからこそ、ロックに全く興味がなかったり毛嫌いしているような人だと作品世界に入っていきづらいかもしれないものの、ロック好きな人はもちろん興味がある程度の人であってもロック魂と本格ミステリ魂とが激しく共鳴し合った本作の面白さを身体の芯から堪能できるのではないでしょうか。


 個人的評価 : ★★★★★ ★☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


 「フーガはユーガ」伊坂幸太郎 << PREV/NEXT >> 「マーダーズ」長浦京

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

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2019年5月 7日 (火)

「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年6月)


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 「このミステリーがすごい!」にランクインする作品というのは、ほとんどが単行本やノベルスで刊行された作品なので、“文庫化されてから読んでみよう”と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

 なので、「このミス」の1~20位にランクインした作品、およびあと一歩でランクインを逃した作品(21~40位)の文庫化リストを、文庫版発売月別にまとめてみたいと思います。


 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 * シリーズ作品紹介文中の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 * シリーズ作品のランクイン実績は、2019年版までの記録


 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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 【 2019年 6月 発売 】


 狩人の悪夢 / 有栖川有栖  <<感想記事はこちら!>>

 << 2018年版 6位 >>

   ・「本格ミステリ・ベスト10」 2位
   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 4位
   ・「ミステリが読みたい!」 4位

 ★ “火村英生シリーズ”の24作目
   (16作目「乱鴉の島」も2007年版19位、
    23作目「鍵の掛かった男」も
    2016年版8位にランクイン)

 ★ 「俺が撃つのは、人間だけだ」
   彼は、犯罪を「狩る」男。
   臨床犯罪学者・火村英生と、
   相棒のミステリ作家、アリスが、
   悪夢のような事件の謎を解き明かす!
   人気ホラー小説家・白布施に誘われ、
   ミステリ作家の有栖川有栖は、
   京都・亀岡にある彼の家、
   「夢守荘」を訪問することに。
   そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。
   しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、
   白布施のアシスタントが住んでいた
   「獏ハウス」と呼ばれる家で、
   右手首のない女性の死体が発見されて……。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ジェリーフィッシュは凍らない / 市川憂人  <<感想記事はこちら!>>

 << 2017年版 10位 >>

   ・「鮎川哲也賞」 受賞
   ・「本格ミステリ・ベスト10」 3位
   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 5位
   ・「ミステリが読みたい!」 12位

★ “〈マリア&漣〉シリーズ”の1作目
   .(2作目「ブルーローズは眠らない」も2018年版11位、
    3作目「グラスバードは還らない」も2019年版10位
    にランクイン)

 ★ 特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた
   小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。
   その発明者であるファイファー教授を中心とした
   技術開発メンバー6人は、
   新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の
   最終確認試験に臨んでいた。
   ところが航行試験中に、
   閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が
   死体となって発見される。
   さらに、自動航行システムが暴走し、
   彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。
   脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。
   21世紀の『そして誰もいなくなった』登場!
   精緻に描かれた本格ミステリにして
   第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いまさら翼といわれても / 米澤穂信  <<感想記事はこちら!>>

 << 2018年版 17位 >>

   ・「週刊文春ミステリーベスト10」 8位
   ・「ミステリが読みたい!」 11位
   ・「本格ミステリ・ベスト10」 16位

 ★ 「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」
   「遠まわりする雛」「ふたりの距離の概算
   に続く“〈古典部〉シリーズ”の6作目

 ★ 神山市が主催する合唱祭の本番前、
   ソロパートを任されている千反田えるが
   行方不明になってしまった。
   夏休み前のえるの様子、
   伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、
   課題曲、ある人物がついた嘘―
   折木奉太郎が導き出し、
   ひとりで向かったえるの居場所は。
   そして、彼女の真意とは?(表題作)。
   奉太郎、える、里志、摩耶花―
   “古典部”4人の過去と未来が明らかになる、
   瑞々しくもビターな全6篇!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  審判 / 深谷忠記

 << 2006年版 18位 >>

   ・「日本推理作家協会賞」 候補

 ★ 柏木喬は、女児誘拐殺人犯として
   懲役十五年の判決を受けた。
   刑を終えて出所した彼は、
   ホームページの中で意図的に冤罪を被ったと主張。
   殺された女児の母親・古畑聖子に向けて
   意味深なメッセージを送り、
   自白に追い込んだ元刑事・村上の周辺に
   頻繁に現れる。
   柏木は本当に無実なのか?
   予想外の展開、衝撃の真相。

 ★ 新装版として再文庫化

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 << 「このミス」で41位以下または0票だった
       当ブログ読了済みの6月文庫化作品 >>

 ビビビ・ビ・バップ / 奥泉光
 双蛇密室 / 早坂吝  <<感想記事はこちら!>>
 ヒッキーヒッキーシェイク / 津原泰水
 ギフト / 日明恩  <<感想記事はこちら!>>
     * 新装版として再文庫化
 〔少女庭国〕 / 矢部嵩  <<感想記事はこちら!>>

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 「このミス」ランクイン作品文庫化リスト(2019年5月) <<< PREV


 “「このミス」ランクイン作品文庫化リスト”の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2019年5月 4日 (土)

「このミス2020年版」月別ランクイン候補作品(2019年6月)


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 これで11年目となる“月別ランクイン候補作品”ですが、「このミステリーがすごい!2020年版」対象作品についても引き続き実施していこうと思います。

 この“月別ランクイン候補作品”とは、自分は日頃から“どんな作品が「このミス」にランクインしそうかな?”と色々とチェックしているので、どうせならそれを刊行された月(奥付記載の月)別にまとめてしまおう!ということで始めた企画です。

 ここでは、とりあえず「このミス」の対象になりそうな作品をピックアップして、作者やシリーズの「このミス」実績ごとに分けて並べています。

 なお、読んだうえでのランクインするかどうかの予想に関しては、「このミステリーがすごい!2020年版」ランキング(順位)予想の方をご覧ください。


 << この記事は現時点で未完の状態なので、情報を仕入れ次第(&Amazonに作品のページが作られ次第)、新たに対象作品を追加していく予定です(追加情報は「このミス」完全読破 説明&読破本リストの“更新情報”欄に書いていきます) >>

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>> 2019年6月発売の「このミス」ランクイン実績のあるシリーズ作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * シリーズ過去作品の作品名部分のリンク先は、当ブログ感想記事

 今昔百鬼拾遺 天狗 / 京極夏彦 (11作) * シリーズ番外編
        〈1作目「姑獲鳥の夏」が95年版7位にランクイン〉
        〈2作目「魍魎の匣」が96年版4位にランクイン〉
        〈3作目「狂骨の夢」が96年版9位にランクイン〉
        〈4作目「鉄鼠の檻」が97年版7位にランクイン〉
        〈5作目「絡新婦の理」が98年版4位にランクイン〉
        〈6作目「塗仏の宴」が99年版19位にランクイン〉
        〈7作目「陰摩羅鬼の瑕」が04年版20位にランクイン〉
        〈8作目「邪魅の雫」が07年版12位にランクイン〉


 鮎川哲也探偵小説選II / 鮎川哲也 (1作) * シリーズ2作目
        〈1作目「鮎川哲也探偵小説選」が18年版15位にランクイン〉

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>> 2019年6月発売の「このミス」ランクイン実績作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数

 炎天夢 東京湾臨海署安積班 / 今野敏 (5作) * シリーズ12作目
 DEVIL'S DOOR / 東山彰良 (3作)
 アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係 / 大倉崇裕 (3作) * シリーズ5作目
 いつかの岸辺に跳ねていく / 加納朋子 (3作)
 119 / 長岡弘樹 (2作)
 大坂の陣 / 岡田秀文 (1作) * シリーズ3作目
 君待秋ラは透きとおる / 詠坂雄二 (1作)
 旧友再会 / 重松清 (1作)
 K2 復活のソロ / 笹本稜平 (1作)

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>> 2019年6月発売の「このミス」ランクイン実績なしも
          21~40位に入ったことのある作家の作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ内は、過去の「このミス」21~40位作品数

 虚構推理 スリーピング・マーダー / 城平京 <3作> * シリーズ3作目
 ハッピーアワーは終わらない / 東川篤哉 <2作> * シリーズ2作目
 警察庁私設特務部隊KUDAN / 神野オキナ <1作>
 捜査一課殺人班イルマ オーバードライヴ / 結城充考 <1作> * シリーズ4作目
 出身成分 / 松岡圭祐 <1作>

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>> 2019年6月発売の
    日本推理作家協会賞(推協賞)短編部門の受賞作・候補作
    および年間傑作選アンソロジー選出作を収録した作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ
 * 作者名横のカッコ()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横のカッコ<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (「このミス」ランクイン作家の場合は省略)
 * 他の項目と重複している作品もあります

[ “” ]

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>> 2019年6月発売のミステリ(エンタメ)系新人賞受賞(候補)作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

[ “”受賞作 ]


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>> 2019年6月発売の
     「このミス」で40位以内に入ったことはないものの
     「本格ミステリ・ベスト10(本)」
     「週刊文春ミステリーベスト10(春)」
     「ミステリが読みたい!(早)」
     にはランクイン経験のある作家の作品 <<

 * 「週刊文春ミステリーベスト10」は
   (「このミス」が始まった)1988年以降のランクイン作家のみ対象
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 みどり町の怪人 / 彩坂美月 (本)

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>> 2019年6月発売の「このミス」の候補かもしれない作品 <<

 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ

 綾峰音楽堂殺人事件 / 藤谷治
 九度目の十八歳を迎えた君と / 浅倉秋成
 ぬるくゆるやかに流れる黒い川 / 櫛木理宇
 魔法使ひ / 堀川アサコ
 サリエルの命題 / 楡周平
 慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス / 丸山正樹 * シリーズ3作目
 ガラスの城壁 / 神永学
 美しすぎる教育評論家の依頼 / 叶紙器
 Iターン 2 / 福澤徹三 * シリーズ2作目
 福沢諭吉の事件簿(1・2) / 鷲田小彌太
 渡辺啓助探偵小説選I / 渡辺啓助

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>> 2019年6月発売の宝島社作品 <<

 * 「このミス」では集計対象外(「本ミス」「文春」「早ミス」は対象)
 * 作品名部分のリンク先は、「Amazon」の詳細ページ


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>> Amazonに販売ページが作られる前の主な6月発売予定作品 <<

 * 作者名横の()内は、「このミス」20位以内ランクイン作品数
 * 作者名横の<>内は、過去の「このミス」21~40位作品数
   (ランクイン実績作家の場合は省略)


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 「このミス2020年版」月別ランクイン候補作品(2019年5月) <<< PREV


 「月別ランクイン候補作品」の一覧は、「このミス」完全読破 読破本リストにてご覧ください。


  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2019年4月30日 (火)

平成の作家別「このミス」ランクイン作品数ベスト10

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 2019年4月30日(この記事の更新日)にて平成が終わり、翌日から元号が令和に変わります

 そこでその記念として、平成の間に「このミステリーがすごい!」(以下「このミス」)にランクインした作品数の多い作家のランキング(ベスト10)を作ってみました


 * 「このミス」におけるランクインとはベスト20に入った作品のことです

 * 今回は平成の期間内に発表された「このミス」(1989年~2019年版)のランキングが対象なので、1988年(昭和63年)の創刊号および2020年版(2019年/令和元年)以降にランクインした作品(作家)は対象外となります

 * 2018年11月~2019年4月に発売された作品は“平成に発売された作品”ではありますが、この期間に発売された作品が対象となる「このミス」ランキングは令和元年の12月に発表となるので、当記事のランキングでは対象外となります

 * 「このミス」は、1990年より翌年度表記(満年齢から数え年)に変更しているので、例えば“2019年版”は“2018年(平成30年)”のランキングとなっています

 * 平成の期間に限定しない“作家別ベスト20作品数ランキング”、および“作家別1位作品数ランキング” “ベスト5作品数ランキング” “ベスト10作品数ランキング”などは、「このミス」完全読破 説明&読破本リスト(このミス資料集)をご覧ください

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【 平成の作家別「このミス」ランクイン作品数ベスト10 】


 * 対象 : 1989年~2019年版(2018年)のランクイン作品(作家)

 * タイトル部分のリンク先 : 当ブログの感想記事

 * このベスト10に入った作家のうち東野圭吾と大沢在昌の二人が平成最初(1989年)と最後(2019年版)の両方の年でランクインしていますが、他に原尞(りょう)と有栖川有栖の二人も平成の最初と最後の年にランクインしています

 * しかも原りょうに至っては両方の年で1位となっているので、「このミス」的には”原りょうの1位で平成の幕を開け、原りょうの1位で平成を締める”という結果に

       

<< 1位 >>   東野 圭吾   18作品


鳥人計画

名探偵の掟

「どちらかが彼女を殺した」

秘密

「白夜行」

「片想い」

超・殺人事件

「トキオ (時生)」

「ゲームの名は誘拐」

「殺人の門」

容疑者Xの献身

赤い指

聖女の救済

新参者

麒麟の翼

祈りの幕が下りる時

虚ろな十字架

「沈黙のパレード」


15位

3位

13位

9位

2位

15位

5位

18位

11位

18位

1位

9位

18位

1位

20位

10位

19位

4位


平成元年

平成08年

平成08年

平成10年

平成11年

平成13年

平成13年

平成14年

平成15年

平成15年

平成17年

平成18年

平成20年

平成21年

平成23年

平成25年

平成26年

平成30年


1989年

1997年版

1997年版

1999年版

2000年版

2002年版

2002年版

2003年版

2004年版

2004年版

2006年版

2007年版

2009年版

2010年版

2012年版

2014年版

2015年版

2019年版

       

<< 2位 >>   宮部 みゆき   17作品


魔術はささやく

「レベル7」

龍は眠る

「返事はいらない」

火車

「蒲生邸事件」

「理由」

「クロスファイア」

「あやし ~怪~」

模倣犯

「R.P.G.」

名もなき毒

「楽園」

小暮写眞館

ソロモンの偽証

ペテロの葬列

「希望荘」


9位

14位

4位

20位

2位

4位

3位

15位

14位

1位

19位

6位

8位

8位

2位

7位

9位


平成02年

平成02年

平成03年

平成03年

平成04年

平成08年

平成10年

平成10年

平成12年

平成13年

平成13年

平成18年

平成19年

平成22年

平成24年

平成26年

平成28年


1991年版

1991年版

1992年版

1992年版

1993年版

1997年版

1999年版

1999年版

2001年版

2002年版

2002年版

2007年版

2008年版

2011年版

2013年版

2015年版

2017年版

       

<< 3位 >>   大沢 在昌   15作品


氷の森

新宿鮫

毒猿 新宿鮫II

「B・D・T 掟の街」

屍蘭 新宿鮫III

無間人形 新宿鮫IV

「天使の牙」

「雪蛍」

氷舞 新宿鮫IV

「闇先案内人」

「心では重すぎる」

「砂の狩人」

狼花 新宿鮫IX

絆回廊 新宿鮫X

「漂砂の塔」


14位

1位

2位

4位

15位

16位

10位

9位

10位

6位

17位

4位

4位

4位

12位


平成元年

平成02年

平成03年

平成05年

平成05年

平成05年

平成07年

平成08年

平成09年

平成13年

平成13年

平成14年

平成18年

平成23年

平成30年


1989年

1991年版

1992年版

1994年版

1994年版

1994年版

1996年版

1997年版

1998年版

2002年版

2002年版

2003年版

2007年版

2012年版

2019年版

       

<< 4位 >>   米澤 穂信   14作品


さよなら妖精

「犬はどこだ」

夏期限定トロピカルパフェ事件

ボトルネック

インシテミル

儚い羊たちの祝宴

秋期限定栗きんとん事件

追想五断章

折れた竜骨

リカーシブル

満願

王とサーカス

真実の10メートル手前

いまさら翼といわれても


20位

8位

10位

15位

10位

17位

10位

4位

2位

7位

1位

1位

3位

17位


平成16年

平成17年

平成18年

平成18年

平成19年

平成21年

平成21年

平成21年

平成23年

平成25年

平成26年

平成27年

平成28年

平成29年


2005年版

2006年版

2007年版

2007年版

2008年版

2010年版

2010年版

2010年版

2012年版

2014年版

2015年版

2016年版

2017年版

2018年版

       

<< 5位 >>   伊坂 幸太郎   13作品


「ラッシュライフ」

「陽気なギャングが地球を回す」

重力ピエロ

アヒルと鴨のコインロッカー

「チルドレン」

グラスホッパー

死神の精度

ゴールデンスランバー

マリアビートル

夜の国のクーパー

死神の浮力

キャプテンサンダーボルト

「ホワイトラビット」


11位

6位

3位

2位

16位

18位

12位

1位

6位

19位

5位

19位

2位


平成14年

平成15年

平成15年

平成16年

平成16年

平成16年

平成17年

平成20年

平成22年

平成24年

平成25年

平成27年

平成29年


2003年版

2004年版

2004年版

2005年版

2005年版

2005年版

2006年版

2009年版

2011年版

2013年版

2014年版

2016年版

2018年版

  * 「キャプテンサンダーボルト」は阿部和重との共著
       

<< 6位 >>   佐々木 譲   12作品


エトロフ発緊急電

五稜郭残党伝

ストックホルムの密使

「昭南島に蘭ありや」

うたう警官 (笑う警官)

制服捜査

警官の血

暴雪圏

北帰行

警官の条件

代官山コールドケース

「犬の掟 (警官の掟)」


4位

15位

2位

20位

10位

2位

1位

8位

15位

8位

14位

19位


平成元年

平成03年

平成06年

平成07年

平成17年

平成18年

平成19年

平成21年

平成22年

平成23年

平成25年

平成27年


1989年

1992年版

1995年版

1996年版

2006年版

2007年版

2008年版

2010年版

2011年版

2012年版

2014年版

2016年版

       

<< 7位 >>   北村 薫   11作品


空飛ぶ馬

夜の蝉

秋の花

「六の宮の姫君」

「冬のオペラ」

「スキップ」

「ターン」

「盤上の敵」

「街の灯」

「ニッポン硬貨の謎」

鷺と雪


2位

2位

12位

18位

6位

7位

14位

8位

18位

14位

11位


平成元年

平成02年

平成03年

平成04年

平成05年

平成07年

平成09年

平成11年

平成15年

平成17年

平成21年


1989年

1991年版

1992年版

1993年版

1994年版

1996年版

1998年版

2000年版

2004年版

2006年版

2010年版

       

<< 7位 >>   京極 夏彦   11作品


姑獲鳥の夏

魍魎の匣

「狂骨の夢」

「鉄鼠の檻」

「絡新婦の理」

「嗤う伊右衛門」

「塗仏の宴」

「巷説百物語」

「陰摩羅鬼の瑕」

「邪魅の雫」

死ねばいいのに


7位

4位

9位

7位

4位

7位

19位

20位

20位

12位

12位


平成06年

平成07年

平成07年

平成08年

平成09年

平成09年

平成10年

平成11年

平成15年

平成18年

平成22年


1995年版

1996年版

1996年版

1997年版

1998年版

1998年版

1999年版

2000年版

2004年版

2007年版

2011年版

       

<< 7位 >>   麻耶 雄嵩   11作品


翼ある闇

「夏と冬の奏鳴曲」

「鴉」

「木製の王子」

神様ゲーム

貴族探偵

隻眼の少女

メルカトルかく語りき

貴族探偵対女探偵

さよなら神様


12位

17位

16位

12位

11位

5位

20位

4位

7位

13位

2位


平成03年

平成05年

平成09年

平成12年

平成16年

平成17年

平成22年

平成22年

平成23年

平成25年

平成26年


1992年版

1994年版

1998年版

2001年版

2005年版

2006年版

2011年版

2011年版

2012年版

2014年版

2015年版

       

<< 10位 >>   法月 綸太郎   10作品


頼子のために

「一の悲劇」

「ふたたび赤い悪夢」

「二の悲劇」

「法月綸太郎の新冒険」

生首に聞いてみろ

怪盗グリフィン、絶体絶命

キングを探せ

ノックス・マシン

挑戦者たち


16位

19位

18位

10位

11位

1位

8位

8位

1位

12位


平成02年

平成03年

平成04年

平成06年

平成11年

平成16年

平成18年

平成24年

平成25年

平成28年


1991年版

1992年版

1993年版

1995年版

2000年版

2005年版

2007年版

2013年版

2014年版

2017年版

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  >>> 「このミス」完全読破 説明&読破本リスト <<<

2019年4月25日 (木)

『らんちう』 赤松利市 > 「このミス」完全読破 No.1059

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.1059

 『らんちう』 赤松利市

   「このミス」2020年版 : ?位

   受賞(候補) :

   総合ランキング :

   年度ランキング :

   読了日 : 2019年3月12日

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表"前"

   読んだ版 : 単行本 <2018年11月>


らんちう

赤松 利市

双葉社 2018.11.21

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 「藻屑蟹」で大藪春彦新人賞の記念すべき初代受賞者となり、昨年(2018年)発売されたデビュー作『鯖』が(「このミス」でランクインまであと少しの25位となったのを始めとして)一部から熱狂的な評価を受け話題を集めた赤松利市によるデビュー二作目です。

 "リゾート旅館の総支配人が殺された"との通報を受けて警察が現場である旅館に向かうと、総支配人室に絞殺された死体が。

 通報もした従業員が犯行を認めたものの、なんとその場にいた従業員六人(一人は元従業員)全員が協力して総支配人を殺害したと自供し始めて....。

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 そこからは、容疑者六人それぞれが、犯行前後の行動、そして犯行に至るまでの状況について自供していくのですが、そこで語られるのは、醜く不潔で大食漢というまさにキモデブな容姿、部下に対する理不尽で無神経で高圧的な態度、気弱なくせに傲慢で自尊心が強く我が儘でサディスティックな性格など、これなら殺されてもしかたないなと思ってしまうほどに酷すぎる総支配人の人間性なのです。

 とはいえ、六人が共謀して一人の人間を殺すという余程のことがない限り起きないであろう事件の割には、そんな犯行に至るほどの強い殺意が誰からも感じられないので、読者も取り調べしている刑事も次第にモヤモヤした心情になっていきますし、容疑者たち自身についての供述に入っていくと、相対的貧困層の実態や洗脳色の強い自己啓発セミナーなどについて語られ始めるので、それによってますます読んでいて困惑していく事態に。

 さらに終盤になって今度は関係者の証言が語られ始めると、最初の頃には想像もつかなかったような人間関係や事件の構図(つまりは真相)がゾクゾクするほどの不気味さと共に浮かび上がってくるのですね。

 そういった感じの作品なので、センセーショナルな殺人事件で幕を開けたにしてはミステリ的にもサスペンス的にもそこまでガッツリとした読み応えはなく、事件の大まかな真相も途中で予想しやすいと思うので、殺人事件の謎や推理などが中心のミステリ劇(またはサスペンス劇)を期待して読んでしまうと拍子抜けしてしまうかもしれません。

 とはいえ、真の殺害動機には“まさかそんなことが一番のきっかけだったとは....”と唖然としてしまうほどの“風が吹けば桶屋が儲かる”的な捻くれた意外性があります(なので読む前にはネタバレが書いてある単行本の裏帯になるべく目を向けない方が良いかも)。

 それになにより全編が容疑者たちの自供(および関係者たちの証言)による一人語りのセリフだけで構成されていることによって、得体のしれない歪な不気味さが効果的に膨れ上がっていくように感じられるなど、一癖も二癖もある変わった物好きの人向けとでも言うべき作品なので、多くの人が楽しめるタイプではなさそうではありますが、好きな人であれば本作から生み出される魅惑の沼にどっぷりとはまってしまうのではないでしょうか。


 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆

 * 個人的評価は、減点方式ではなく加点方式となっています
   (★の数が少なくても面白くなかったということではありません)
  個人的評価の詳しい説明・評価基準は
  「このミス」完全読破 説明&読破本リストにてご確認ください


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